株式会社ビズリーチは2026年10月13日、同社が運営する採用管理システム「HRMOS採用」において、AI機能拡充の第2弾となる新機能「AI求人提案アシスト」の提供を開始しました。本機能は候補者のレジュメや面接評価データをAIが解析し、マッチ度の高い求人を具体的な推奨理由とともに提示するものです。
「AI求人提案アシスト」機能の概要と提供背景
「AI求人提案アシスト」は、職種を限定しないオープンポジションでの応募時や、選考中の候補者に別ポジションを紹介する際などに活用できる機能です。候補者のレジュメや面接での選考評価データをAIが分析し、自社求人の中からマッチ度の高い求人を具体的な推奨理由を添えて提示します。なお、本機能は特許出願中と発表されています。

ビズリーチによると、中途採用市場において自社に合致する人材との接点を獲得する難度が高まるなか、候補者のスキルや経験を見極めて最適なポジションを案内する取り組みの重要性が増しています。特にオープンポジション募集や、特定求人で不採用となった候補者への他求人再案内は採用機会の最大化につながる手段とされています。しかし、多数の求人情報から適合する募集を目視で読み込み照合する作業には多大な工数が生じるほか、提案判断や求人選定が採用担当者ごとの経験値や主観に依存する属人化が課題となっていました。本機能は、同社が17年にわたり蓄積したマッチング機会創出のノウハウとAI技術を組み合わせることで、求人選定にかかる工数を削減し、提案品質の標準化を図る目的で開発されました。
Ms.ガジェットオープンポジションや選考落ち候補者の再案内において、担当者の手作業による求人検索工数の削減と提案基準の標準化が本機能の主目的とされています。
「AI求人提案アシスト」の主な特長
選考評価コメントを含めた多角的なAI解析
本機能では、候補者が提出した職務経歴書などのレジュメ情報だけでなく、選考プロセスにおいて面接官が記録した定性的な選考評価コメントもAI解析の対象に含まれます。画一的なキーワードや募集条件の合致度だけでなく、面接を通じて得られた候補者の人物像やニュアンスを織り込んだ求人提示を行う仕様となっています。
Ms.ガジェットレジュメ記載のスキル情報だけでなく、面接官が記録した定性的な評価コメントを解析対象に含めることで、人物像を考慮したマッチングを図る仕組みです。
具体的な推奨理由の明示による透明性の確保
AIが候補者に適すると判断して抽出した求人に対し、「なぜその求人がマッチすると判断したのか」を示す具体的な根拠が画面上に表示されます。提示理由が不可視になるブラックボックス化を防ぐことで、採用担当者が内容を理解・納得したうえで候補者への打診可否を判断できるように設計されています。
Ms.ガジェットAIが選定した求人ごとに合致判断の根拠を提示するため、担当者が推薦意図を確認しながら打診の可否を判断できます。
簡単な操作ステップと1〜2分での結果提示
本機能は「オープンポジション応募時」「合格判定時」「選考途中でのポジション変更検討時」といった採用実務の各局面で利用可能です。あらかじめ条件設定を済ませておくことで、該当画面から必要な情報を選択する数ステップの操作で実行でき、1〜2分程度で提案結果が表示されます。手作業で求人票を探し出す作業負担を抑えられる点も特徴に挙げられています。

Ms.ガジェット事前設定後に該当画面で必要項目を選択すると1〜2分で結果が表示され、オープン応募や合否判定時の速やかなポジション検討に活用できます。
「HRMOS採用」におけるAI機能展開とシリーズ連携
HRMOS採用では、ビズリーチの知見を組み込んだAI機能の段階的提供が進められています。今回の「AI求人提案アシスト」は機能拡充の第2弾にあたり、第1弾としては「求人自動生成」機能および「書類判定アシスト」機能がすでに提供されています。
採用管理システム「HRMOS採用」は、面接日程調整やデータ集計などの定型業務を効率化し、採用業務の全工程をシステム内で完結できるサービスです。さらに、従業員データベースや目標・評価管理などを備える「HRMOSタレントマネジメント」をはじめ、「HRMOS勤怠」「HRMOS経費」「HRMOS労務給与」といったHRMOSシリーズと連携させることで、採用段階から入社後の活躍までを一貫して可視化・分析できる体制が整えられています。
Ms.ガジェット本機能はAI機能拡充の第2弾として位置づけられており、第1弾の求人自動生成や書類判定アシストに続く機能追加となります。
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