軌道上実証および地球への帰還サービスを開発する株式会社ElevationSpaceは、事業および人員の拡大と関東圏でのエンジニア採用の加速を目的として東京支社を移転し、2026年11月1日より新オフィスでの稼働を開始しました。
同社は「軌道上のヒト・モノをつなぐ交通網を構築する」をビジョンに掲げ、東北大学やJAXAと連携しながら、宇宙の微小重力環境で研究開発・製造された物資を地球に運ぶ小型宇宙機の開発を進めています。今回の東京支社移転と拡張により、宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」や有人拠点からの高頻度物資回収サービス「ELS-RS」に向けた開発体制の強化を図ります。
新オフィスの概要とアクセス
新オフィスの所在地は東京都港区新橋5丁目で、JR新橋駅から徒歩5分の立地となります。移転日は2026年11月1日(日)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移転日 | 2026年11月1日(日) |
| 新住所 | 〒105-0004 東京都港区新橋5丁目13番1号 新橋菊栄ビル5階 |
| アクセス | JR「新橋」駅 徒歩5分 |
新オフィスの空間設計と拠点間常時接続
新オフィスでは、部署の垣根を超えて議論を深める空間設計が採用されています。さらに、仙台本社や福島工場と常時モニターで接続する仕組みを導入し、拠点間の円滑な連携と業務の効率化を目指しています。
また、来訪者を迎えるエントランスには、同社が目指す世界観や仙台・福島での開発・製造の様子が伝わる仕掛けが取り入れられています。


執務エリアは開放的なデザインとなっており、壁面には同社の掲げるミッション、ビジョン、バリューが明記されています。

Mr.ガジェット仙台本社や福島工場とモニターを常時つなぐ設計により、遠隔拠点同士でも対面に近い連携を維持しやすい環境を整えています。
Ms.ガジェット開発拠点や工場とリアルタイムに状況を共有しながら進められる仕組みは実用的ですね。
移転の背景と開発プロジェクト「ELS-R」「ELS-RS」
国際宇宙ステーション(ISS)は構造寿命などの関係から2030年末に運用終了が決定しており、宇宙環境利用の場の継続的な確保が課題となっています。ElevationSpaceはこの「ポストISS時代」を見据え、以下の2つのサービス提供を目指して開発体制を強化しています。
- ELS-R(イーエルエスアール):無重力環境を生かした実験や実証を無人の小型衛星で行い、地球へ帰還させて顧客のもとへ物資を戻す国内初のフリーフライヤー型宇宙環境利用・回収プラットフォーム
- ELS-RS(イーエルエスアールエス):宇宙ステーションなどの有人拠点から物資を高頻度に回収するカプセルサービス
代表取締役CEOの小林稜平氏は、同社が目指す「軌道上のヒト・モノをつなぐ交通網」の実現に向けて組織拡大とエンジニア採用を推し進めるためにオフィスを移転・拡張したと述べており、新拠点から宇宙と地球をつなぐ挑戦をさらに加速させるとコメントしています。
Mr.ガジェット2030年末のISS運用終了を見据え、民間による独自の小型衛星回収や物資輸送プラットフォームの開発体制を急いでいます。
Ms.ガジェットISS終了後の宇宙実験や物資回収の受け皿として、国内開発の進展に注目したいです。
各拠点でのエンジニア採用展開
同社は国内唯一の大気圏再突入・回収技術の獲得を目指す民間企業として、東北圏・東京圏・中京圏でのエンジニア採用を積極的に強化しています。採用活動は東京支社だけでなく、以下の全国各拠点で展開されています。

- 仙台本社:宮城県仙台市青葉区花京院2-1-65 いちご花京院ビル9階
- 福島工場:福島県南相馬市原町区萱浜北谷地311 三菱倉庫 MLC SPACE LAB
- 東京支社:東京都港区新橋5-13-1 新橋菊栄ビル5階
- 名古屋拠点:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-2-32 STATION Ai
Ms.ガジェット東京だけでなく仙台、福島、名古屋と複数地域でエンジニア募集を進めている点に関心を持ちました。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

JR新橋駅から徒歩5分というアクセス性の高い場所に東京支社が移転したのですね。