株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、CRM/MAツール「CustomerRings(カスタマーリングス)」において、マーケターの業務を支援する「AIエージェント」を搭載し、第1弾として「AIセグメント作成機能」の提供を開始しました。アプローチしたい顧客像を自然な日本語で入力することで、AIがデータ抽出条件へ変換しセグメントを作成します。
セグメント作成における課題と提供の背景
発表によると、顧客一人ひとりに合わせたコミュニケーションを実施するうえで、属性や行動履歴に基づく「セグメント作成」は欠かせない工程とされています。一方で現場では「どの項目を利用すればよいかわからない」「条件設定が複雑で作成に時間がかかる」「データに詳しい担当者へ依頼が集中する」といった課題が生じており、業務の属人化や施策実行の遅れにつながっていました。
さらに企業が保有する顧客データの量や種類が増加するに伴い、それらを有効活用するための知識やスキルが求められ、データ活用のハードルが高まっている状況が背景にあります。
Mr.ガジェットセグメント作成は顧客データを扱う際の専門知識が求められやすく、担当者への業務集中や作業の遅れが現場の共通課題として挙げられています。
Ms.ガジェットデータ抽出の条件設定に手間取って施策が後回しになるケースは多そうなので、そのハードルが下がるのは助かりそうです。
AIセグメント作成機能の主な特長
今回提供が開始されたAIセグメント作成機能には、業務の効率化と運用の透明性を高める複数の特長が備わっています。

自然言語での入力と判断根拠の可視化
担当者が「30代女性で去年購入した人」「半年以上購入していないメルマガ会員」「購入回数が3回以上のリピーター」など、抽出したい顧客像を日本語で入力すると、AIが適切なデータ条件を自動で生成します。従来の項目選択や条件式の手動設定が不要となり、作業工数の削減を図ります。
また、AIは入力内容を顧客属性や購買履歴、会員情報などのデータ条件に変換した際、どの項目を利用して条件を生成したのかを明示します。判断根拠を確認できる仕様により、処理内容がブラックボックス化する不安を解消して利用できるとしています。
Mr.ガジェット自然な日本語から条件を組むだけでなく、どのデータ項目を使ったのか根拠が画面上で確認できる仕様になっています。
Ms.ガジェットAIがどういう理由でその条件を組み立てたのかが見えると、意図しない抽出を防ぎやすくて安心感があります。
会話形式での調整と各種施策へのシームレスな連携
AIが作成した条件に対し、「購入金額も条件に追加したい」「直近3か月に絞りたい」といった追加指示を出すことで、会話形式でセグメントの調整やブラッシュアップを行えます。
作成したセグメントは顧客グループとして保存されるため、カスタマーリングスが提供する各種配信機能や分析機能でそのまま利用できます。

Mr.ガジェット一度生成された条件に対しても、会話形式で追加条件を指定して絞り込みを柔軟に調整できます。
Ms.ガジェット「直近3か月に絞りたい」など、思いついた条件を会話のやり取りで足していける操作感は使いやすそうですね。
作成セグメントが利用可能なカスタマーリングスの主な施策機能
- メール配信
- LINE配信
- SMS配信
- アプリのプッシュ通知
- Web接客
- シナリオ配信
- 顧客分析
セグメント作成からこれらの施策実行までをシームレスにつなぐことで、マーケティング活動全体のスピード向上を支援するとしています。
Ms.ガジェットメールやLINEだけでなく、Web接客や顧客分析までそのまま同じグループで連動できるのは連携の手間が省けて便利そうです。
今後の展開について
株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、今後もAIエージェントの機能拡充を通じてマーケターの業務変革を支援し、誰もが簡単に顧客データを活用できる環境を提供していく方針を示しています。
Ms.ガジェット今回は第1弾としてのセグメント作成機能なので、AIエージェントとして次にどんな機能が拡充されるのかも気になります。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

日本語で入力するだけで条件に変換してくれるのは、作業の流れを大きく変えてくれそうですね。