パナソニック HVAC & CC株式会社のエアコン事業は、1957年に事業を開始してから2027年で70周年を迎えます。同社によると、2026年9月時点でグローバル累計出荷台数は1.5億台を突破しています。
「エオリア」Xシリーズの発表と主要な特徴
同社は事業70周年の節目に向けた取り組みと同時に、最新のルームエアコン「エオリア」Xシリーズを発表しました。対応する部屋の広さは6畳から29畳までで、全機種において2027年度省エネ基準を達成しています。さらに、空気中の有害物質を抑制する技術として新開発の「ナノイーX(72兆)」を搭載しています。

パナソニックの調べによると、国内の壁掛け型エアコン3.6kWクラスにおいて省エネNo.1を実現したとしています。2026年10月1日時点における期間消費電力量の測定値は、CS-X367D、CS-XS367D、CS-367DHXの各型番において1,016kWhです。なお、CS-XS367DおよびCS-367DHXは2026年10月末に発売済みとなっています。
Mr.ガジェット6畳から29畳用までの全ラインアップで2027年度基準の省エネ性能を満たし、3.6kWクラスでは期間消費電力量1,016kWhを達成しています。
Ms.ガジェット広い部屋向けの機種も含めて基準をクリアしている点や、新しいナノイーXの搭載が注目されますね。
70周年記念ロゴの制作と活用方針
制作された70周年記念ロゴは、太いラインと円を用いて歴史の力強さと今後の勢いを表現したデザインです。この記念ロゴは、2027年モデル以降の製品本体や販促物、各種コミュニケーション活動において順次活用される計画となっています。

パナソニックのエアコン事業における技術変遷
同社のエアコン事業は1957年に開始され、翌1958年にナショナルブランドから「ホームクーラー」を発売しました。その後、1971年に業界初となる「壁掛け冷暖房エアコン」、1988年には空気清浄機能を備えた初代「エオリア」シリーズを投入しています。
2000年代以降も独自機能の開発を進めており、主な導入技術の変遷は以下の通りです。
- 2004年:家庭用ルームエアコンのフィルター掃除・排じん機構として世界初となる「フィルターお掃除ロボット」(2004年11月11日時点)
- 2008年:目に見えない空気中の有害物質を抑制する「ナノイー」
- 2025年:省エネ性能を高めた「エコローターリーコンプレッサー」
海外展開においては1972年より事業を開始し、現在は世界120か国以上に展開しています。各地域の気候や暮らしに合わせた製品供給を継続していく方針です。
Mr.ガジェット1958年のホームクーラーから始まり、壁掛け冷暖房や自動お掃除ロボットなど、家庭用エアコンの基本構造に関わる技術を継続して投入してきました。
Ms.ガジェットフィルターのお掃除ロボットやナノイーなど、今では定番となっている機能の歴史の長さがよく分かります。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

2027年モデル以降の製品や販促物にロゴが順次入っていくとのことで、本体のデザインにどう反映されるのか気になります。