Revopointは2026年10月22日、家具や自動車部品、人体、工業設備などの大型対象物向け3Dスキャナー「RANGE 3」および「RANGE 3 Pro」の予約販売を開始しました。VCSEL近赤外構造光技術を基盤とし、最大4×4×4mの測定サイズに対応しています。
予約販売とキャンペーン価格
発売にあわせて先行予約期間中の5%OFFキャンペーンが実施されています。さらに専用クーポンの利用で追加2%OFFが適用される案内がなされています。なお、追加割引のクーポンコードについて、リリース本文中には「REVOPRRG3」、告知画像内には「PPS10」と異なる文字列が記載されており、原資料内で表記の不一致が確認されます。

| モデル | 先行予約価格 | 通常価格 |
|---|---|---|
| RANGE 3 | 57,570円 | 60,600円 |
| RANGE 3 Pro | 70,775円 | 74,500円 |
Mr.ガジェット先行予約の5%割引に加え、クーポンによる2%割引が案内されていますが、本文と画像でコード表記が異なっています。
Ms.ガジェット購入を検討する際は、入力時にどちらのコードが適用されるか確認しておきたいですね。
RANGE 3シリーズ共通の大型対象物スキャン機能
RANGE 3シリーズは、中型から大型の対象物を効率的にデジタル化する目的で設計されています。最大4×4×4mの対象物に対応し、動作距離は最長1,000mm、1フレームあたりのスキャン範囲は最大687×672mmです。家具や人体、車両関連部品、大型造形物などを広い視野で捉えます。
対象物表面の色やテクスチャ情報を利用するカラートラッキングにも対応しています。幾何学的な形状特徴が少ない対象物であっても、表面の模様や色彩の変化を補助情報として活用することで、位置追跡を安定させることが可能です。
「RANGE 3 Pro」固有の11本平行レーザーと高精度スキャン
上位モデルの「RANGE 3 Pro」は、VCSEL近赤外構造光に加えて11本の赤外線平行レーザーラインを搭載しています。レーザーモード時の体積精度は0.03mm + 0.2mm × L(m)に対応し、局所的な形状や細部を高精度に取得できます。従来の構造光ではスキャンが難しかった黒色や光沢のある対象物にも対応の選択肢を広げます。

RANGE 3 Proでは、レーザー照射時に対象物の色やテクスチャ特徴を利用したマーカーレストラッキングが可能です。表面に十分な色彩や模様があれば、マーカーを貼り付けることなく点群データを位置合わせできるため、準備の手間を抑えてリバースエンジニアリングなどの工程に移行できます。
Mr.ガジェットProモデルは広範囲を捉えるVCSEL構造光と、細部を高精度に記録する11本平行レーザーを1台で切り替えて使用できます。
Ms.ガジェット黒いパーツや光沢面など、これまでの光スキャンで難しかった対象にもマーカーなしで対応できるのは便利に思えます。
データ出力形式とモバイル連携
取得した3Dデータは、STL、OBJ、PLY、FBX、GLTF、3MFといった形式で出力できます。これにより、3Dプリントや製品設計、リバースエンジニアリング、デジタルアーカイブなどの後工程へシームレスに連携できます。
スマートフォンとの連携にも対応しており、マグネット式スマートフォンホルダーやバッテリーグリップを組み合わせることで、ケーブルに縛られないモバイルスキャン環境を構築可能です。
Ms.ガジェットSTLやOBJなど定番フォーマットに対応していて、スマホと連携したコードレス運用ができるのも取り回しが良さそうです。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

最大4m四方のサイズまで捉えられると、家具や車体パーツのような大きなものを扱う際に作業がしやすそうです。