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コムスクエア、統合監視ソフト「パトロールクラリス Ver.6.1」を提供開始 最大270秒の監視待ち時間やダッシュボード新設など

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白背景に黄色とグレーの装飾をあしらい、中央に製品ロゴとバージョン表記、大規模監視への対応を伝えるテキストを配置したアナウンス図版

株式会社コムスクエアは、エージェントレス型のサーバ・ネットワーク統合監視ソフトウェア「パトロールクラリス(PATROLCLARICE®)」の最新バージョン「バージョン6.1(Ver.6.1.0)」をリリースしました。大規模インフラ監視のニーズに応え、監視待ち時間の最大270秒への延長やWindows向けSSH接続方式の実装、HOME画面へのダッシュボード新設、有償オプションとなる二要素認証(2FA)対応、設定自動化やMicrosoft Teams連携などの機能強化を行っています。

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目次

大規模システム監視を支えるパフォーマンスと監視品質の強化

企業のクラウド移行やハイブリッドインフラ拡大に伴い、監視対象機器の増加や取得メトリクスの肥大化によるタイムアウト、ネットワーク負荷といった課題に対応するため、複数のパフォーマンス強化が実施されました。

従来の「35秒以内」というタイムアウト制限が撤廃され、レスポンス待ち時間を最大270秒まで設定可能となりました。これにより、大量のメトリクスを収集する大規模環境でもタイムアウトを防ぎ、監視の安定化を図ります。

また、Windows接続方式として従来の「PowerShell over SSH(PWSH)」の後継となる「SSH接続」が実装されました。PowerShellによる高負荷を回避することで、Windowsサーバーの大規模監視時における負荷低減とパフォーマンス向上を実現します。さらに、PING、SNMP、ポート監視などにおいて待機パラメータを指定し、処理開始タイミングを分散させる機能も追加され、監視トラフィック集中によるネットワーク負荷を抑制します。

白背景に黄色とグレーの装飾をあしらい、中央に製品ロゴとバージョン表記、大規模監視への対応を伝えるテキストを配置したアナウンス図版
Mr.ガジェット

タイムアウトの上限が従来の35秒から最大270秒まで緩和され、Windows向け接続もSSHへ刷新されたことで、データ取得負荷への対処が図られています。

Ms.ガジェット

取得データ量が多い大規模環境ではタイムアウトが課題になりやすいため、待ち時間設定をここまで延ばせるのは実務上の調整がしやすそうです。

一画面で状況を把握できる「ダッシュボード」の新設

HOME画面に新設されたダッシュボード画面により、画面遷移を行うことなくシステム全体の状況をリアルタイムに確認できるようになりました。同一画面上で以下の3つの要素を同時にモニタリングできます。

  • カスタムグラフ
  • 現在発生中のアラート情報
  • マップ

コムスクエアは、大規模かつ複雑化したインフラ環境においても、障害検知時の初動対応スピードと状況把握の視認性が向上するとしています。

Ms.ガジェット

グラフとアラート、マップの3つが1画面に集約されると、障害が起きた際の初期確認で画面をあちこち切り替えずに状況を追えそうですね。

有償オプションとしての「二要素認証(2FA)」対応

セキュリティガバナンスと不正アクセス防止を強化するため、管理画面ログイン時の二要素認証に対応しました。本機能は有償オプションとして提供され、ユーザー単位での有効化が可能です。

認証方式としては、Google Authenticatorなどの認証アプリを利用する「TOTP」と、検証コードを送信する「メールアドレス認証」に対応しています。

Mr.ガジェット

二要素認証は有償オプションの位置づけとなっており、認証アプリを利用するTOTPとメールアドレス宛の検証コード送信の2通りに対応しています。

Ms.ガジェット

利用環境や担当者の運用形態に合わせて、認証アプリかメールかを選んで設定できるのは分かりやすい構成だと感じます。

設定自動化・一括削除と外部ツール連携の拡充

運用管理の工数削減に向けた機能も拡充されました。監視対象の新規登録時に標準的な閾値や設定を自動で適用する「監視設定の自動化(デフォルト閾値設定・テンプレート適用)」が導入され、個別登録の手間が抑えられます。加えて、監視設定、監視対象、グループ、マップ、テンプレートなどを対象とした「設定の一括削除機能」が実装され、組織変更やサーバー入れ替えに伴う棚卸し作業に対応します。

外部ツールとの連携面では、Dell社製(センサー情報・ストレージ)およびHPE社製サーバを対象に、FAN、温度、電源、バッテリ等のハードウェア状態を監視できるベンダーツール連携に対応しました。また、アラート通知、作業状況変更、システムのヘルスチェック通知先として、既存のSlack対応に加えて新たにMicrosoft Teamsを指定可能となっています。

Ms.ガジェット

テンプレートによる設定自動化や一括削除機能だけでなく、DellやHPEのハードウェア監視やTeamsへの通知連携まで幅広くカバーされている点に注目しています。

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「パトロールクラリス」の製品概要とアップデート方法

パトロールクラリスは、監視対象のサーバーにエージェントソフトを導入することなく、ネットワーク機器・クラウド・オンプレミス環境の統合監視や障害検知を実現する統合監視ソフトウェアです。エンタープライズ企業の自社システム監視運用のほか、データセンターやMSP(マネージドサービスプロバイダ)事業者のサービス基盤として採用されています。

バージョン6.1へのアップデート方法は既存環境に合わせて用意されており、詳細情報は利用者向けサポートサイト「マイパトロールクラリス」を通じて案内されます。

Ms.ガジェット

既存ユーザー向けのアップデート案内はサポートサイト「マイパトロールクラリス」で個別に行われるため、導入環境ごとの手順確認が大事ですね。

  • 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。
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