ティアック株式会社の音響機器ブランドTASCAMは、業務用CDプレーヤー「CD-200MKII」およびBluetoothレシーバーを搭載した業務用CDプレーヤー「CD-200BTMKII」を2027年1月下旬に発売すると発表しました。自社開発のオーディオ専用CDドライブや10秒のショックプルーフメモリーを搭載し、新たにオートキューやオートレディなどの再生機能を備えています。
業務用の定番機として学校や公共施設、店舗などで導入されてきた従来機「CD-200」および「CD-200BT」の後継として開発されたモデルです。CD再生機器の選択肢が市場で減少する状況において再生環境を継続して支えるとともに、ホールやイベントPA、バンケットなどの幅広い設備音響の現場に対応するため、新たな運用機能が追加されています。

| 品名 | 型名 | 税抜価格 | 税込価格 | 国内発売時期 |
|---|---|---|---|---|
| 業務用CDプレーヤー | CD-200MKII | 70,000円 | 77,000円 | 2027年1月下旬 |
| Bluetooth®レシーバー搭載 業務用CDプレーヤー | CD-200BTMKII | 80,000円 | 88,000円 | 2027年1月下旬 |
「CD-200MKII」の仕様と再生機能
「CD-200MKII」は、音楽CDの規格であるCD-DAに加え、データCDに書き込まれたWAVファイルおよびMP3ファイルの再生に対応する業務用CDプレーヤーです。さまざまなファイル形式の音源が持ち込まれる設備現場において柔軟な音源再生を可能にします。
再生モードとしては「連続」「シャッフル」「プログラム」の3種類を備え、リピート再生機能とあわせて多様な再生順序の設定に対応します。本体にはオーディオCDおよびデータCDの再生速度を微調整できるピッチコントロール機能も搭載されています。
Ms.ガジェットデータCDでの対応ファイルはWAVとMP3に限定されており、MP2ファイルは本機では読み込めない仕様となっています。
「CD-200BTMKII」のBluetooth連携と対応フォーマット
「CD-200BTMKII」は、ワイヤレス再生に対応するBluetoothレシーバーを内蔵した上位モデルです。音声コーデックはQualcomm aptX、AAC、SBCをサポートしており、スマートフォンやタブレットなどの送信機器から無線伝送された音声を再生できます。

Bluetooth機器のペアリング情報は最大8台まで本体に登録できます。本体前面のデバイスセレクト機能を使用することで接続機器を切り替えることができ、通信が切断された場合でも別の送信機器へスムーズに切り替えて音声を送出できます。さらに、現在接続している送信機器の名称を本体のディスプレーに表示する機能を備えており、本体側のみで接続状況の把握が可能です。
ディスク再生機能としてはCD-DAのほか、データCDのWAV、MP3、MP2ファイル再生に対応しています。MP2形式への対応は「CD-200BTMKII」固有の仕様です。CD再生モードは「連続」「ランダム」「シングル」「プログラム」の4種類が用意され、リピート再生やピッチコントロール機能も利用できます。
Ms.ガジェット最大8台のペアリング情報保持と本体ディスプレイでの機器名確認により、複数の持ち込み端末を切り替えて運用する設備での利便性を確保しています。
両機種共通の自社製ドライブと音飛び防止機構
「CD-200MKII」と「CD-200BTMKII」の両機種には、自社開発の高品質なトレー式オーディオ専用CDドライブが搭載されています。専用設計の機構を採用することにより、安定したディスクの読み取りと高い信頼性を実現したとしています。

オーディオCDの再生時には、振動などによる音飛びを回避する10秒のショックプルーフメモリーが機能します。ディスクから読み取った音声データを10秒分まで本体内部のメモリーに蓄積しながら出力するため、外部からの衝撃によって一時的に読み込みが中断した場合でも、蓄積データを送出することで音切れを防ぎ、読み込み復旧後に再びメモリーへの蓄積を行います。

Ms.ガジェットショックプルーフメモリーの10秒間保護はオーディオCD再生時を対象としており、設置環境の振動による音声の中断リスクを低減します。
現場運用を支援する追加機能と出力系統
従来機種である「CD-200」および「CD-200BT」からの主な機能追加として、音頭出しを正確に行う「オートキュー」、曲終了時に次のトラックの先頭で待機する「オートレディ」、指定位置へ瞬時に戻る「コール」、電源を入れると同時に設定トラックの再生を開始する「パワーオンプレイ」が搭載されました。

音声出力端子には、設備音響で標準的に用いられるアナログ出力(RCAピンジャック)に加え、COAXIAL端子およびOPTICAL端子によるデジタル出力を備えています。各種ミキサーやアンプなどの周辺機器に合わせた接続が可能です。
Ms.ガジェットオートキューやコールなどの追加機能は、曲頭の素早い頭出しや特定ポイントへの即時復帰が求められるイベントPAや舞台音響の進行に適しています。
販売チャンネルと発売時期
「CD-200MKII」および「CD-200BTMKII」は、ともに2027年1月下旬の国内発売を予定しています。販売経路は、全国の設備機器代理店ならびにティアックの公式オンラインストアであるティアックストアを通じて展開されます。
Ms.ガジェット一般的な家電量販店ルートではなく、音響設備代理店および直営のティアックストアを中心とした業務用流通経路で取り扱われます。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。
