ポータブル電源およびソーラーパネルを展開する株式会社Jackery Japanは、米国Amazonの「Outdoor Generators」カテゴリーの売れ筋ランキングにおいて、自社製品が第1位から第3位を独占したことを発表しました。米国でソーラージェネレーターへの注目が集まる動きを受けた実績としています。
米国における検索指数の上昇とランキング独占の状況
米国では2026年10月にハリケーンの影響で一部地域に大規模な停電が発生しました。さらに冬の暴風雪による停電や通信障害のリスクに対し、米国疾病予防管理センター(CDC)が各家庭へ事前準備を呼びかけています。Jackeryが確認したGoogleトレンドのデータ(2026年11月4日取得)によると、米国における検索語句「Solar Generator」のウェブ検索関心指数は、2026年10月下旬に急上昇を記録しました。なお、この指数は0から100で示す相対値であり、実際の検索件数や販売数量を直接表すものではありません。

ソーラージェネレーターは、ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせることで、太陽光で発電した電気を蓄えて使用できる製品です。家庭での停電対策だけでなく、アウトドア等での電力確保の手段としても利用されています。
2026年11月4日時点の米国Amazon「Best Sellers in Outdoor Generators」において、トップ3を占めた製品の内訳は次のとおりです。ランキングは変動する可能性があり、米国向け製品の名称や仕様は日本向けと異なる場合があると注記されています。

- 第1位:Jackery Explorer 300(ポータブル電源単体)
- 第2位:Jackery Solar Generator 1000 v2+200Wソーラーパネル
- 第3位:Jackery HomePower 3600 Plus+200Wソーラーパネル2枚
Mr.ガジェット単体モデルだけでなく、ソーラーパネルがセットになった構成が2位と3位に入っている点が興味深い動向です。
Ms.ガジェット自然災害による停電が身近になると、蓄電だけでなく自家発電できるパネルセットを選ぶ人が増えるのも頷けます。
世界市場での累計実績とブランド展開
Jackeryは2012年に米国カリフォルニアで創業し、2016年にブランド初のアウトドア用ポータブル電源、2018年にポータブルソーラーパネルを発売しました。2019年には日本市場へ参入しています。

フロスト&サリバン社が2026年に発行したホワイトペーパーによると、Jackeryは2018年から2025年までのソーラージェネレーター累計販売数量および累計売上高において世界第1位となっています。また、自社調べによると2018年1月から2026年9月までの期間において、ポータブル電源とソーラーパネルの世界累計販売台数は800万台を突破しました。日本市場においては、2019年の参入から2025年まで7年連続で年間販売台数・売上No.1を達成したと公表しています。
日本市場で展開する家庭用停電対策モデル
日本国内では、地震や台風などの自然災害発生時に自宅の安全が保たれている場合に生活を継続する「在宅避難」への備えが自治体から推奨されています。スマートフォンの充電や夜間照明、冷蔵庫の稼働など、電気の確保は不可欠な備えに位置づけられています。Jackeryは生活空間になじむデザインや収納性、移動のしやすさを意識した製品を展開しています。
Ms.ガジェット避難所へ行かずに自宅で過ごす在宅避難を想定する場合、生活家電を動かせる電源の備えは重要になりそうです。
「Jackery ポータブル電源 3600 Plus」パールホワイト
2026年11月1日に新色パールホワイトが発売された「Jackery ポータブル電源 3600 Plus」は、容量3,584Wh、定格出力3,000W(瞬間最大6,000W)を備える大容量モデルです。リビングやキッチンに配置しやすいカラーリングを採用したほか、キャスターを備えており、冷蔵庫や照明、調理家電など電源を要する場所へ移動させて利用できます。ソーラーパネルとのセット構成も用意されています。
Mr.ガジェット3,584Whの重量級サイズですが、キャスターが付いているため室内の移動経路を確保できれば扱いやすそうです。
Ms.ガジェットリビングに置くなら、黒一色よりもインテリアになじみやすいパールホワイトのほうが圧迫感を抑えられそうです。
「Jackery Solar Generator 1000 New V3」
「Jackery Solar Generator 1000 New V3」は、容量1,024Wh、定格出力1,500W(瞬間最大3,000W)のポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせたセットモデルです。電源本体の重量は約10.6kgで、折りたたみ式ハンドルを搭載しています。日常的な家電への給電のほか、キャンプや車中泊、非常時の停電対策に対応します。カラーバリエーションはブラックに加え、日本限定カラーのパールホワイトを展開しています。
Ms.ガジェット約10.6kgで折りたたみハンドル付きなら、部屋の移動だけでなく車中泊やアウトドアへ持ち出す際にも扱いやすそうですね。
日本向け展開モデルの主な仕様比較
原資料で仕様が明示された日本向け2モデルの主要諸元は次のとおりです。
| モデル名 | バッテリー容量 | 定格出力(瞬間最大) | 本体重量 | 特徴・カラー展開 |
|---|---|---|---|---|
| Jackery ポータブル電源 3600 Plus | 3,584Wh | 3,000W(瞬間最大6,000W) | – | キャスター搭載、パールホワイト(11月1日発売) |
| Jackery Solar Generator 1000 New V3 | 1,024Wh | 1,500W(瞬間最大3,000W) | 約10.6kg | 折りたたみ式ハンドル、ソーラーパネル付属、ブラック/パールホワイト(日本限定) |
Mr.ガジェット3,000W出力の据え置き型か、1,500W出力で持ち運びも視野に入る10kg台モデルかという明確な住み分けになっています。
Ms.ガジェット大型家電を動かすバックアップ用にするか、普段使いも兼ねて持ち運ぶかで選ぶ基準がはっきり分かれそうです。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

2018年からの累計で800万台を超えている実績を見ると、国内外での普及規模の大きさを実感します。