Insta360は2026年10月22日、コンテンツクリエイター向けの上位モデルとなるワイヤレスマイク「Insta360 Mic」を全世界で発売しました。最上位モデル「Mic Pro」と入門モデル「Mic Air」の間に位置づけられるモデルで、Insta360のワイヤレスマイクのラインナップを補完します。公式ストアやAmazon、正規販売店を通じて提供されます。

「Insta360 Mic」の概要とカスタマイズ機能
Insta360 Micは、送信機にE-Inkディスプレイを備え、ストレージ拡張に対応した同社初のワイヤレスマイクです。日常のVlogから週末のスポーツ撮影、旅行、ライブ配信、複数人での会話収録など幅広い用途を想定しています。送信機のE-Inkディスプレイには、チャンネルロゴや絵文字、ペットの写真、風景、パーソナルブランドなどの画像をクリエイター自身が選んで表示でき、気分や撮影内容に合わせて表示を切り替えられます。

Mr.ガジェットマイク表面の画面に好みのアイコンやロゴを表示できるため、映像にマイクが映り込むシーンでも意図した見た目に合わせられます。
Ms.ガジェット服に付けたときにマイクの見た目をロゴやイラストに変えられるのは撮影の演出として面白そうです。
ストレージ拡張と32bitフロート内部収録
本体にmicroSDカードスロットを搭載しており、カードを挿入することで送信機単体での32bitフロート内部収録に対応します。32bitフロート収録は広いダイナミックレンジで記録できるため、大音量や微小な音でも音割れや歪みを防ぎ、カメラやスマートフォン側の収録に対する音声バックアップとしても機能します。microSDカードを挿入していない状態でも、Bluetooth通信や受信機経由によるカメラ・スマートフォン側への通常収録が可能です。
音声処理にはAI専用チップを搭載し、NPUベースのノイズ低減モデルによって周囲の雑音を抑えつつ自然な音声を残すAIノイズキャンセリングを備えています。また、リアルタイムで音量を調整するオートモードとダイナミックモードの2種類の自動ゲインコントロールに対応するほか、「標準」「リッチ」「ブライト」の3種類のボイストーンプリセットを選択できます。
Mr.ガジェット32bitフロート収録はmicroSDカード挿入時のみ有効になる点に注意が必要です。カードなしでもワイヤレス伝送での通常収録は行えます。
Ms.ガジェット大きな声が出たときの音割れを防ぐためにも、重要な場面ではカードを入れてバックアップを録っておきたくなります。
拡張システムとバッテリー仕様
マイクシステムは1台の受信機に対して最大4台の送信機を同時接続できる構成に対応しています。世代を超えた互換性を持たせており、MicとMic Proの送信機を組み合わせて1台の受信機へ接続することも可能です。さらに、マルチカメラ撮影では2台の送信機から最大4台の受信機へ同期した音声を同時送信する運用に対応します。

バッテリー性能は、送信機単体で最長13時間の連続使用に対応しています。充電ケースを併用した場合は最長34時間までの使用が可能です。
接続方法と対応デバイス
Bluetooth経由の「Insta360 ダイレクト接続」に対応しており、Insta360 X6、X5、Luna Ultra、Luna Pro、GO Ultra、Ace Pro 2などの対応カメラとペアリングすることで、受信機を介さずに48kHzの音声を直接カメラへ収録できます。このうちInsta360 X6およびLunaシリーズでは、送信機2台の同時接続に対応しています。

受信機を利用する接続では、付属のUSB-Cスマートフォン用アダプターや3.5mmケーブルを使い、スマートフォン、一眼レフカメラ、ミラーレスカメラへの音声入力が可能です。クリップによって送信機を衣服に固定し、ピンマイクスタイルで使用できます。
Mr.ガジェットダイレクト接続は対応するInsta360カメラでのみ利用でき、送信機2台の同時接続に対応する機種はX6とLunaシリーズに限定されます。
Ms.ガジェット対応カメラなら受信機を付けずにマイク単体で持ち出せるので、荷物を減らしたい外出先で手軽になりそうです。
販売構成と価格一覧
Insta360 Micは送信機と受信機のセット構成のほか、送信機単体での販売が行われています。発表された日本国内向けの価格は以下の通りです。
| 商品構成 | 価格(税込) |
|---|---|
| Insta360 Mic(送信機2台+受信機1台) | 45,000円 |
| Insta360 Mic(送信機1台+受信機1台) | 25,500円 |
| Insta360 Mic 送信機 | 14,500円 |
Ms.ガジェットカメラ側に直接繋げる機種を持っていれば、送信機単体から試せる価格設定になっているのが分かりやすいです。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

上位モデルのMic Proと送信機を混ぜて4台構成にできるなら、手持ち機材を活かして対談人数を増やせますね。