サクセス株式会社は、同社が運営するチャット特化型ファンクラブプラットフォーム「FanPort」における2026年10月の月間GMVが、39,801.17ドル(約628万円)に達したと発表しました。同月の新規流入ファン数は1,183人を記録し、SNS運用経験がほとんどないクリエイターが月間売上100万円を達成する事例なども生まれています。
FanPortの2026年10月実績
FanPortの2026年10月の月間実績として、GMVが39,801.17ドル(約628万円)、新たにプラットフォームへ流入した新規ファン数が1,183人と公表されました。国内ファンクラブ市場で主流とされる月額課金や投稿コンテンツ販売とは異なり、ファンと1対1で対話を行いながらコンテンツを提案・販売する「チャット販売」を主軸に展開しています。

| 項目 | 2026年10月実績値 |
|---|---|
| 月間GMV | 39,801.17ドル(約628万円) |
| 新規流入ファン数 | 1,183人 |
Mr.ガジェット新規ファン1,183人に対してGMV約628万円という数値が出ており、ファン1人あたりの売上水準が通常のサブスク型と異なる点がデータに表れています。
Ms.ガジェット大人数を広く集めるよりも、濃いファンとのやり取りを重視するプラットフォームの特性が数字に出ている印象です。
1対1の対話から継続購入を生む「チャット販売」の仕組み
FanPortは、クリエイターがファンと1対1でチャットを行い、会話のなかで写真・動画・音声などのデジタルコンテンツを販売できるプラットフォームです。個別要望に応じてコンテンツを提案できる仕組みにより、少人数のファンでも1人あたりの購入額を伸ばしやすい特徴を備えています。
販売プロセスは単発の購入にとどまらず、次のような流れで継続的な関係を築く構造となっています。
- チャットによるコミュニケーション
- ファンの要望をヒアリング
- 要望に合わせたコンテンツの提案
- コンテンツの購入
- 購入後も会話を継続
- 新たな要望に応じた再購入
SNS初心者による売上達成事例と「神対応グランプリ」の結果
2026年10月には、SNS初心者のクリエイターアカウントが月間売上100万円を達成しました。このアカウントの有料サブスク会員は約100人です。従来型のコンテンツ販売で5,000円の商品を200人に販売して100万円を作るような集客依存のモデルに対し、FanPortでは少人数のファンへの複数回販売を通じて売上を伸ばす事例となっています。
また、同月に開催された「神対応グランプリ」でもSNS初心者のクリエイターが優勝しました。総売上ではなく、期間中に最も多く購入した「ファン1人」からの売上を競う企画で、最高記録となったファンは1ヶ月で23回コンテンツを購入し、累計購入額は約77万円となりました。1対1のやり取りで好みや名前を把握し、要望に応える接客が複数回の購入につながった結果とされています。
グラビアアイドル、モデル、コスプレイヤー、AV女優、ライバー、インスタグラマーなど、すでにSNSフォロワーを持つクリエイターにとっても、フォロワー全体を一律に課金へ導くのではなく、熱量の高いファンとの個別対話から収益を生み出す手法として提示されています。
Mr.ガジェット1ヶ月で23回購入して累計約77万円というグランプリの記録は、高額な単発課金ではなく細かなコミュニケーションの積み重ねであることが公表されています。
Ms.ガジェットサブスク会員100人規模でも100万円の売上が立つというのは、フォロワー数集めに苦戦しているクリエイターにとって気になる事例ですね。
FanPortのサービス概要
FanPortは、1対1のチャットを通じてファンの要望に合わせた写真・動画・音声などのデジタルコンテンツを販売できるサービスです。運営会社であるサクセス株式会社は東京都新宿区に拠点を置いています。
Ms.ガジェット写真だけでなく動画や音声にも対応しているとのことなので、どのようなコンテンツ形式がチャット内でやり取りされているのか気になります。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

購入して終わりではなく、チャットの継続から次の提案につながる流れがそのまま販売サイクルになっている設計が興味深いです。