Polimill株式会社は2026年10月21日、北海道東神楽町の職員を対象に自治体向け生成AI「QommonsAI(コモンズAI)」の活用研修を実施しました。上川管内における広域連携キャラバン企画の一環として行われ、午前に中級編と代表による記念講演、午後に上級編が開かれました。
東神楽町におけるQommonsAI研修の実施概要
本研修は現地とオンラインを併用する形式で開催されました。参加者数は午前・午後ともに現地約50名、オンライン約10名でした。

- 実施自治体:北海道東神楽町
- 実施日:2026年10月21日
- 研修カリキュラム:中級編・上級編
- 開催形式:現地・オンライン併用
- 参加者数:午前・午後ともに現地約50名、オンライン約10名
継続研修による庁内での活用定着と実践ワーク
東神楽町では2026年7月に初級編・中級編の研修を実施しており、庁内での生成AI活用が進んでいます。今回の参加者にもQommonsAIを「毎日」または「週3日以上」業務で利用している職員が多く、基本操作に慣れた状態で上級編へ参加しました。一方で、プライベートナレッジ(RAG機能)については未経験の職員が半数程度おり、応用的な機能への関心が寄せられました。
研修内では、QommonsAIでVBAコードを生成してPowerPoint資料を作成するワークが実施されました。コードがうまく動作しない場面でも、エラー内容をQommonsAIへ相談しながら職員自身で解決を試みる様子が見られました。
Mr.ガジェット週3日以上利用している職員が多い一方で、RAG機能は半数が未経験という現状の差が具体的ですね。
Ms.ガジェットVBAコードの生成からエラーの自己解決まで実際に試す形式なら、日常業務での応用イメージが湧きやすそうです。
記念講演「QommonsAIのこれから」とAIエージェント構想
午前の部では、Polimill代表取締役の谷口野乃花氏による「QommonsAIのこれから」をテーマとした記念講演が行われました。

講演では今後の展開として、AIが業務の手順を組み立てて実行し、職員が承認や判断に集中する「AIエージェント」の構想が紹介されました。職員が自然な文章で指示するとAIが必要な手順を整理し、確認・承認を経て実行する仕組みや、作成された業務エージェントを自治体間で共有・活用する構想が説明されました。会場やオンラインからは、既存システムとの連携、Word・Excelへの出力、人材育成などに関する質問が寄せられました。
Mr.ガジェット指示から手順を組み立てて職員が承認するAIエージェントの仕組みは、自治体業務の進め方を変える構想として興味深いです。
Ms.ガジェットWordやExcelへの出力や既存システムとの連携など、実際の事務作業に直結する質問が出ている点に注目したいです。
自治体向け生成AI「QommonsAI」の概要
Polimill株式会社が開発・提供・運用する「QommonsAI」は、国内外の法律・政策・論文・自治体事例など数千万件以上のデータをもとに、エビデンスベースで自治体の課題解決を支援する行政向け生成AIです。2026年7月時点で全国約1,100以上の自治体・約60万人が利用しており、議会対応、政策立案、住民対応、広報業務などで活用されています。同社では導入自治体を対象に、社員が直接現地を訪問して初級編から上級編・管理職向けまで伴走する対面型研修プログラムを全国展開しています。
Ms.ガジェット全国約1,100以上の自治体で使われているツールだからこそ、現地訪問での段階別研修が重要になりそうですね。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

現地だけでなくオンラインも併用して、約60名の職員が受講している参加規模が印象的です。