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ヤマハ、ルーター用DNSセキュリティー拡張ライセンス「YSL-CLDDNS」を発表。クラウド連携で通信速度への影響を抑制

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ヤマハ、ルーター用DNSセキュリティー拡張ライセンス「YSL-CLDDNS」を発表。クラウド連携で通信速度への影響を抑制

ヤマハ株式会社は、同社製ルーター向けの新製品として、DNSセキュリティー拡張ライセンス「YSL-CLDDNS」を2026年11月17日に発売すると発表しました。ライセンスキーを設定することで、ルーター配下の端末による悪意ある通信先や不正カテゴリーへのアクセスを遮断し、通信スループットへの影響を最小限に抑えながらマルウェア感染や情報漏えい対策を導入できます。

目次

製品概要

「YSL-CLDDNS」は、ヤマハルーターに専用のライセンスキーを設定することで、DNSセキュリティー機能を拡張するライセンス製品です。セキュリティーチェックはクラウド上の「ヤマハセキュリティーサーバー」で実施されるため、ルーター本体の処理負荷によるスループット低下を最小限に抑えられます。これにより、10Gbpsなどの高速インターネット回線環境下でも通信速度への影響を抑えつつセキュリティー対策を講じることが可能です。

拡張後のルーターは、DNSリカーシブ機能を通じてヤマハセキュリティーサーバーと連携します。ルーター配下に接続された端末は、機種やOSを問わずすべてのDNSトラフィックが監視・制御の対象となります。端末が悪意のある通信先や不正なカテゴリーへアクセスを試みた際にはブロックページへリダイレクトされ、社内ネットワークにおけるマルウェア感染や情報漏えいを未然に防ぎます。セキュリティーチェックの脅威エンジンには、OpenText Threat Intelligence(旧Webroot BrightCloud)を採用しています。

Mr.ガジェット

セキュリティー判定をクラウド側で実行する設計なので、ルーターの通信速度への負荷を抑えられる点が注目されます。

Ms.ガジェット

ルーターの買い替えなしに、キー設定だけで配下の全端末に対策を適用できる手軽さが気になります。

Web GUIとCLIによる管理・カスタマイズ機能

導入後の設定や運用状態の確認は、ヤマハルーターのWeb GUIおよびCLIの双方から行えます。標準のセキュリティーポリシーをそのまま適用できるほか、ダッシュボード等で現在の状況を把握できます。

状態確認画面で参照可能な情報は以下の通りです。

  • 脅威の種類ごとの検出数
  • 端末ごとの検出数
  • ドメインごとの検出数
  • イベント履歴

さらに、CLIを使用することでセキュリティーポリシーの詳細なカスタマイズにも対応します。カスタマイズ項目として、脅威レベルや脅威種別単位で通信を許可する「脅威ポリシー」、カテゴリーレベルやカテゴリー種別単位で通信を許可する「遮断カテゴリーポリシー」、特定のIPアドレスやドメイン名を例外的に許可する「遮断例外ポリシー」、社内サーバーなどヤマハセキュリティーサーバーへ問い合わせを行わないドメイン名を指定する「遮断スプリットポリシー」が用意されています。

Ms.ガジェット

Web GUIで手軽に状況を見つつ、CLIなら社内サーバー向けの除外など細かいポリシー調整までできるのが柔軟ですね。

多層防御の構成と専用サポート窓口

ヤマハは、ルーター本体のファイアウォール(FW)や不正侵入検知(IDS)、PC等の端末におけるエンドポイントセキュリティー(Microsoft Defenderなど)に加え、本ライセンスによるDNSセキュリティーを組み合わせる多層防御を提唱しています。入口、内部、出口の各段階で防御策を配置することで、総合的なセキュリティー環境を構築できます。

多層防御の概念を図解し、入口対策、内部対策、出口対策の各段階とセキュリティー要素の関係を示した図版版面

また、購入者向けには専用サポート窓口が開設されます。運用開始前の初期設定から、運用中のポリシー変更や状態確認で生じた課題の解決までを支援します。各ルーターライセンスにはこの専用サポートの利用権が付属しており、追加料金なしで利用可能です。

サポート窓口の案内とサポート内容をオペレーターのイラストとともに示した案内図版
Mr.ガジェット

専用のサポート窓口利用権がライセンス自体に含まれている構成になっています。

Ms.ガジェット

初期設定や運用中のポリシー変更まで追加料金なしで相談できるのは、専門担当者がいない環境だと心強いです。

ラインアップと価格・利用条件

ライセンスは対応ルーターおよび有効期間(1年・5年)ごとに分かれており、2026年11月17日に発売されます。対応ルーターはRTX840およびRTX1300で、利用には同日リリース予定の最新ファームウェアへのリビジョンアップが必要です。対応ルーターについては今後追加対応を検討するとしています。

品名品番対応ルーター有効期間価格(税込)税抜価格
クラウドDNSセキュリティー ルーターライセンス(R2) 1年YSL-CLDDNS-R2-1YRTX8401年33,000円30,000円
クラウドDNSセキュリティー ルーターライセンス(R3) 1年YSL-CLDDNS-R3-1YRTX13001年99,000円90,000円
クラウドDNSセキュリティー ルーターライセンス(R2) 5年YSL-CLDDNS-R2-5YRTX8405年165,000円150,000円
クラウドDNSセキュリティー ルーターライセンス(R3) 5年YSL-CLDDNS-R3-5YRTX13005年495,000円450,000円
「YSL-CLDDNS」ライセンス一覧
Ms.ガジェット

利用には発売日の最新ファームウェア適用が必須なので、導入手順としてファーム更新を忘れないようにしたいところです。

  • 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。
ヤマハ、ルーター用DNSセキュリティー拡張ライセンス「YSL-CLDDNS」を発表。クラウド連携で通信速度への影響を抑制

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