株式会社PR TIMESは、2026年11月2日(月)付の組織変更および人事異動を決定したと発表しました。各部門の目的と責任範囲を明確にし、事業成長および業績目標の達成に向けた体制づくりを進めるとしています。
組織変更の概要
今回の組織変更では、提供終了を予定しているツールのサポート体制整備、営業機能の統合による横断提案体制の構築、管理部門の専門性強化、カスタマーサポート事業における新領域の推進を軸とした再編が行われました。
Mr.ガジェット今回の改編はサービス提供終了に伴うリソース再配置と、営業機能の横断化による事業効率化が主な目的となっています。
Ms.ガジェット既存サービスの撤退支援と成長分野への集約が同時に進められている体制ですね。
Jootoのサービス終了に伴う事業部門の再編
PR TIMESは2026年8月6日に、タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」の一般提供を2027年7月31日をもって終了し、Jooto事業を廃止することを発表しています。これに伴い新たな受注活動は停止しており、他サービスへの移行支援をはじめとするサポート体制を構築していると説明しています。
従来のJooto事業部に紐づく営業チームとカスタマーリレーションズチームの枠組みを廃止し、事業部として既存顧客への対応を進めます。同事業に従事する社員については、既存顧客のサポートを行いながら段階的にPR TIMES事業、Tayori事業、管理部門へ再配置する方針です。
Mr.ガジェット2027年7月末の提供終了に向け、新規受注はすでに停止され、専任チームの段階的な他事業部へのシフトが進められます。
Ms.ガジェット移行サポートを行いながら既存スタッフを他事業へ移していく手順が明確に示されています。
サービスライン営業部の新設
PR TIMES事業ユニット内の「PRパートナーサービス部」と「PR TIMES TVサービス部」を再編し、「サービスライン営業部」を新設しました。同部はPRパートナーサービス、PR TIMES TV、メディアリレーションズグループなどの各サービスを横断した提案とフォローアップを担当します。
サービスライン営業部直下に営業チームを配置し、新規顧客への提案や契約業務を担いながら案件に応じて各サービスラインの担当者を配置する体制をとります。あわせて従来のPRパートナーサービス第一〜第四チームを「PRパートナーサービスチーム」に集約し、「制作チーム」を「PR TIMES TVチーム」に名称変更しました。

Mr.ガジェット従来分かれていたPRパートナーや動画制作などのサービス窓口を一本化し、顧客課題に応じた複合提案を行える構造に整えられています。
Ms.ガジェットサービスごとに窓口が分かれるよりも、相談内容に合わせてまとめて提案してもらえるほうが企業側も検討しやすそうです。
総務法務・ITチームの分割
コーポレートコミュニケーション部に属していた「総務法務・ITチーム」を、「総務法務チーム」と「ITチーム」に分割しました。専門性が求められる総務法務領域と社内IT領域の役割と責任範囲を明確にし、専門性を活かした組織運営を目指すとしています。
Tayori事業部にBPaaS責任者を新設
カスタマーサポートツール「Tayori」を展開するTayori事業部では、カスタマーサポートやTayoriに関する業務支援・代行を行うBPaaS(Business Process as a Service)の取り組み拡大に向けて「BPaaS責任者」を新設しました。営業チームおよびカスタマーリレーションズチームと連携し、新規顧客の開拓と既存顧客への提案を担当します。
また、これまで事業部長が兼任していた営業チームとカスタマーリレーションズチームにそれぞれ専任マネージャーが就任したことも報告されています。
Mr.ガジェットTayoriでは単なるツールの提供だけでなく、業務支援や代行をパッケージ化して提供するBPaaSの拡大を狙った役職新設です。
Ms.ガジェットサポート代行まで踏み込んだ提案を本格化させる方針が人事に表れています。
新組織図(2026年11月2日付)
2026年11月2日付で施行された新体制の組織図が公開されています。PR TIMES事業ユニット、Tayori事業部、Jooto事業部、開発部、管理系部門などの各ラインにおける新しい指揮命令系統が示されています。

