株式会社ワクワクコミュニケーションズは、運営する恋愛マッチングサービス「ワクワクメール」の利用者男女400名を対象に実施した「ヤンデレ」に関するアンケート調査結果を発表しました。調査によると、「ヤンデレ」という言葉の意味を知らないと答えた人は全体の55%にのぼり、ヤンデレな異性に対して好意的な回答をした割合は男性が50%、女性が26%と男女間で24ポイントの差が開く結果となっています。
「ヤンデレ」の言葉の認知度と本調査での定義
調査において「ヤンデレ」という言葉の意味を知っているか尋ねたところ、全体の55%が「知らない」と回答しました。男女別では男性の58%、女性の52%が「知らない」と回答しており、男女ともに過半数が意味を把握していない状況が示されています。
「知っている」と答えた割合は全体の28%、「なんとなく知っている」は17%でした。両方を合算した認知層は男性が42%、女性が48%です。「知っている」単独の回答割合を比較すると女性が32%、男性が24%で、女性のほうが8ポイント高くなっています。
なお、本調査における「ヤンデレ」の意味について、発表元は「相手を想う気持ちが強くなりすぎて、独占欲や執着として表れる様子」として設定しています。

Mr.ガジェットネットスラングとして定着している印象がありましたが、半数以上が知らないという結果は日常会話での認識のズレを示していますね。
Ms.ガジェット漫画やアニメでよく見かける言葉でも、一般的な恋愛マッチングの場では意味を共有できていない前提で捉える必要がありそうです。
自己認識と「メンヘラ」との区別
自身にヤンデレな面があると思うか尋ねた設問(有効回答364名:男性184名、女性180名)では、「ない」が全体の72%(男性75%、女性68%)で多数を占めました。一方で「少しある」は24%、「強くある」は4%となり、合算した28%が自覚を持っています。「少しある+強くある」の合計は男性25%に対し女性32%で、女性が7ポイント上回りました。「強くある」と回答したのは男性3%、女性5%でした。
似た言葉として扱われる「メンヘラ」との違いについての設問では、全体の52%(男性51%、女性53%)が「違いはわからない」と回答しました。違いを挙げた項目では、男性は「依存の強さ」が22%で女性の14%より8ポイント高く、女性は「攻撃性の有無」が20%で男性の17%を上回る傾向が確認されています。


Mr.ガジェット自覚の有無では7割以上が「ない」としつつ、メンヘラとの違いについては半数以上が区別できていない点が共通しています。
Ms.ガジェット男性は依存、女性は攻撃性に違いを見出す傾向があるのも、受け止め方の着眼点が分かれていて興味深いです。
ヤンデレに関連する行動の該当率と男女差
ヤンデレにつながりそうな行動のうち、自分に当てはまる項目(複数回答)を質問したところ、全体で最多となったのは「当てはまらない」の39%でした。ただし性別による差異が大きく、男性は50%が当てはまらないと答えたのに対し、女性は29%にとどまり、21ポイントの開きが生じています。
具体的な行動項目の結果は以下の通りです。

- 感情の起伏が激しい:全体18%(男性8%、女性28%)
- 深夜でも連絡したくなる:全体17%(男性15%、女性20%)
- 恋人の異性の友人が許せない:全体14%(男性12%、女性16%)
- LINEが長文になる:全体13%(男性10%、女性16%)
- 相手の言いなりになる:全体10%(男性7%、女性13%)
提示された行動項目のすべてで女性の該当率が男性を上回る結果となりました。特に「感情の起伏が激しい」項目は女性28%に対して男性8%と、3.5倍の差が記録されています。男性側で最も割合が高かった行動は「深夜でも連絡したくなる」の15%でした。
ヤンデレな異性に対する好意度の調査結果
ヤンデレな異性が好きかどうかを尋ねた設問(有効回答326名:男性165名、女性161名)では、全体で「あまり好きではない」が34%で最多となり、「少しなら好き」が29%、「嫌い」が28%、「好き」が9%と続きました。
男女別に集計した結果は以下の表にまとめられています。

| 回答区分 | 男性(165名) | 女性(161名) | 全体(326名) |
|---|---|---|---|
| 好き | 10% | 7% | 9% |
| 少しなら好き | 40% | 19% | 29% |
| 好意派計(好き+少しなら好き) | 50% | 26% | 38% |
| あまり好きではない | 30% | 37% | 34% |
| 嫌い | 20% | 37% | 28% |
| 否定派計(あまり好きではない+嫌い) | 50% | 74% | 62% |
男性は「少しなら好き」が40%で最も多く、「好き」の10%と合わせて好意的な意見が半数の50%を占めました。これに対し、女性で好意的な回答をしたのは「好き」7%と「少しなら好き」19%を合わせた26%にとどまりました。否定的な回答(「あまり好きではない」「嫌い」の合計)は女性が74%、男性が50%となっています。
Mr.ガジェット男性は「少しなら好き」を含めると半数が好意的であるのに対し、女性は7割以上が否定的という大きな開きが出ています。
Ms.ガジェット想いが強いことへの好感度が男女でここまで分かれると、相手との関係性や距離感の保ち方に慎重になりそうです。
今回の調査概要
発表されたアンケート調査の実施条件および概要は以下の通りです。
- 調査期間:2026年11月3日〜11月4日
- 調査方法:インターネットアンケート
- 調査対象:ワクワクメールを利用している男女400名(男性200名・女性200名)
- 有効回答数:400名(設問により未回答を除いた有効回答数で集計。Q2は364名、Q5は326名)
- 回答形式:単一選択/複数選択
- 調査実施主体:ワクワクメール
- 調査会社:株式会社ワクワクコミュニケーションズ
なお、構成比の数値は小数点以下を四捨五入して算出されているため、合計が100%にならない場合があります。
Ms.ガジェットマッチングサービスの利用者を母集団にした調査なので、恋愛への関心が高い層のリアルな感覚として参考になります。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。


感情の起伏の項目で男女に3.5倍の差がついている一方、男性側で深夜の連絡を気にする割合が目立っているのが印象的でした。