バイドゥ株式会社は、2026年10月29日にGoogle 渋谷オフィスにて、AI音声入力とバイブコーディングをテーマにしたビジネスミートアップ「AI音声入力Simejiビジネスミートアップ|声で打つ時代へ、AIが変える仕事の仕方」を開催しました。キーボードによる文字入力に代わり声でAIへ指示を伝える業務効率化手法に焦点を当てたイベントです。

ビジネスミートアップの開催概要と来場状況
本イベントは、IT企業のプロダクトマネージャー(PM)、エンジニア、経営者、ITフリーランスなどを対象に参加者を募集したところ、事前申し込みが募集定員に達して受付を終了しました。当日は会場に55名が来場し、業務へのAI音声入力やバイブコーディングの導入方法について関心が集まりました。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | AI音声入力Simejiビジネスミートアップ|声で打つ時代へ、AIが変える仕事の仕方 |
| 開催日時 | 2026年10月29日(木)18:30〜21:00(18:00開場) |
| 会場 | Google 渋谷オフィス |
| 主催 | Simeji(バイドゥ株式会社) |
| 協力 | Google Cloud |
| 来場者数 | 55名 |
Mr.ガジェットIT企業のPMやエンジニアを対象に募集して定員に達した点から、開発実務における音声入力への関心の高さがうかがえます。
Ms.ガジェット55名が来場されたとのことですが、現場でどのように業務へ取り入れられるのか具体的な運用の話が気になります。
専門家と運営責任者が登壇した3つのセッション
イベント前半では、AI技術を活用した業務効率化や新しい開発手法を紹介する3本のプログラムが実施されました。株式会社デジライズ、Google Cloud、そしてSimeji運営責任者がそれぞれのテーマで登壇しました。
株式会社デジライズ 茶圓将裕氏「音声入力×バイブコーディング」
株式会社デジライズ代表取締役CEOの茶圓将裕氏は「音声入力×バイブコーディング」と題したセッションを担当しました。AIを活用して自然言語からプログラムを作成するバイブコーディングと音声入力を組み合わせた、新しい開発スタイルに関するライブデモが披露されました。

Mr.ガジェット自然言語からコードを生成するバイブコーディングと音声入力を組み合わせる手法は、キーボードを叩く従来の開発風景とは大きく異なる点に注目しています。
Ms.ガジェット声で指示を出しながらコーディングを進めるスタイルが、実際の開発スピードや精度にどう影響するのか気になるところです。
Google Cloud 守谷孝弘氏「AIエージェント時代の業務構築」
Google Cloud AI事業本部 ゲーム・メディア・エンタメ領域 AI事業統括の守谷孝弘氏によるセッションでは、AIエージェント時代における業務構築をテーマに解説が行われました。AI技術がビジネス現場へもたらす構造的な変化について紹介されました。

Ms.ガジェットAIエージェントが日常業務に入り込んでくるときに、既存の業務フローをどのように再構築すべきかという議論は非常に実用的だと感じます。
Simeji 古谷由宇「非エンジニアPMが"作れる"日・AI音声入力ライブデモ」
Simeji運営責任者の古谷由宇によるセッションでは、AI音声入力を活用した仕事の進め方が取り上げられました。従来のキーボード入力にとらわれず、声を使ってAIに指示を伝える直感的な作業体験を伝えるため、実際の入力ライブデモを交えて説明されました。

Mr.ガジェットキーボード入力ではなく声で指示を出すことで、非エンジニアのプロダクトマネージャーでも直感的に作業できる環境をデモで示した点が興味深いです。
Ms.ガジェット文章作成だけでなく指示出しの手段として音声入力を活用する場面は、実際の作業スピード感を含めて見てみたくなります。
パネルディスカッション「AIで変わる仕事の作り方」
イベント後半には、登壇者3名によるパネルディスカッション「AIで変わる仕事の作り方」が催されました。AIエージェントの普及に伴う業務フローの変化や、AI音声入力とバイブコーディングを組み合わせた効率化の可能性について意見交換が行われました。