Ms.ガジェット全体図を見ると、各事業部と統括ユニットの階層関係が整理されていて分かりやすいです。
主な人事異動
今回の組織変更に伴い、部長職およびマネージャー等の人事異動が公表されました。一部の着任日は2026年9月1日付や10月19日付となっています。
| 氏名 | 新役職 | 現役職 |
|---|---|---|
| 山田真輔 | PR TIMES事業ユニット サービスライン営業部長 兼 Jooto事業部長(2026年9月1日付) | Jooto事業部長 兼 カスタマーリレーションズチームマネージャー |
| 森下岳 | コーポレートコミュニケーション部 総務法務チームマネージャー(2026年10月19日付) | 2026年7月1日入社 |
| 川原菜々子 | PR TIMES事業ユニット 第二営業部 新規営業チームマネージャー(2026年9月1日付) | PR TIMES事業ユニット 第一営業部サクセスチーム |
| 髙木健志 | PR TIMES事業ユニット PRパートナーサービスチームマネージャー | PR TIMES事業ユニット PRパートナーサービス部長 兼 第二チームマネージャー |
| 松本英里香 | PR TIMES事業ユニット PRパートナーサービスチームマネージャー | PR TIMES事業ユニット PRパートナーサービス部 第三チームマネージャー |
| 高山亮真 | PR TIMES事業ユニット PRパートナーサービスチームマネージャー | PR TIMES事業ユニット PRパートナーサービス部 第四チームマネージャー |
| 岡田奈千 | PR TIMES事業ユニット メディアリレーションズグループ マネージャー代行 | PR TIMES事業ユニット PRパートナーサービス部 メディアリレーションズグループ |
| 牧嵩洋 | PR TIMES事業ユニット PR TIMES TVチームマネージャー | PR TIMES事業ユニット PR TIMES TVサービス部 制作チームマネージャー |
| 荒川雄磨 | Tayori事業部 BPaaS責任者 兼 営業チームマネージャー(2026年10月19日付) | 2026年9月1日入社 |
| 平野雄大 | Tayori事業部 カスタマーリレーションズチームマネージャー(2026年10月19日付) | 2026年7月1日入社 |
Mr.ガジェット異動日付には9月や10月付ですでに発令済みのものも含まれており、新体制発足に合わせて公表された形です。
Ms.ガジェット新設部署の部長着任をはじめ、マネージャークラスの配置換えが一覧で確認できます。
子会社NAVICUSへの出向
グループ子会社である株式会社NAVICUSにおいて、大手企業の新規開拓と既存顧客との関係強化を進め、受注基盤の再構築に取り組むため、PR TIMES社員3名が同社へ出向する予定であることも発表されました。
Ms.ガジェットグループ子会社への人材出向を通じて、グループ全体の営業基盤強化も図られているのですね。
就任者のコメント
新役職に就いた各担当者からのコメントも公開されています。サービスライン営業部長 兼 Jooto事業部長の山田真輔氏は、Jootoのサービス終了に伴う移行支援について最後まで責任を果たす意向を示した上で、サービスライン営業部においても顧客の課題に向き合い支援を形にしていくと述べています。

コーポレートコミュニケーション部 総務法務チームマネージャーの森下岳氏は、法令遵守とガバナンスの確保に加え、事業部門が安心して挑戦できる環境づくりを目指すとコメントしています。

PR TIMES事業ユニット 第二営業部 新規営業チームマネージャーの川原菜々子氏は、チームでの学びの共有と成長を通じ、一社でも多くの企業が発信する一歩を踏み出せるよう努める姿勢を示しました。

Tayori事業部 カスタマーリレーションズチームマネージャーの平野雄大氏は、顧客の声を起点としたサービス改善支援とプロダクトづくりに貢献していく考えを述べています。

PR TIMES事業ユニット メディアリレーションズグループ マネージャー代行の岡田奈千氏は、AI活用でメディア環境が変化する中、企業とメディアにとって価値ある出会いを生み出せるチームづくりを進めるとコメントしています。

Ms.ガジェット各リーダーから責任範囲や今後のチーム運営に対する抱負が具体的に語られています。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。


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