LAMP株式会社は2026年11月6日、店舗向けAI予約・会員管理システム「LocalBuzz Reserve」の提供を開始しました。LINEミニアプリおよびWeb予約ページを通じて24時間の予約受付に対応し、2回目以降は電話番号の入力を省略して予約できます。予約完了通知や前日リマインドはLINEとメールで自動送信され、「来週の夕方、空いてる?」といった口語表現でAIが空き枠を検索する機能も備えています。
「LocalBuzz Reserve」の概要とAIによる集客支援機能
LocalBuzz Reserveでは、今後の空き枠と来店間隔や頻出曜日をもとに、AIが再来店の見込める顧客を抽出してLINEやメールの案内文を下書きします。配信前には店舗側による確認工程が入り、送信した案内経由の予約・来店・売上を集計可能です。なお、問診の回答や施術メモはAIに送信されない設計となっており、医療機関での利用にも配慮されています。日・週・月単位の予約台帳を備え、電話予約も空き枠から直接入力して管理できます。



Mr.ガジェット空き枠の案内では、問診回答や施術メモなどのプライベートな記録をAIへ渡さない設計が明記されています。
Ms.ガジェット医療機関やサロンではカルテ内容の取り扱いが特にシビアですから、送信対象を絞った設計になっているかは気になるところです。
決済機能と会員・レッスン管理
予約時の事前決済手段としてクレジットカード、Apple Pay、Google Pay、PayPayに対応し、カード登録を利用したキャンセル料の請求設定もメニューごとに個別設定できます。売上は店舗の口座へ直接入金される仕様です。また、店頭での対面会計や物販にもクレジットカードとPayPayのQRコード決済が利用でき、予約データと合わせて一括集計されます。

会員管理面では、回数券の自動消化、月額制プランや休会手続き、LINE上に表示する会員証QRコードでのチェックインに対応します。定員制クラスにおいては満席時の自動締め切り、キャンセル発生時の自動繰り上げ、休講時の一斉連絡機能を備えています。


外部連携と生成AI(MCP対応)による操作
外部システムとの連携として、Googleカレンダーへのスケジュール反映、スマレジやSquareからの売上データ取り込みに対応します。さらにGoogle広告およびMeta広告へ来店実績データを自動送信し、広告経由の来店者数を可視化する仕組みも用意されています。同社が提供する既存の店舗向けツール「LocalBuzz」と連携することで、来店後アンケートや口コミ投稿の案内、Googleマップ経由の予約、予約データに基づいたLINE配信の出し分けも一元化できます。
AI連携の標準規格であるMCP(Model Context Protocol)に対応しており、ClaudeやChatGPTなどの対話型AIから「今日の予約は?」「明日16時の空きを、しばらく来ていない方にお知らせして」と指示することで、管理画面を開かずに台帳の確認や登録、変更が行えます。顧客に通知が届く操作については実行前に確認が入るほか、返金などの金銭を動かす操作はAI側からは実行できない制限が設けられています。

Mr.ガジェットMCP規格によりチャットAIから指示を出せますが、金銭操作はAIから実行できない仕様で安全策が取られています。
Ms.ガジェット返金のようなクリティカルな処理は人が直接行うルールになっていれば、誤操作の心配を抑えて日常の確認に使えそうです。
料金プランと導入条件
LocalBuzz Reserveの初期費用は0円です。月額料金は店舗規模や機能要件に応じた3つのプランが用意されており、オンライン決済利用時のみ決済手数料が発生します。既存ツール「LocalBuzz」本体とセットで契約する場合は、予約システムの月額料金が2,000円値引きされます。単体での契約も可能です。
| プラン名 | 月額(税別・1店舗) | 決済手数料 | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| Reserve ライト | 5,980円 | 4.9% | まずは予約の受付をネットにしたいお店 |
| Reserve スタンダード | 9,800円 | 4.3% | 回数券・月額会員で通ってもらいたいお店 |
| Reserve グループ | 19,800円 | 3.9% | グループレッスン・複数店舗のスタジオ・ジム |

Ms.ガジェット初期費用がかからず月額5,980円から始められる設定なので、まずはライトプランで予約受付だけネット化してみるのも選びやすそうです。
対応業種と初期設定
対象業種としてフィットネス・ピラティス、美容サロン、整骨院・整体、歯科・クリニック、飲食、スクール・教室が挙げられています。業種を選択すると、「お客様/患者様」「来店/来院」といった画面上の用語表記や受付ルールのひな形が適用されます。また、店舗のホームページURLを入力することで、営業時間、メニュー、料金情報を自動読み取りして初期設定の下書きを作成する機能も提供されます。
Ms.ガジェットホームページのURLを入れるだけでメニューや営業時間を読み取って下書きしてくれる機能は、導入時の初期設定で助かりそうですね。
無料デモと資料請求の案内
サービスサイトにおいて、オンラインで実施される約30分の無料デモおよび資料請求の受付が行われています。
Ms.ガジェット実際の画面構成や操作感を事前に約30分のオンラインデモで確かめられるのは、導入判断の材料として役立ちそうです。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。


回数券の自動消化や定員制レッスンのキャンセル待ち繰り上げまで管理画面で完結すると、手作業でのチェック負担が減りそうですね。