ETHERSECURITY PACIFIC HOLDINGS PTE LTD(本社:シンガポール、CEO:加門昭平、以下ETHERSECURITY)は、Symbolブロックチェーンのノード運用代行サービス「Stir-Hosyu」事業を、特定非営利活動法人NEM技術普及推進会NEMTUS(所在地:東京都東大和市、理事長:後藤博之、以下NEMTUS)へ2026年11月1日付で譲渡しました。サービスの移転手続きは完了しており、2026年11月1日以降はNEMTUSが新たな提供主体として運用を担います。

事業譲渡の概要と対象範囲
本件における事業譲渡の契約対象は、Symbolのノード運用代行サービス「Stir-Hosyu」事業です。サービス名称である「Stir-Hosyu」およびWebドメイン「stir-hosyu.com」が含まれます。譲渡元はETHERSECURITY PACIFIC HOLDINGS PTE LTD、譲受先は特定非営利活動法人NEM技術普及推進会NEMTUSであり、譲渡日は2026年11月1日です。
対象事業はSymbolのノード運用代行事業に限定されており、ETHERSECURITYはSymbol以外のブロックチェーンを対象としたノード保守・運用事業を引き続き継続します。また、移転対象は「Stir-Hosyu」の名称であり、「STIR」の名称およびブランドは引き続きETHERSECURITYが使用します。
Mr.ガジェット譲渡対象が『Stir-Hosyu』というSymbol事業に絞られており、大元の『STIR』ブランドや他チェーンのノード運用は引き続きETHERSECURITY側が保有する点は整理しておきたいところです。
Ms.ガジェットサービスの看板やドメインは移る一方で、運営元それぞれの担当範囲が明確に切り分けられているのですね。
事業譲渡の背景と目的
ETHERSECURITYは、Symbolの前身であるNEMの時代からノード保守事業に取り組み、Symbolチェーンのローンチ当初より「Stir-Hosyu」を通じてネットワークを支えるノード運用を行ってきました。同社によると、事業の選択と集中を進めるなかで、今後Symbolノードの保守事業へ注力し続けることが困難であると判断し、譲渡を決定したとしています。
譲渡先について同社は、NEMおよびSymbol技術の普及・発展を推進しているNEMTUSが本事業の譲受先として適任であると説明しています。NEMTUSが事業を担うことにより、既存顧客への安定したサービス提供体制を維持しつつ、Symbolコミュニティのさらなる発展へつなげる狙いがあります。
既存顧客への対応と環境移行体制
事業譲渡に伴う既存顧客への影響と移行対応について、以下の運用体制が公表されています。
- 「Stir-Hosyu」のサービス提供は事業譲渡後も中断せず、NEMTUSが継続して実施
- 2026年11月1日以降のサービス提供および利用料金の請求主体はNEMTUSへ変更
- 移行期間中はETHERSECURITYが技術的な移行支援を行い、各ノードをNEMTUS構築の新環境へ順次移行
- 既存の利用者に対しては、移行に関する詳細を個別に連絡
Mr.ガジェット請求主体が切り替わるだけでなく、ノード自体もNEMTUSの新環境へ順次移行されるため、技術支援を受けながらの運用継続となります。
Ms.ガジェットサービス中断がないと明記されているのは安心ですが、個別連絡で案内される新環境への具体的な切り替え手順はしっかり確認したいです。
両代表者によるコメント
ETHERSECURITY PACIFIC HOLDINGS PTE LTDのco-founder CEOである加門昭平氏は、NEM時代やSymbolチェーンローンチ当初からの運用を振り返りつつ、事業の選択と集中において譲渡を決断した旨を説明しました。その上で、Symbolの活動を精力的に行うNEMTUSへの譲渡がコミュニティに相乗効果をもたらすとの考えを示しています。
事業を承継した特定非営利活動法人NEM技術普及推進会NEMTUSの理事長である後藤博之氏は、ETHERSECURITYによる長期にわたるエコシステムへの貢献と承継手続きの尽力へ謝意を表明しました。今後は安定したサービス提供に加え、ブロックチェーンエコシステムの発展や連携に向けた基盤づくりに注力する姿勢を明らかにしています。
Ms.ガジェットこれまでのエコシステムへの貢献に対する感謝とともに、受け入れ側の基盤づくりへの意欲が双方のコメントから伝わってきます。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

チェーンのローンチ初期から運用されてきたサービスが、コミュニティ推進を担うNPO法人へ引き継がれる流れは今後の展開としても注目されます。