ミガロホールディングス株式会社の子会社である株式会社TIEROは、点在するシステムとデータをつなぎ、AIで業務全体を動かすAIオーケストレーションシステム「rheo(レオ)」のサービス販売を開始しました。提供開始に合わせてコーポレートサイトの全面リニューアルも実施しています。
AIオーケストレーションシステム「rheo」の概要と開発背景
「rheo(レオ)」は、既存の各種システムに大幅な改修を加えることなく、分散したシステムとデータをつないでAIで業務全体を支える仕組みです。個別業務を効率化する「点」のAIにとどまらず、CRMや周辺システムを横断してデータと業務の流れをつなぐ「線」のAIを目指して開発されました。

事業や営業活動の変化に伴い、CRMやSFAなどのシステムには継続的な変更や改善が求められます。しかし、運用や保守、改善には多くの工数や専門人材が必要となり、導入後の運用負荷が課題となっていました。TIEROは、AIを活用して運用・保守・改善にかかる作業を削減し、導入企業自身が継続的に改善できる状態をつくるために本システムを構築したと説明しています。
Mr.ガジェット既存システムを大幅に作り直さずに連携させるアプローチは、導入時の初期ハードルを抑えたい企業にとって確認しやすい観点ですね。
Ms.ガジェット既存ツールを活かしたまま、運用の手間をどれだけ減らせるのかが気になります。
「rheo」が備える3つの特徴
rheoには、業務の正確性や運用保守の効率化を支援する3つの主要な特徴が備わっています。
- 既存システムを活かしたデータと業務の接続:全体をリプレイスせず、CRM/SFAや基幹システムなどの既存IT資産を活かして点在するデータとプロセスをつなぎます。
- システム制御による正確性の担保:生成AIに全ての判断を委ねず、データ取得や計算、権限、承認などをシステム側で制御することで、プロンプトスキルに依存しない安定した運用を目指します。
- AIによる運用・保守・改善の工数削減:事業変化に伴うシステムの変更作業や定型業務の一部をAIが支援・自動化し、作業工数の削減を図ります。

Mr.ガジェット生成AIに丸投げするのではなく、計算や承認などの正確性が問われる部分をシステム側で制御する仕組みが明記されています。
Ms.ガジェット指示文の書き方に頼り切らずに済む設計なら、現場での運用のブレも少なそうですね。
TIEROの提供サービス体系とコーポレートサイトのリニューアル
rheoの提供開始に伴い、TIEROはコーポレートサイトを全面リニューアルしました。同社は「構想から実装、定着まで。AIを前提としたSIで、ビジネスを再設計する会社」として事業を再定義し、提供価値を2つの領域に整理しています。


- Business Integration:SalesforceをはじめとするCRM/SFAの導入・定着支援を起点に、商品・契約、業務プロセス、基幹システムまでを横断して構想・実装・運用まで伴走する支援領域。
- rheo – AI ORCHESTRATION:点在するシステム・データ・業務を接続し、導入後の運用・保守・改善までをAIによって支援するソリューション領域。
サイト上では、顧客接点から販売・購買、SCM、ERP・基幹システムに至る支援領域の全体像を可視化したほか、課題解決プロセスや成果を紹介する「CASE STUDY」コンテンツを新設したと案内されています。

- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

CRM単体の支援にとどまらず、基幹領域までつなげて事例を公開していく姿勢はわかりやすいです。