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SHIRO & Co.、子どもの好奇心から教養・問い・創造をつなぐプロジェクト「NOT YET」と実験環境「ひみつの車庫」を公開

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黒い背景の中央に大きく英字ロゴが配置され、その上下にメッセージテキストとボタン状の要素が並ぶウェブ画面の図版。

株式会社SHIRO & Co.は、子どもの好奇心を起点に教養、問い、創造をつなぐ教育・創作プロジェクト「NOT YET」と、自由な発想や試行錯誤を支えるデジタル実験環境「ひみつの車庫」を公開しました。

目次

プロジェクトの概要と背景

「NOT YET」は、子どもの適性を早期に見極めたり将来の職業を決定づけたりすることを目的とせず、「何をしてみたいのか」「なぜ、そうなっているのか」「自分なら、どうつくるのか」という個々の関心を出発点とする取り組みです。文学、歴史、科学、芸術、社会などの知識や文化に出会い、自ら問いを立てて創作や実験へつなげる学びの創出を目指しています。

黒い背景の中央に大きく英字ロゴが配置され、その上下にメッセージテキストとボタン状の要素が並ぶウェブ画面の図版。

生成AIによって文章や画像、音楽、映像の制作が身近になる環境において、同社はAIの操作技術の習得にとどまらず、前提となる教養や問いを立てる力、個人の意思による創造を重視する姿勢を掲げています。読み書きや計算といった基礎学習の重要性を前提にしつつ、「学んでから何かをする」形式ではなく、「何かをしたいから必要なことを学ぶ」という好奇心起点での教養教育の可能性を提示しています。

Mr.ガジェット

生成AIの操作方法だけを教えるのではなく、制作の前提となる知識や教養、自発的な問いを起点にする点をプロジェクトの主軸としています。

Ms.ガジェット

AI時代だからこそ、操作手順よりも先に何を考えたいかという内発的な動機に目を向けているのが印象的です。

NOT YETが提案する3つの学習サイクル

NOT YETでは、以下の3つの経験を循環させる学習モデルを提案しています。

  • Encounter(出会う):興味や違和感を入口に、文学、歴史、哲学、科学、音楽、映画、社会など未知の領域に触れ、教養を問いを深めるための出会いとして捉えるプロセス
  • Question(問う):「なぜそうなるのか」「別の可能性はないか」といった疑問を自身の言葉で表し、答えが出ないことや問いの変化も含めて学びとするプロセス
  • Create(つくる):小説、音楽、映像、アニメ、ゲーム、街の設計、道具やサービスの発明など、AIを含む各種ツールを用いて具現化し、不足した知識があれば再び学びに立ち返るプロセス

この循環を通じて教養と創造を結びつける構成をとっています。AIのプロンプトに関しても単なる操作命令ではなく思考や問いを言語化する表現手段と位置づけており、生成された回答の疑義や修正、あるいはAIを使用せずに自力で創作する選択肢を含め、人間の意思を尊重する方針を明文化しています。

Ms.ガジェット

出会う・問う・つくるの3段階を往復しながら、制作に必要な知識をその都度学び直せる設計になっているのですね。

デジタル実験環境「ひみつの車庫」と研究資産の展開

同時公開された「ひみつの車庫」は、子どもたちの興味や探究心を出発点に、関心の言語化、観察、試行、振り返りを行うデジタル実験環境です。今回提供されたものは保護者や教育者の見守りを前提とした実験版であり、子ども単独で完結する教育サービスではないことが明記されています。

同社がこれまで行ってきたAIと人間社会に関する横断的研究資産を、子どもの関心に応じた教材へ展開する構想も示されています。古典文学や哲学、神話などの問いを現代の視点で捉え直す「Classics Meaning Layer」や、学校評価と社会で求められる能力の差異を観測する「Education–Employment Gap Observatory」などを通じ、正解の暗記ではなく本質的な問いを考える題材として活用する方針です。

Mr.ガジェット

「ひみつの車庫」は完成された教育プログラムではなく、保護者や教育者の見守りのもとで試行錯誤を行う実験版として公開されています。

Ms.ガジェット

既存の研究資産を子ども向けの問いとして再構成しつつ、まずは見守り前提の実験環境として展開される点に慎重さを感じます。

未確定な状態の尊重と今後のワークショップ展開

プロジェクトの背景には、すべての子どもが早期に将来の関心を見出しているわけではないことや、希望する対象が現存の職業・社会制度にない場合があるという課題認識があります。将来の夢の保有や起業を求めるのではなく、「まだ決まっていない」という状態そのものを尊重する姿勢をとっています。

今後は小学校高学年を中心に、地域の学習教室や教育関係者と連携した少人数の創作・探究ワークショップの実施を検討しています。子どもの興味を適性判定や能力の序列化に用いることはせず、本人の意思と保護者の同意のもとで安全面やプライバシーに配慮しながら検証を進める計画です。

Ms.ガジェット

子どもの興味を適性の数値化や選別に使わない方針が明記されているため、ワークショップがどのような形式で検証されるのか注目したいです。

  • 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。
黒い背景の中央に大きく英字ロゴが配置され、その上下にメッセージテキストとボタン状の要素が並ぶウェブ画面の図版。

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