株式会社favyは、シェア型フードホールの入居店舗向けに提供しているモバイルオーダーの有料オプション「タブ追加オプション」について、シェア型フードホール「reDine 新宿」に入居する「参謀BAR新宿」での導入成果を公表しました。
同店では2026年7月15日にモバイルオーダーのメニュー画面へ「お茶/お茶割り」タブを新設しました。仕込みの追加やメニュー改定、現場スタッフのオペレーション変更を行わずに画面上の見せ方を変更した結果、対象カテゴリの1日あたり平均売上が約1.7倍に増加したと説明されています。
「タブ追加オプション」の機能と導入前の課題
複数店舗が集まるシェア型フードホールのモバイルオーダーでは、通常「サワー」や「ソフトドリンク」などの標準カテゴリ内に全店舗の同一カテゴリ商品が並ぶ仕組みとなっています。そのため、各店舗のこだわり商品が他店メニューに埋もれてしまいやすいという課題が存在していました。
「タブ追加オプション」は、メニュー画面上部のカテゴリ一覧に店舗独自の専用タブを新設できる有料オプションです。標準カテゴリとは別に自社ブランド名や特定商品群のタブを配置できます。
本オプションで提供される主な機能は以下の通りです。
- ブランド専用タブの新設:特定の商品群やおすすめシリーズをまとめた独立タブを作成可能
- コンセプト紹介文の掲載:タブを開いた最上部に商品のこだわりやブランドストーリーを掲載可能
- シリーズ商品の一括表示:関連商品を1ページにまとめて表示し、世界観の伝達と合わせ買いを促進

『参謀BAR新宿』では、厳選したシングルオリジンの日本茶を使用した「CRAFT TEA」シリーズを展開しています。具体的には、水出しのストレート茶(450円・税込)やキンミヤ焼酎と合わせた「こだわりのお茶割り」(680円・税込)などをラインナップしています。しかし従来の標準カテゴリ設定では、「サワー」や「ノンアルコール」など別々のタブに分かれて商品が掲載されており、シリーズ全体の世界観やお茶の品揃えが来店客に伝わりにくい状況でした。
Mr.ガジェットフードホールのように複数店が1つの注文画面に集まる環境では、品目別カテゴリだけだと自店独自のお茶やクラフト系ドリンクが分散して埋もれてしまいます。
Ms.ガジェットタブを1つ独立させて紹介文まで載せられると、探す側としてもどんなこだわりがあるシリーズなのか一覧で把握しやすくなりそうです。
「参謀BAR新宿」における導入前後の売上実績と比較
同店は2026年7月15日、「タブ追加オプション」を用いて「お茶/お茶割り」タブを新設しました。タブ内にはブランドの紹介文とともに、10種類近いラインナップを一括で掲載しています。
| 期間区分 | 対象期間 | 1日あたり平均売上 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| タブ追加前 | 2026年7月1日〜14日 | 3,259円 | 基準 |
| タブ追加後 | 2026年7月15日〜31日 | 5,609円 | 約1.7倍(+72%) |
同店による分析では、売上増加の要因として主に3点が挙げられています。1点目は独立したタブが並ぶことでこれまで認識していなかった来店客の目に留まりやすくなったこと、2点目は紹介文と一覧表示によりこだわりが伝わり注文の動機付けにつながったこと、3点目は450円(税込)からのストレートティーを含め、お酒を飲まない層や飲み会後半の中締め需要を拾えるようになったことです。
「参謀BAR」と「reDine 新宿」の概要
「参謀BAR」は株式会社経営参謀が運営するコミュニティバーで、静岡県産などの水出し茶やキンミヤ焼酎を用いたお茶割りなどの「CRAFT TEA」シリーズを展開しています。経営者コミュニティ「参謀」の交流拠点として毎月イベントが開催されており、2026年10月現在で東京都内の浜松町と新宿に2店舗を構えています。
出店先である「reDine 新宿」は、客席からモバイルオーダーを利用して複数店舗の料理を自由に組み合わせて注文できるシェア型フードホールです。東京都新宿区新宿3-15-11のアドホック新宿ビル5階に位置し、営業時間は11:00〜23:00(店舗ごとに異なる)となっています。
Ms.ガジェットシェア型フードホールだと席にいながらいろんなお店のメニューを組み合わせられるので、専用タブがあるとノンアルコールの選択肢も見つけやすくなります。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。


現場の調理オペレーションや仕込みを一切変えずに、注文画面のタブ設計を見直しただけで売上が72%伸びたという結果はとても興味深い検証データですね。