株式会社ロビットは、2026年10月22日から23日に東京たま未来メッセで開催された「新技術創出交流会2026 技術・製品展示会」への出展レポートを公開しました。ブースでは、AI外観検査ソリューション「TESRAY Gシリーズ」や現場に合わせた個別開発の取り組みをカタログと映像で紹介しました。

「新技術創出交流会2026 技術・製品展示会」の開催概要
「新技術創出交流会2026 技術・製品展示会」は、技術連携による新たな事業創出や共同開発パートナーの探索を目的として開催された展示会です。ものづくりからAIまで幅広い技術分野から、200社を超える企業が出展しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 新技術創出交流会2026 技術・製品展示会 |
| 主催 | 公益財団法人 東京都中小企業振興公社 |
| 会期 | 2026年10月22日(木)〜 2026年10月23日(金) |
| 会場 | 東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター) |
出展内容と「TESRAY Gシリーズ」の特徴
ロビットの展示ブースでは、AI外観検査・空中落下型選別ソリューション「TESRAY Gシリーズ」を紹介しました。食品から小型工業部品まで、大量の対象物を瞬時に検査するシステムです。
- 空中両面撮影による全周検査: 対象物が落下する僅かな瞬間に、特許取得済みの高解像度撮像機構が全方位から状態を捉えます。
- 「異常の程度」による多段階選別: 単なるOK/NG判定ではなく、変形や傷の程度を4段階で判定し、歩留まりを最大化する柔軟な運用に対応します(特許取得済み)。
- 同系色の異物混入の排除: 色だけでなく歪みなどの特徴量から、良品と色が似通った石、虫、植物片などの異物を高精度に排除します。
主な検査対象物として、工業部品では樹脂ペレット、金属ワッシャ、セラミック部品などが挙げられます。また食品・農産分野では、カット野菜、ナッツ類、香辛料、生薬、乾物、魚卵、米穀などに対応しています。
Mr.ガジェット落下中の全周撮影や4段階での異常判定など、ラインの歩留まりに直結する仕組みが特許として組み込まれています。
Ms.ガジェットOKとNGの2択だけでなく、変形や傷の程度を4段階で分けられる運用は実際の生産管理で使い勝手が気になります。
現場の課題に応じるカスタマイズ開発の紹介
ブースでは標準製品の紹介に加え、顧客の検査対象物や生産ラインに合わせて設計する個別開発の取り組みも展示されました。標準製品での対応が難しい形状や素材の対象物、既存設備との連携が必要な現場に向けて、AI・ソフトウェア・ハードウェアを一体で設計する開発体制を整えています。

会場内では、顧客の現場に合わせて開発した検査システムの事例を映像で案内し、検査対象物や設備の条件に応じた設計の考え方が提示されました。
Ms.ガジェット標準機で対応しにくい素材や既存ラインへの組み込みまで、ハードとソフトを一体で設計してもらえるのは現場視点で心強いです。
展示結果と大阪拠点のデモスペース案内
会期中は製造業を中心に多くの来場者がブースを訪れました。検品作業の負担や担当者ごとの判定のばらつきといった検査工程の課題、自社の検査対象物への応用や既存ラインへの組み込みに関する相談が寄せられたとのことです。
なお、「TESRAY Gシリーズ」の実機は大阪拠点に併設されたデモスペースで体験可能です。検査対象物を持ち込んで実際の検査精度や操作性を確認できる環境が用意されています。
Mr.ガジェット展示会での相談を受けて、大阪の拠点で実際のワークを持ち込んで試せる場が用意されています。
Ms.ガジェット自社で扱う部品や食品で実際にどの精度が出るか、持ち込んで実機で確認できるのは導入検討を進めやすいポイントですね。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

200社以上が参加した展示会で、ものづくりとAIを組み合わせた連携がテーマになっていたのですね。