株式会社グラファーは、宮崎県宮崎市が導入する「Graffer 要介護認定照会」に、ケアマネジャー向けの「情報提供申請」をオンラインで行える機能を追加し、2026年10月7日より運用を開始したと発表しています。これにより「Graffer 要介護認定照会」は、要介護認定の進ちょく照会・認定結果照会・情報提供申請の3つの機能を、一つのシステム上で提供するサービスとなっています。
導入の背景とこれまでの課題
ケアプランの作成にあたり、ケアマネジャーは自治体に対して、要介護認定の調査票や主治医意見書などの認定情報の提供を申請する必要があります。この情報提供申請は、多くの自治体で窓口・郵送・FAXによる受付が中心となっており、事業者と自治体双方の負担となっています。

宮崎市ではこれまで、「Graffer 要介護認定照会」の導入により、要介護認定の進ちょくや結果を事業者がオンラインで確認できるようにしてきました。一方で、情報提供申請については引き続きFAXでの受付となっており、オンラインで認定結果を確認したあと、改めてFAXで申請する必要がある状況でした。
取り組みの概要と主な変更点
2026年10月7日より開始された機能追加の詳細は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運用開始日 | 2026年10月7日 |
| 対象 | 宮崎市内の地域包括支援センター職員ならびにケアマネジャー等 |
| 内容 | Graffer 要介護認定照会上での情報提供申請のオンライン受付 |
ケアマネジャーは、認定の進ちょくや結果を確認した画面から、そのまま情報提供申請を行えるようになっています。宮崎市においても、FAXで受け付けていた申請をオンラインで受領できるようになり、受付や整理にかかる業務の効率化につながると説明しています。
一つのシステムで一連の手続きに対応
ケアマネジャーが要介護認定について自治体とやり取りする場面は、進ちょく・認定結果の確認や、ケアプラン作成に向けた情報提供申請など、利用者一人ひとりについて繰り返し発生します。これまでは、確認はオンライン、申請はFAXと手段が分かれており、そのたびに切り替える必要がありました。
今回の対応により、これらのやり取りを「Graffer 要介護認定照会」の中で一続きに行えるようになります。認定結果を確認した流れのまま情報提供申請に進めるため、申請書の準備やFAX送信の手間がなくなります。宮崎市にとっても、認定に関する照会と申請の受付を一つのシステムで扱えるようになり、電話やFAXでの対応を減らすことにつながるとのことです。
宮崎市 福祉部 介護保険課 課長補佐兼認定審査係長の河野慶一郎氏は、要介護認定の進捗・結果確認のほかに情報提供申請のオンライン化が加わることによりさらなる業務負担の軽減が図れると考えており、今後も年々増加する介護認定審査業務に対応するためGraffer照会システムを活用して業務効率化を進めていきたいと説明しています。
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