株式会社ええやんは2026年11月5日、AIを活用して自社のWebサイトを社内完結で修正・公開できるようにする内製化支援サービス「テノウチ」の提供を開始しました。WordPressサイトやHTMLのみで構成されたサイトに対応し、お知らせの更新だけでなくデザインやページ構成の変更まで社内で行える仕組みを構築します。

テノウチの概要と修正から公開までの流れ
テノウチは、Webサイトの修正依頼から公開までに生じていた待ち時間を解消し、社内の担当者がその日のうちにWebサイトの直しを反映できるように設計された支援サービスです。修正指示は自然な言葉でAI(Claude)へ依頼する形式を採っており、コマンドラインや黒い画面を操作する必要はありません。

- 直したい部分を日常の言葉でAI(Claude)に依頼する
- 1〜2分で確認用ページに反映され、本番と同じ見た目で仕上がりを確認する
- 自動チェックとAIレビューを通したうえで、「公開して」と指示して本番サーバーへ反映する
- 公開後でも「戻して」と指示することで以前の状態へ元に戻せる
Mr.ガジェット指示から1〜2分で確認用ページへ反映され、「公開して」「戻して」という言葉で本番反映や差し戻しが行える設計になっています。
Ms.ガジェットコマンド操作なしで普段の言葉だけで本番反映や巻き戻しまで完結できる仕組みは、非エンジニアの担当者でも扱いやすそうですね。
導入時に整える環境とWordPressからの切り替え対応
テノウチの導入にあたり、株式会社ええやん側で作業環境の整備を一括して実施します。AIがアクセスできる範囲を対象の自社サイトのみに限定するセットアップを行い、確認用ページや自動チェック、差し戻し手順を組み込みます。あわせて頻出作業や判断基準を専用スキルとして登録するほか、実サイトを用いた1〜2回の使い方講習を提供します。
さらに、管理画面を持たないHTMLのみのサイト構成へ切り替える運用にも対応します。AIへ更新を指示する構成にすることで、PHPやプラグインの更新、脆弱性対応といった管理負担を省く設計です。メニュー項目の変更など複数ページにまたがる修正も、AIへ依頼して一括反映できます(HTMLサイトへの移行作業は別途見積もり)。
想定される対象企業と利用用途
自社サイトの修正作業を外部制作会社へ依頼して待機時間が発生している企業や、施策検証のスピードを上げたい部署に向けてサービスを展開します。

- 修正を思い立った当日のうちに公開まで完了させたい事業会社のWeb担当者
- 制作会社への修正依頼や見積もり待ちが積み重なっている広報担当者
- LPや個別ページの修正待ちにより施策の検証が停滞しているマーケティング会社
- AIを用いた作成・検証・公開のフローを組織内に定着させたいデザイン・制作会社
Mr.ガジェット文言修正やページ追加のたびに見積もりと作業を待つ広報やマーケティングの担当者が主な対象として想定されています。
Ms.ガジェットキャンペーンの検証や急ぎの告知など、外部制作会社の見積もり待ちで施策が止まりがちな現場にとっては重宝しそうです。
利用料金とサポート体制
テノウチは初期の導入費用と月額の運用サポート費用で構成されます。運用サポートでは専用スキルの更新、新たな使い方の共有、月1回のミーティング、メッセージ形式での相談窓口が提供されます。事前相談と概算見積もりは無料です。
| 項目 | 金額(税別) | 適用条件・契約期間 |
|---|---|---|
| 導入費用 | 300,000円〜 | 利用人数1名、10ページ前後のサイト、サーバー等の環境が整っている場合 |
| 運用サポート費用 | 月額30,000円〜 | 最低契約期間6か月(7か月目以降は1か月単位で自動更新) |
| 追加利用人数(2人目以降) | 1名ごとに導入80,000円 / 運用サポート月額5,000円加算 | 利用者が2名以上となる場合に適用 |
Ms.ガジェット導入が30万円から、月額サポートが3万円からとなっていて、利用者の人数に応じて段階的に加算される料金体系が明瞭ですね。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

AIが修正を担う前提で管理画面を持たないHTMLサイトへ移行できれば、WordPressのプラグイン保守や脆弱性対応の心配から離れられる点に興味を惹かれます。