アイコムは、登録手続きを行えば手軽に使える5Wの車載型デジタルトランシーバー「IC-DPR110」を2026年11月30日に発売します。従来機「IC-DPR100PLUS」の機能を踏襲しつつ、Bluetooth機能を新たに搭載しました。
車載型デジタルトランシーバー「IC-DPR110」の概要と特徴
「IC-DPR110」は、資格や免許が不要で、簡単な登録申請を行うことでレジャーなどでも利用できる5W出力の車載型デジタル簡易無線機(登録局)です。従来モデル「IC-DPR100PLUS」の便利な機能を継承し、新たにBluetooth機能を搭載した点が大きな特徴となっています。Bluetoothヘッドセットを組み合わせることで音声が耳元に直接届き、受信音声の聞き取りやすさが向上します。ただし、Bluetooth標準規格に適合していても機器の仕様や設定により接続できない場合があり、すべての動作を保証するものではありません。

ライセンスフリー無線をより快適に利用するための各種機能として、信号強度を表示するSメーター表示機能や、デジタル通信ならではの高い秘話性能を備えています。さらに、外部スピーカーからマイクの音声をそのまま出力できる拡声器機能や、通話相手からの電波強度をディスプレイ上に表示する電波状況表示機能を搭載しています。
Mr.ガジェット車載通信機本体にBluetooth機能が加わったことで、配線の取り回しや車内でのヘッドセット運用に注目が集まりそうです。
Ms.ガジェット走行中の車内はロードノイズもあるので、耳元でクリアに受信音声が拾えるのは運転時のやり取りで頼もしく感じます。
GPS機能の取り扱いと通信仕様
本製品は通話相手との通信距離が把握できるGPS機能に対応していますが、標準機能としては搭載されていません。GPS機能の利用を希望する場合は、購入先の販売店へ問い合わせる必要があります。
デジタル簡易無線機は最大5Wの高出力通信に対応しており、通信可能距離の目安は車載機同士で約10kmまで、携帯機同士で約4kmまでとなっています。企業や団体における業務連絡から個人レジャーまで幅広いシーンで利用可能です。強力な電波を発射するため使用前に手続きが必要ですが、業務専用の「免許局」とは異なり、「登録局」である本機は簡単な登録申請のみで運用できます。
「IC-DPR110」の主要スペックと付属品
筐体の防塵・防水性能はIP54に準拠しています。これは試験用粉塵(1立方メートルあたり2kgの割合)を浮遊させた中に8時間放置した後に取り出して無線機として動作すること、およびいかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がない保護性能を満たす仕様です。本体にはモービルブラケットや電源ケーブルなどが付属します。
| 項目 | 仕様内容 |
|---|---|
| 型名 | IC-DPR110 |
| 発売時期 | 2026年11月30日 |
| 種別 | 車載型デジタルトランシーバー(登録局) |
| 送信出力 | 5W |
| 外形寸法 | 125.0(W)×29.0(H)×181.0(D)mm(突起物を除く) |
| 重量 | 約940g |
| 防塵・防水性能 | IP54 |
| 付属品 | モービルブラケット、電源ケーブル など |
Ms.ガジェット車載用のブラケットや電源ケーブルが最初から同梱されているため、取り付けの準備をスムーズに進めやすそうです。
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通話相手との距離が確認できるGPS機能は便利そうですが、標準機能ではないため導入時に販売店への確認が必要な点には気をつけたいところです。