株式会社フォーエムは、全国の18歳以上の男女400名を対象に実施した「AI検索の使い方と情報確認に関するアンケート調査」の結果を発表しました。AI利用経験者の81.4%がAIの提示した候補を参考に商品やサービスを比較検討している一方、AI回答を確認する際に最も参照・信頼する情報源としては「公式Webサイト」が44.2%で最多となっています。

AI検索に関する調査概要
今回のアンケート調査は、株式会社フォーエムが実施機関となり、セルフ型ネットリサーチ「Freeasy」を利用したインターネット調査形式で行われました。本調査における「AI利用経験者」は、ChatGPTやGemini、Google AI OverviewsなどのAI検索・AIチャットを使って情報収集や質問を行った経験がある人を指します。
| 項目 | 調査内容・条件 |
|---|---|
| 調査名称 | AI検索の使い方と情報確認に関するアンケート |
| 調査対象 | 全国の18歳以上の男女 |
| 調査期間 | 2026年8月13日(木)〜2026年8月14日(金) |
| 調査方法 | インターネット調査(セルフ型ネットリサーチ「Freeasy」を利用) |
| 有効回答数 | 400サンプル(性年代均等割付) |
| 調査実施機関 | 株式会社フォーエム |
| 標本誤差の目安 | 全体n=400で約±4.9ポイント、n=264で約±6.0ポイント(回答比率50%、信頼度95%) |
| 集計母集団の内訳 | 全体n=400、AI利用経験者n=264、AI回答の確認を行う層n=249(「全く確認しない」を除く) |
数値の割合は小数第2位で四捨五入し、小数第1位まで表記されているため、合計が100%にならない場合があります。
Mr.ガジェット調査対象400名のうち、実際にAI検索やチャットの利用経験がある層は264名となっており、設問によって母集団の人数が切り分けられています。
Ms.ガジェット全体だけでなく利用経験者に絞った内訳もしっかり確認しておきたいポイントですね。
商品やサービスの選定におけるAI提示候補の活用状況
AIにおすすめの店舗や商品を質問した際の選び方を尋ねたところ、AI利用経験者(264名)の81.5%(215名)が、AIの回答内で提示された上位2〜3個の候補を参考に選定・検討していると回答しました。なお、原資料のポイントや見出しでは81.4%と表記されている箇所があり、同一項目内で81.4%と81.5%の数値の不一致が見られます。

内訳としては、「AIの選択肢を参考にしつつ、自分でほかの選択肢も探す」が66.3%(175名)、「ほとんどAIが提示した選択肢から選ぶ・検討する」が15.2%(40名)となりました。AIが提示する候補が、生活者が商品やサービスを比較検討する際の起点になっている状況が示されています。
Mr.ガジェット8割以上の人がAIの提示候補を参考にしていますが、その大半はAIの提案を起点にしつつ自分でも別の選択肢を探す使い方をしています。
Ms.ガジェットAIの言う通りに即決するわけではなく、候補の絞り込みとして上手に役立てている様子が伝わります。
AIの回答に対する不安・疑問と確認行動の実態
AIが提示した回答に不安や疑問を感じた経験については、全体の48.0%(見出しでは48.1%との不一致表記あり)が感じた経験があるとされています。AI利用経験者(264名)に限定した集計では、72.7%が「よくある」または「たまにある」と回答しました。

回答に不安や疑問を感じた際の具体的な行動を尋ねた項目では、AI利用経験者の76.5%(202名)が、回答内容の真偽を確かめるために「よく確認する」または「たまに確認する」と回答しました。利用者はAIの利便性を享受しつつも、自らファクトチェックを行っている様子がうかがえます。

AI回答の確認先として参照・信頼される情報源
AIの回答について「全く確認しない」と回答した人を除く249名に対し、情報を確認する際に最も参照・信頼する情報源を尋ねたところ、「そのお店やメーカーの公式Webサイト」が44.2%(110名)で最多となりました。

次いで「比較サイト・まとめ記事・ブログ」が35.3%(88名)となり、両者を合わせると79.5%に達しています。AIが提示した情報の裏付けを取る手段として、Web上の公式情報や解説記事が主要な確認先として機能していることが分かります。
Mr.ガジェット確認先として公式Webサイトが44.2%で最も選ばれており、比較サイトやブログなどの記事コンテンツと合わせて約8割を占めています。
Ms.ガジェットAIが要約した内容だからこそ、最終的な真偽の裏付けには公式の一次情報が一番頼りにされているのですね。
今後のAI検索利用意向とフォーエムの取り組み
AIの情報に多少の間違いや不足が含まれる可能性があるとしても、今後も調べものや比較にAI検索を活用していきたいかという質問に対し、AI利用経験者(264名)のうち98.5%が活用を継続・併用する意向を示しました。誤情報のリスクを認識しながらも、時間対効果や手軽さからAI検索の利用意向は高い水準を維持しています。
株式会社フォーエム代表取締役の綿本和真氏は、AI検索の普及を一過性のトレンドではなく情報流通の仕組み自体の変化と位置付け、企業側の情報発信整備の重要性を指摘しています。同社では、自社サイトの情報整備や外部メディアとの連携、ChatGPT・Gemini・Google AI Overviewsなどにおける表示状況の分析を一貫して支援する「LLMOコンサルティング」を提供しています。
Ms.ガジェット誤情報のリスクがあっても98.5%の人が継続意向を持っている点に、タイパや手軽さに対する強い需要を感じます。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

7割以上の方が不安や疑問を感じたことがあり、多くが自力で調べ直しているという結果にはとても共感できます。