TODO GroupとLinux Foundation Research(LF Research)は、第9回「State of OSPOs and Open Source Management Study(OSPOおよびオープンソース管理の現状に関する調査)」の日本語版レポート『2026年OSPOおよびオープンソース管理の現状』を公開しました。組織がAIガバナンスや自律型ワークフロー(エージェント型ワークフロー)への対応を迫られるなか、拡大し続けるオープンソース プログラム オフィス(OSPO)の役割に関する洞察を提供しています。
OSPOの役割とAIガバナンスへの関与
本調査において、OSPOは戦略的なハブへと成熟しつつあると分析されています。調査結果の主な数値は次の通りです。
- 調査対象の79%がAIガバナンスに積極的に関与
- 調査対象の69%が自律型AIワークフローのプロトタイプ作成や運用を実施
- 調査対象の85%が技術選定の段階(あるいはそれ以前)から関与
これらの関与により、ソフトウェアの品質、セキュリティ、規制遵守、そして開発者の生産性を大幅に向上させる原動力になっているとしています。
Mr.ガジェット調査では79%がAIガバナンスに関与し、85%が技術選定段階から関わっているなど、OSPOの業務範囲が従来のコード管理からAIや開発プロセス上流へ広がっている実態が示されています。
Ms.ガジェット技術選定の段階から関わっている割合が85%に達している点は、組織内での影響力の大きさを感じます。
レポートの概要と公開情報
レポート全文では、OSPOの立ち上げ、AIガバナンスの拡大、オープンソースの長期的な持続可能性を確保するための実践的な戦略が紹介されています。本調査はCNCFおよびFinOpsがスポンサーとして支援しました。

レポートの著者は、Research AnalystのBianca Trinkenreich(Ph.D.)、The Linux FoundationのAna Jiménez Santamaría、同じくThe Linux FoundationのAdrienn Lawsonが務めており、BloombergのStephen Augustusが序文を担当しています。なお、公開された日本語文書は英語版を機械翻訳した参考訳としてThe Linux Foundation Japanが提供するもので、翻訳協力は吉田 行男氏です。オープンデータはDOI「10.70828/UCLW3741」として公開されています。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。


日本語版の参考訳に加えて、元データもDOI付きで公開されているため、一次情報を追いたい人にとって確認しやすい構成ですね。