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ONESTRUCTION、東京都「令和8年度 現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」に採択。下水道プラント設備図面の積算AI実証へ

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ONESTRUCTION、東京都「令和8年度 現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」に採択。下水道プラント設備図面の積算AI実証へ

ONESTRUCTION株式会社は、東京都が実施する「令和8年度 現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」に採択されたと発表しました。東京都下水道局が提示した「AIを活用し、下水道プラント設備図面から必要な機材数量を算出し、設計積算および確認業務を効率化したい!」というテーマのもと、同局と協働して実証プロジェクトに取り組みます。

目次

東京都下水道局との協働実証の概要

本プロジェクトは、東京都の水再生センターやポンプ所などに設置されている下水道プラント設備の設計積算業務を対象としています。下水道局ではプラント設備を安定して運用するため、再構築や改良・補修工事の設計積算を行って発注しています。今回の実証では、過去の工事図面などを基にした発注図書のサンプルデータを活用し、図面から機器・配管・ケーブルといった機材数量を自動で算出する仕組みの構築を進めます。

Mr.ガジェット

過去の図面や発注図書サンプルを使って機材数量を自動算出する計画で、水再生センターやポンプ所といった実運用施設が対象になっています。

Ms.ガジェット

実際のインフラ設備図面を使ってどこまで正確に算出できるのか、実証の進捗に関心があります。

下水道プラント設備図面における設計積算の課題

下水道プラント設備は一般的な建築設備と異なり、多種多様な機材を用いる点が特徴とされています。工事の設計積算では、膨大な設備図面から機器や配管などの数量を拾い出し、その内容を確認する作業が生じます。機材の種類ごとに数量を算出・確認する作業に多くの時間と労力を要しているほか、熟練者の経験に支えられる部分が大きく、担当者の業務負担や積算品質の確保が現場の課題となっていました。

Ms.ガジェット

建築図面とは違って機材の種類が多く、熟練者の経験頼りになっている現場の負担をどう切り分けるかが気になります。

AIによる機材数量算出と根拠箇所明示の仕組み

実証プロジェクトでは、設計積算と確認業務の負担を軽減するため、設計図面から機器や配管などの数量を抽出しつつ、その根拠箇所を明示するAIシステムの開発および導入に取り組みます。単に数量の算出結果を提示するだけでなく「図面のどこから導いたか」を示すことで、確認作業の効率化と積算品質の確保の両立を目指す方針です。

ONESTRUCTIONはこれまで建設データを軸としたプロダクト開発やシステム開発を手がけており、その知見を活かして熟練者の判断に依存してきた設計積算業務を誰もが担える仕組みへと変えていくことを目指すとしています。算出した数量と図面上の根拠箇所を同時に確認できるようにすることで、設計者とチェック者の双方の作業負担軽減につなげます。

Mr.ガジェット

算出された数字だけでなく、図面内のどこを根拠にカウントしたかを明示するアプローチが提示されています。

Ms.ガジェット

チェックする側からすると、結果の数字だけ渡されるより図面上の根拠が示されるほうが確認しやすそうですね。

現場対話型スタートアップ協働プロジェクトの制度と選定

東京都が実施する「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」は、スタートアップの技術やスキルを活用し、都政現場の課題を対話を通じて解決することを目指す事業です。東京都の「2050東京戦略」(戦略10 スタートアップ「スタートアップが生まれ、育つフィールドを構築」)および「Global Innovation Strategy 2.0 STARTUP&SCALEUP」の取り組みの一環に位置づけられています。

事業の流れとして、都政現場が掲げた課題テーマに対してスタートアップを公募し、現場職員とスタートアップの対話を通じて課題認識を共有したうえで解決策の提案が行われます。選定されたスタートアップは都政現場で実証プロジェクトを実施し、実証終了後にはスタートアップの申請に基づいて政策目的随意契約の認定審査が実施され、認定された場合は都政現場との随意契約が可能となります。東京都の報道発表資料によると、令和8年度は全20テーマで協働するスタートアップが採択されました。

Ms.ガジェット

全20テーマの中から実証を経て、審査次第で政策目的随意契約につながる仕組みがある点に注目しています。

  • 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。
ONESTRUCTION、東京都「令和8年度 現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」に採択。下水道プラント設備図面の積算AI実証へ

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