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DJI、車内充電やソーラー給電を統合した2kWhポータブル電源「DJI Power Auro 2000 Elite」を発表

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白い台座の上に置かれたポータブル電源の外観写真。前面に各種ポートやディスプレイが並んでいる。

DJIは2026年10月28日、同社の2kWhクラスのポータブル電源として最もコンパクトな設計を採用した「DJI Power Auro 2000 Elite」を発表し、同日より販売を開始しました。定格出力は最大2000W(純正弦波)で、約2200Wまでの一部の家電製品への給電に対応します。後日発売予定のコンパクトなDJI拡張バッテリーを接続することで、蓄電容量を最大12kWhまで拡張できる設計です。

白い台座の上に置かれたポータブル電源の外観写真。前面に各種ポートやディスプレイが並んでいる。
目次

小型軽量化と端子配置の工夫

DJI Power Auro 2000 Eliteは、従来のDJI Power 2000と比較して体積が24%小さくなり、重量も14%軽い約19kgとなっています。自宅の隅や車両のトランクなどへの収納性を向上させています。また、接続端子は1つの側面に集約されており、本体を縦置きまたは横置きのどちらで設置しても各端子へアクセスしやすい構造です。出力面では、日常的な100〜400W前後の負荷に最適化された効率性を備えていると説明されています。

室内で女性が電子レンジの横にポータブル電源を持ち運んで置こうとしている様子の写真。
Mr.ガジェット

前世代のDJI Power 2000と比べて体積を24%、重量を14%削減しており、2kWhクラスの容量を維持しながら約19kgまで抑えられています。

Ms.ガジェット

2kWhの容量を持ち運ぶとなると重さが課題になりやすいので、約19kgへの軽量化や端子が片面にまとまっている配置は扱いやすそうで気になります。

オールインワン構造と5種類の充電方式

本製品は充電・給電機能を単一筐体に集約したオールインワン設計を特徴としています。内蔵された140W USB-C巻き取り式ケーブルは自動伸縮式で、絡まりを防ぎながらPD 3.1対応デバイスを最大140Wで充電可能です。このケーブルはモジュール交換に対応しています。本体の充電方式としては、以下の5種類に対応しています。

ポータブル電源の操作パネル付近のアップ写真。巻き取り式ケーブルが引き出された状態を示している。
  • 家庭用電源充電:最大1440W入力に対応し、0%から80%まで約85分で充電可能
  • 車載充電:内蔵カーチャージャーを車両バッテリーに直接接続し、最短約4時間で満充電
  • ソーラー充電:内蔵MPPTモジュール経由で太陽光パネルに接続し、デュアルSDCポート同時利用時に最大1200W入力、約2.7時間で満充電
  • オフグリッド同時充電:太陽光発電と車両入力をそれぞれ最大600Wで同時に利用可能
  • ハイブリッド充電:家庭用電源とソーラーまたは車載入力を組み合わせ、最大合計2000Wで入力可能
屋外の芝生上で車両や折りたたみ式ソーラーパネルとケーブル接続されたポータブル電源の写真。
Mr.ガジェット

家庭用コンセントだけでなく、内蔵カーチャージャーやMPPTモジュールによるソーラー、さらにそれらを組み合わせた最大2000Wのハイブリッド充電に対応しています。

Ms.ガジェット

車載充電器やソーラー用モジュールを別で用意せずに、本体の機能だけで車や太陽光から急速充電できるのは準備がシンプルになりますね。

耐久性と安全保護機能

内蔵バッテリーセルには針刺し試験、衝撃試験、落下試験をクリアしたLFP(リン酸鉄リチウム)セルが採用されています。6000サイクル経過後も70%以上の容量を維持し、日常使用において約10年間に相当する使用可能期間を提供するとしています。筐体には5VB難燃性素材が使われ、最大1トンの静的荷重に耐える強度設計となっています。

ポータブル電源の内部構造を示す分解図。上部カバー、制御基板、端子パネル、バッテリーセルが層状に並んでいる。

内部のBMS(バッテリーマネジメントシステム)は、自動車グレードの統合型バッテリー接続、13個の温度センサー、40個の内蔵ヒューズを備え、状態を常時監視して異常検知時に動作を自動停止します。主要コンポーネントには従来の膜厚なコーティングに代わり超薄型サブナノ保護コーティングが施されており、水分や塩水噴霧、腐食から保護しつつ熱放散を高めています。最大5000mの高度環境でも動作可能です。

BMSチップや回路基板の上に透明な保護膜が重なっている様子を表したイメージ図。

ソフトウェア面では刷新された「DJI Home」アプリと連携し、ステータス確認やワンタップでの急速充電モード切り替えが行えます。また、停電などの際に0.01秒以内で切り替わるUPSモードを備えるほか、低負荷放電時の騒音は30dB未満に抑えられています。

Ms.ガジェット

6000サイクルの寿命や1トンの耐荷重に加えて、停電時に0.01秒以内で切り替わるUPS機能まで備えている点は、日常でも非常時でも頼もしそうです。

DJIドローンエコシステムとの連携

別売の「DJI Power 急速充電ケーブル(ドローン用)」を併用することで、DJIドローン向けバッテリーへ最大240WのSDC急速充電を行えます。DJI Air 3シリーズのバッテリーを10%から95%まで約30分、DJI Matrice 4シリーズのバッテリーを約35分で充電可能です。さらに「DJI Power SDC – PoE電源ケーブル」を使用すれば、「DJI O4グラウンドステーション」に直接給電して業務用途に活用できます。

湖畔のテーブルの上に置かれたポータブル電源と、その上に載せられたドローンおよび充電中のバッテリーの写真。
Ms.ガジェット

専用ケーブルを使えば対応ドローンのバッテリーが30分前後で充電できるため、屋外での連続撮影を行う人には心強い仕様だと感じます。

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価格と販売条件

DJI Power Auro 2000 Eliteの希望小売価格は147,400円(税込)です。2026年10月28日より公式オンラインストア(store.dji.com)および認定販売パートナーにて販売されています。公式オンラインストアで購入した場合の条件として、専門家によるサポートや技術サポートのほか、最長5年間の保証、送料無料、購入金額の5%分のDJIクレジット還元が案内されています。

Mr.ガジェット

希望小売価格は税込147,400円で、公式オンラインストアでの購入時には最長5年間の保証や5%分のクレジット還元などの独自特典が設定されています。

Ms.ガジェット

高額な大型バッテリーだからこそ、公式ストアで最長5年の保証やサポートが付帯するのは安心材料になりますね。

  • 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。
白い台座の上に置かれたポータブル電源の外観写真。前面に各種ポートやディスプレイが並んでいる。

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