ディスカッションでは、専門的なプログラミング知識が必要とされていた領域において非エンジニアが挑戦しやすくなる点や、人間がアイデアを考案しAIが実行支援を担う働き方など、単なる作業短縮にとどまらない仕事の進め方そのものの変革が論点となりました。

Mr.ガジェット専門知識が必要だった作業をAIが肩代わりし、人がアイデア出しに集中するという分担のあり方が具体的に議論されています。
Ms.ガジェットAIを単なる省力化ツールではなく、仕事の進め方そのものを変革する存在として捉える議論は現場目線でも示唆に富んでいます。
Simeji PC AI音声入力に新機能「議事録機能」を2026年11月追加予定
イベント内において、Simeji運営責任者の古谷氏より「Simeji PC AI音声入力」の追加機能として「議事録機能」が2026年11月にリリース予定であることが発表されました。Simeji PC AI音声入力は、話し言葉に含まれる「あー」「えっと」といった不要なつなぎ言葉の除去や自然な文章への整形を備えたPC向けサービスで、今回の新機能により利用場面のさらなる拡大を目指します。

Mr.ガジェットつなぎ言葉の除去や文章整形機能を持つPC版に、2026年11月予定として議事録機能が加わることで、会議用途での活用が一気に広がりそうです。
Ms.ガジェット「あー」「えっと」を自動で省いてくれる既存の仕組みが、そのまま複数人の発言が交わされる議事録作成でどう活きてくるのか楽しみです。
参加者同士の懇親会と交流の様子
すべてのセッションとパネルディスカッションが終了した後、登壇者と参加者による懇親会が開催されました。AI技術の業務活用に関心を持つ企業関係者やエンジニアが集まり、情報交換や参加者間のネットワーキングが行われました。

Ms.ガジェットセッション後の交流会で参加者同士がどのような課題感や実務アイデアを共有していたのか、現場のリアルな空気感が伝わってきます。
きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」とPC版の特徴
「Simeji」はバイドゥ株式会社が提供するきせかえ顔文字キーボードアプリです。2026年11月時点で同社調べによるiOS版とAndroid版の合算ダウンロード数は8,000万件を記録しています。20万語以上の顔文字やキーボードのきせかえ、エフェクト機能、連発コメ機能などを搭載しています。
PC向け製品である「Simeji AI音声入力(PC版)」は、2026年6月29日にリリースされたWindowsおよびmacOS対応のソフトウェアです。料金体系は基本無料で、Pro機能は有料となっています。主に以下の4つの特徴を備えています。
- 18年分の日本語入力知見:同音異義語、カタカナ語、Z世代の言葉、トレンドワード、絵文字・顔文字に対応。「あー」「えっと」などのつなぎ言葉や言い間違いを検知して自然な日本語に整形し、大阪弁や博多弁などの方言も標準語へ変換可能。
- 小音入力:消音レベルの小さな声でも聞き取りと整形に対応し、周囲に配慮が必要な環境でも音声入力が可能。
- シーン別テイスト調整:LINE、X、メール、会議メモ、レポートのほか、コンテキストに基づく変数・関数・ファイル名認識やショートカット・画像リソース参照を伴うコーディングまで、用途に合わせて文章テイストを自動調整。
- 日本チームによるサポート:日本国内チームによる日本ユーザー向けサポート体制を提供。
Mr.ガジェットPC版では変数や関数名の認識といったコーディング向け調整や、小音入力に対応するなど、オフィス実務に配慮した設計が特徴的です。
Ms.ガジェット周囲を気にせず使える消音レベルの入力や、方言の標準語変換まで備えている点は、日常のビジネスシーンで試してみたくなります。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

開発手法から業務構築、入力デモまで三者三様の視点が並んでいて、それぞれの立ち位置からのアプローチに興味を惹かれます。