オイテル株式会社は、東京都港区の屋内型エンターテインメントパーク「東京ジョイポリス」に生理用ナプキン無料提供サービス「OiTr(オイテル)」を設置し、2026年10月30日にサービスを開始しました。同施設内の女性用個室トイレに計8台が導入され、専用アプリを用いて生理用品を受け取れる環境が整備されました。
東京ジョイポリスでの設置概要
オイテル株式会社は、「トイレットペーパーのように、個室トイレに生理用品が行き届く社会」の実現を目指してOiTrを展開しています。今回新たに設置されたのは、東京都港区台場に位置する屋内型テーマパーク「東京ジョイポリス」です。2026年10月30日より8台のディスペンサーが稼働を開始しました。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 東京ジョイポリス |
| 所在地 | 東京都港区台場1-6-1 DECKS Tokyo Beach 3F~5F |
| サービス開始日 | 2026年10月30日 |
| 設置台数 | 8台 |
施設を運営するCAセガジョイポリス株式会社は、思いがけないタイミングで必要になることも少なくない生理用品をいつでも利用できる環境を整えることで、利用客が心から安心して楽しめる施設を目指すとともに、安心・快適な空間づくりに努める意向を示しています。
Mr.ガジェットアトラクション施設では手荷物を預けて遊ぶ場面も多く、トイレ個室に生理用品の備えがあるという環境は実用面での利便性があります。
Ms.ガジェット急に必要になったときに施設内で手に入る手段があると、途中で買いに出る心配をせずに過ごせそうです。
OiTrの受け取りの仕組みと利用条件
OiTrは、女性用個室トイレ内に設置されたディスペンサーから生理用ナプキンを無料で受け取れるサービスです。無料の専用アプリをダウンロードしてアカウント登録を行うことで、ディスペンサーからナプキンを取り出せます。受け取りには一定の制限が設けられており、2時間ごとに1枚受け取れる仕組みです。また、アカウント登録日を起点として、25日ごとに最大7枚までの上限が設定されています。

ディスペンサーにはデジタルサイネージが内蔵されており、そこで配信される広告の協賛費を財源とすることで、利用者への生理用ナプキンの無料提供が実現されています。専用モバイルアプリと連動して受け取りの認証や制御を行う形態について、同社は2026年2月24日時点の自社調べに基づく公開情報(公式サイト、プレスリリース、主要報道、公的機関・自治体の公表資料など)から「日本初」のサービスとしています。
専用アプリにはナプキンの受け取り機能だけでなく、「生理日予測」や「体調管理」の機能も備わっています。オイテル株式会社によると、2026年10月時点で全国35都道府県の411施設に導入されており、設置台数は計4,512台に達しています。
Mr.ガジェット2時間ごとに1枚、25日ごとに最大7枚という受け取り制限を設けつつ、サイネージ広告の収益で無料提供を維持するビジネスモデルです。
Ms.ガジェットアプリで認証して取り出す仕組みですが、電波状況や事前の登録状況をあらかじめ確かめておきたくなります。
サービス導入の背景と社会的課題への対応
オイテル株式会社は「社会課題をビジネスで解決する」ことをミッションに2016年11月1日に設立されたIoT事業を手がける企業です。同社はジェンダーギャップに起因する「生理の貧困」に着目し、経済的・社会的理由による生理用品や衛生環境へのアクセス不足が教育機会の喪失や就労困難、心理的負担につながっている現状を課題視してきました。

「トイレットペーパーのように、個室トイレに生理用品が行き届く社会」の実現に向けて、広告協賛を通じた持続可能な枠組みにより、身近なトイレ空間の環境整備と意識の変革を進めていると説明しています。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

トイレットペーパーと同じように個室トイレに備え付けるという発想が、商業施設やテーマパークへ着実に広がっている点が印象的です。