株式会社ユビレジは、自社が提供するクラウドPOSレジ「ユビレジ」において、株式会社ヤプリの事前注文・決済サービス「Yappli MobileOrder Takeout」との連携を開始しました。本連携により、ユビレジを導入している店舗は、LINEを活用したテイクアウト販売チャネルを構築できるようになります。利用客は来店前に自身のLINEアカウントから注文とオンライン決済を完了させ、店頭では受取のみを行えます。注文に伴う会計情報はユビレジへ自動で同期されるため、店舗側は店内飲食とテイクアウトの売上データを一元的に管理可能です。

連携の概要と背景
今回の連携は、テイクアウト利用時の顧客体験向上と店舗側のオペレーション負荷軽減を目的としています。利用者は専用アプリを別途インストールすることなく、LINEアプリ上のミニアプリからメニューの閲覧、注文、決済までを完了できます。店頭での注文受付や金銭の受け渡しが発生しないため、レジ周辺の混雑緩和につながる仕組みです。
また、政府が2027年4月から2年間にわたり飲食料品の消費税率を1%に引き下げる方針を示していることを受け、店内飲食とテイクアウトの税率差拡大に伴う持ち帰り需要の増加を見据えた対応でもあります。店舗はLINEを通じて利用者との接点を維持できるため、購買後の再来店やリピート注文を促すコミュニケーション基盤としても活用できます。
Ms.ガジェット店外での事前決済によりレジ作業が削減されるだけでなく、注文データがPOSに直結するため二重入力の手間が生じません。
「Yappli MobileOrder Takeout」の主要機能と特徴
「Yappli MobileOrder Takeout」は、株式会社ヤプリが提供し、グループ会社の株式会社ヤプリフードコネクトが開発・運営を手掛けるサービスです。テイクアウトだけでなく、多様な受け取り形態や施設規模に応じた設定に対応しています。
- 受取方式の自由設定:店頭受取、予約注文、デリバリーなどの受取方法を店舗に合わせて選択可能
- 受注管理機能:受取日の指定、締切時間の設定、受取通知やリマインダー配信に対応
- 店内飲食(先払い)機能:カフェやファストフードのほか、フードコート、学生食堂、社員食堂などの複数店舗施設に対応(食券機併用も可能)
- 税率自動切替と会計分離:店内飲食選択時に標準税率へ自動で切り替わり、施設内の店舗ごとに会計を分割
- 会員証連携:会員証機能「MembersCard」と連携し、注文・決済からCRM(顧客管理)までを一元化
- データ分析:標準機能として売上分析ツールを搭載
Ms.ガジェット単一のテイクアウト受付にとどまらず、店内飲食時の先払いや会員証連携までカバーしている点がシステム構成上の特徴です。
機能比較と対応条件
注文形態ごとの税率処理やデータ集約の流れは以下の通り整理されています。テイクアウトと店内飲食の両形態を導入する場合でも、ユビレジ側で売上データが統合されます。
| 項目 | テイクアウト利用 | 店内飲食(先払い)利用 |
|---|---|---|
| 注文・決済チャネル | LINEミニアプリ経由(店外からの事前注文・決済) | LINEミニアプリ経由(先払い対応、食券機併用可) |
| 税率の扱い | 軽減税率適用(将来的な税率差にも対応想定) | 標準税率へ自動切替 |
| 受取・提供形態 | 店頭受取、予約注文、デリバリー設定 | 店内での飲食提供(複数店舗施設での会計分離に対応) |
| 売上データの連携先 | ユビレジへ自動反映・集約 | ユビレジへ自動反映・店舗別集計 |
Ms.ガジェットイートインと持ち帰りで適用税率が分かれる運用でも、注文画面の種別選択に応じて税率計算と売上集計が自動処理されます。
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