i-PRO株式会社は、同社が開発したデザインコンセプトカメラ「Spatial Integration Camera」が、国際的なデザイン賞「Red Dot Award: Design Concept 2026」において最高位賞の一つである「Red Dot: Best of the Best」を受賞したと発表しました。
「Spatial Integration Camera」の受賞概要と審査員評価
「Red Dot Award」は、iF Design AwardやIDEA Awardと並ぶ世界三大デザイン賞の一つです。今回受賞対象となったDesign Concept部門は、未来の製品やサービスの可能性を示すコンセプトやプロトタイプを審査するアワードとなっています。
Red Dotの受賞オフィシャルレターでは、「審査員はデザインの質を評価するだけでなく、プロジェクトの背景にあるアイデアを理解するために多大な労力を費やしました。審査の過程を通じて、審査員一同は、高いレベルの革新性と、技術の思慮深い活用に感銘を受けました」と評価されています。
i-PROのデザインディレクターである寺島誠氏は、「私たちが追求するテクノロジーとデザインの融合が国際的に評価されたと光栄に感じています。今後も新たなアイデアを追求し、具現化することで、お客様の課題を解決することに貢献していきたいと考えています」とコメントしています。

Ms.ガジェット今回の受賞は市販製品ではなく、未来の可能性を示すプロトタイプや構想を対象としたDesign Concept部門における最高位賞の選定となります。
「Spatial Integration Camera」の特徴と独自構造
ラグジュアリーブランドショップ、ミュージアム、ホテルなどの商業施設では、防犯や安全対策としてセキュリティカメラの設置が求められる一方で、カメラが空間デザインに与える影響が課題となっていました。
「Spatial Integration Camera」は、セキュリティ機器としての機能を維持しながら、インテリアや建築空間と自然に調和することを目指して開発されたコンセプトモデルです。カメラユニットを内部に配置する独自構造を採用し、防犯設備でありながら照明器具やインテリアの一部のように空間へ溶け込む外観デザインを実現しています。これにより、カメラ特有の威圧感や不快感を低減し、美しい空間と安全性の両立を図っています。


Ms.ガジェットカメラユニットを内部へ隠す配置構造を採用することで、高級店舗やホテルなどで生じやすい監視機器の威圧感を抑えるアプローチがとられています。
i-PROのデザイン設計思想とRed Dot賞の構成
i-PROは「安心の景色をつくる」というデザイン設計思想を掲げており、安全性と空間の美しさを対立する要素ではなく、両立できる価値として位置づけています。人と空間を守るテクノロジーはその空間の価値も尊重すべきであるとし、インテリアコンシャスなセキュリティ機器という価値の提供を目指しています。AIや映像技術によるセキュリティ機能に加え、利用者や施設運営者が抱える課題をデザインによって解決することも重要な技術革新であるとしています。
「レッドドット」賞は、優れたデザインに対する国際的な品質認証の一つで、年に1回開催されます。コンテストは以下の3部門で構成されています。
- レッドドット・アワード:プロダクトデザイン
- レッドドット・アワード:ブランド&コミュニケーションデザイン
- レッドドット・アワード:デザインコンセプト
Ms.ガジェット映像処理やAI機能の向上だけでなく、設置空間の意匠や利用者の心理的負担への配慮を技術革新の一部として捉えている点が特徴的です。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。
