ONLINE FACE株式会社は、同社が開発・提供するAI認証eラーニングシステム『ONLINE FACE®』が、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)主催の「MCPC award 2026」サービス&ソリューション部門において優秀賞に選定されたと発表しました。

「MCPC award 2026」優秀賞選定の概要
「MCPC award」は、モバイルコンピューティングの普及促進を目的に1997年に発足した業界横断団体であるモバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)が主催し、2003年に創設されたアワードです。同団体には、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、日立製作所、東芝、シャープといった通信・電機企業が企画運営幹事会・企画運営委員会に参画しています。
アワードでは、モバイル、IoT、AI、5G、ロボット、ドローン、クラウドなどの技術を活用して新たな価値創出や課題解決に取り組む企業や組織を「ユーザー部門」と「サービス&ソリューション部門」の2部門で表彰しています。今回『ONLINE FACE®』が選定されたサービス&ソリューション部門の「優秀賞」は、関連プロダクトやサービスを提供する企業のうち、市場活性化に貢献している事例を表彰するものです。表彰式は2026年11月25日に東京プリンスホテルで開催される予定となっています。
Mr.ガジェットモバイル関連の大手通信や電機メーカーが参画する団体による賞で、市場活性化への貢献を評価する部門での受賞です。
Ms.ガジェット主要キャリアなどが関わるコンソーシアムのアワードで、教育DXのソリューションとして選ばれた点が注目されます。
AIによるランダム認証と不正受講対策の仕組み
オンライン講習や試験においては、受講者本人による参加確認やなりすまし・代理受講への対策が求められる一方、運営者による目視確認は人員や管理コストの面で負担となっていました。『ONLINE FACE®』は、AI顔認証と特許技術を組み合わせ、本人確認や不正受講対策を自動化するシステムです。
受講開始時だけでなく、受講中も独自アルゴリズムに基づきランダムなタイミングでバックグラウンドでのAI本人認証を実施します。受講者は認証のたびに端末を操作する必要がなく、認証タイミングを予測しにくい仕組みによって、なりすましや途中離席、居眠り、代理出席などの対策を支援します。

Mr.ガジェット受講中にランダムなタイミングでバックグラウンド認証が入るため、受講者側で操作を挟まずに受講実態を確認できる設計になっています。
Ms.ガジェット受講者が身構えずに済む一方で、離席や代理受講の抑止になるバランスが実用面で気になるところです。
特許技術を用いた身分証明書照合と画像データ抹消
『ONLINE FACE®』は受講中だけでなく、申込・登録時の本人確認にも対応しています。登録情報や本人認証用の顔写真を公的身分証明書と照合し、オンライン上での確認を支援します。
照合完了後には、アップロードされた公的身分証明書の画像データを自動的に抹消する独自の特許技術(特許第7063508号)を採用しています。これにより、必要な照合業務を実施しつつ、運営者側で身分証明書の画像データを保持し続けることによる情報漏えいリスクの低減を図っています。

公的機関や国家資格講習での導入実績と今後の展開
『ONLINE FACE®』は、国土交通省や北海道警察、各種資格・教育関連団体などとの取引実績を有し、資格関連の講習・試験、安全教育、企業研修などで利用されています。
同社は今回の受賞を機に、AI本人認証と不正対策技術の高度化を進め、国家資格や法定講習、企業研修への導入拡大を目指すとしています。あわせて、国内外での特許取得や事業展開を通じて、オンライン教育環境の普及に取り組む方針を示しています。

Mr.ガジェット官公庁や警察機関、法定講習といった厳格な本人確認が求められる現場ですでに導入実績がある点が強みです。
Ms.ガジェット国家資格などのオンライン化が進む中で、どこまで対応範囲が広がっていくのか今後の展開に期待したいです。
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身分証の確認をオンラインで済ませた後、画像データ自体を自動抹消する特許の仕組みは、管理側の情報漏えい対策として安心感があります。