読書アプリ「Savage(サベージ)」のリニューアル版が2026年11月4日にリリースされました。本に線を引いても数か月経つと印象に残った箇所を思い出せないといった状況に対し、紙の本で残した一節や読書メモをもとにAIと対話できる環境を提供します。対応プラットフォームはiPhone、iPad、Mac、Androidです。

抜粋と読書メモを基点に対話するAI機能
本機能のAIは、一般的な書籍全体の要約を提示するのではなく、利用者が実際に残した抜粋や読書メモの内容を踏まえて対話相手となります。対話の流れや仕組みとして以下の要素が用意されています。
- 会話はAIの問いかけから開始:抜粋からAIが2〜3個の論点を選定し、元になった一文をカード形式で提示したうえで「どれについて話しますか?」と尋ねます。
- 忘れていた一文との再会:対話の流れに適した抜粋がある場合、AIがカード形式で表示します。
- AI Botの参加:個性の異なるAI Botを対話に呼ぶことで、1人で読んだ書籍でも読書会のように語り合うことができます。
Mr.ガジェット一般的なあらすじ解説ではなく、自分で残した一節やメモからAIが問いを作ってくれるアプローチですね。
Ms.ガジェット読んだ当時に気になった文がカードで提示されると、何を考えて線を引いたのか思い出すきっかけになりそうです。
一節のテキスト化と複数書籍をまとめる「Mix」機能
紙の書籍のページを撮影して範囲を指定する操作により、該当の一節がテキスト化されます。その際に思いついた考えなどは、読書メモとして書き添えることが可能です。
さらに、異なる書籍の抜粋や読書メモをひとつの共通テーマにまとめられる「Mix」機能を備えています。個別の1冊だけでなく、作成したMixを対象にしてAIと対話を進めることもできます。
本棚管理や書き出しなどの付属機能と提供条件
書籍管理やデータ連携に関するその他の機能は以下の通りです。
- バーコード読み取りによる本棚への登録
- タイムライン表示
- 画像・PDF・CSV形式でのデータ書き出し
- 姉妹アプリ「Savage Note」への引用
アプリの料金体系は基本無料となっており、一部機能は有料の「Savage Pro」として提供されます。AIと対話する機能の利用にはログインが必要で、無料アカウントでは20会話まで利用可能です。
Mr.ガジェット基本機能は無料で使えますが、AI対話はログイン必須で無料枠が20会話までという上限条件があります。
Ms.ガジェットまず無料で20会話分試してみて、自分の読書メモとAIの対話スタイルが噛み合うかを確かめられるのは分かりやすい設計ですね。
読書会や書店との店頭連携
外部連携企画として、読書会の主催者に向けて抜粋とメモをPDF形式で持ち寄って語り合う活用方法を提案しているほか、書店に対しては名刺サイズのアプリカード設置や共同企画の提案を募集しています。
Ms.ガジェット抜粋やメモをPDFで出力して実際の読書会に持ち寄れる仕組みは、感想を共有する場でも手元の記録が役立ちそうです。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

異なる本から集めた抜粋をひとつのテーマに束ねてAIと対話できるMix機能は、複数の書籍を横断して読み返したいときに面白そうですね。