ファインディ株式会社は2026年11月5日(木)、エンジニア向けの新サービス「Findy Knowledge」を公開しました。同社が主催してきた技術カンファレンスやオンラインイベントのアーカイブ動画、登壇資料を一か所に集約し、技術テーマごとに横断的に検索・閲覧できるプラットフォームです。
「Findy Knowledge」の概要と提供背景
「Findy Knowledge」は、「現場の”生きた知見”で、つくる人を進化させる。」をコンセプトに掲げて提供が開始されたサービスです。サービス公開時には約300件のコンテンツを掲載しており、今後も順次拡充を予定しています。
生成AIの普及に伴い、開発工程の一部をAIが担うようになる中で、エンジニアにはより高度な意思決定や新領域への挑戦、急速な技術進歩へのキャッチアップが求められています。一方で情報量の急増によりコンテンツの質にバラツキが生じ、必要な情報を効率的に収集することが難しくなっている状況があります。
同社が主催してきたイベントは実践者が下した決断の背景や生の知見を発信する場となっており、過去の参加者から「イベント内容を見返したい」「参加できなかった同僚に共有したい」といった要望が寄せられていたことから、アーカイブを集約して横断検索できる本プラットフォームの開設に至りました。

Mr.ガジェット過去に開催されたイベントのアーカイブ動画と発表スライドが1箇所にまとまり、横断的に探せる構成になっています。
Ms.ガジェットイベント当日に参加できなかったセッションや、後から必要になったテーマの資料をまとめて見直せるのは便利そうです。
サービスの主な3つの特徴
発表された「Findy Knowledge」の主な特徴は以下の3点です。
- 結論だけでなく「判断の過程」や「試行錯誤」のノウハウを蓄積:同社が企画段階から携わったセッションを中心に、意思決定の背景や課題意識といった思考プロセスを学べます。
- 開催日時に縛られず課題直面のタイミングですぐ活用可能:リアルタイム参加が難しかった場合でも、プロダクト開発や組織課題に直面した時点で必要な知見にアクセスできます。
- 多様な技術領域やテーマを横断検索可能:同一テーマにおける複数企業の取り組みを比較・閲覧できるほか、視聴中コンテンツから関連する知見へスムーズに遷移できます。
初期掲載の注目セッション
公開時点で約300件掲載されるコンテンツのうち、国内外の登壇者による注目セッションとして以下の内容が挙げられています。

- 分散アーキテクチャにおける現代のトレードオフ分析と今後のソフトウェアアーキテクチャの展望/Neal Ford(ThoughtWorks)
- AIが“作る”を民主化する時代、PdMは何で価値を出すのか/Marty Cagan(Silicon Valley Product Group)
- What do you build when you can build anything?/Scott Hanselman(Microsoft)
- 2026年のソフトウェア開発を考える/和田 卓人(t-wada)(タワーズ・クエスト)
- Data Engineering Guide 2025/横山 翔(ゆずたそ)(風音屋)
- セキュリティ専門家が生成AIと過ごす日常/徳丸 浩(EGセキュアソリューションズ)
- 内製開発の価値 〜リアルとデジタルで叶える東急のまちづくり/宮澤 秀右(東急株式会社(URBAN HACKS))
Mr.ガジェットアーキテクチャからプロダクトマネジメント、セキュリティまで、国内外の実践者による幅広いセッションが初期から揃っています。
Ms.ガジェット生成AIとの向き合い方や最新の開発手法など、現場の具体的な悩みと直結するテーマが多そうで気になります。
利用方法と条件
「Findy Knowledge」は、専用のウェブサイトから無料で利用できます。コンテンツの閲覧・検索には、無料で作成できる「Findy ID」の登録が必要です。
Ms.ガジェットFindy IDの登録が必要ですが、約300件のセッション動画や資料を無料で閲覧できるのは気軽に試しやすそうです。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

単なる結果のまとめだけでなく、なぜその選択肢を選んだのかという試行錯誤の過程を追える設計が実務の参考になりそうです。