株式会社クロスキャットは、AGS株式会社と共同で「2社合同育児両立セミナー」を開催したと発表しました。昨年に続く2回目の実施となった今回は、育児と仕事の両立支援に加え、中長期的なキャリア形成や職場との関係構築をテーマに設定し、オンライン配信も新たに取り入れています。
合同セミナーの開催背景と目的
クロスキャットとAGSは、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進に関する取り組みを通じて継続的な交流を行っています。IT業界では人材不足への対応に加え、多様な人材がライフステージの変化に応じて活躍し続けられる環境づくりが重要な課題となっています。
こうした背景を踏まえ、両社は育児と仕事の両立支援にとどまらず、中長期的なキャリア形成や多様な人材が活躍できる組織づくりを推進する目的で、本セミナーを協働開催しました。今回は新たにオンライン配信を取り入れることで、幅広い社員が参加しやすい内容へと発展させています。
Mr.ガジェットIT業界共通の人材課題に対し、単独ではなく2社協働で交流を図りながらオンライン配信も導入して参加のハードルを下げています。
Ms.ガジェット業界内でノウハウを共有し合える取り組みは、参加する社員にとっても心強そうですね。
セミナーのプログラムとパネルトークの内容
セミナーでは、育休から復帰したばかりの社員を対象に「チーム育児を実現する」をテーマとしたワークショップを実施しました。育児との両立をサポートする家事・育児のアイデアを共有したほか、性別役割分担が生じるメカニズムを学び、その乗り越え方を考える構成となっています。

また、両社社員が登壇したパネルトークでは、実体験を交えながら3つの壁をテーマに意見交換が行われました。
- 意識・役割分担の壁
- 時間の壁
- 職場・周囲の壁
さらに『中長期のキャリアを見通す ~ ワークライフシナジー ~』をテーマとした研修も実施されました。家庭運営における優先順位づけや職場との良好な関係づくりを学ぶとともに、中長期的な視点で自身の働き方やキャリアを見つめ直す機会が提供されています。
クロスキャットにおける職場環境整備とDE&I推進
クロスキャットでは、社員のライフステージや価値観の多様化に対応し、安心して働き続けられる環境づくりを進めています。女性活躍推進プロジェクトを発展的に改組した「DE&I推進プロジェクト」を展開しており、2026年度は対象を全社員へと拡大しました。育児・介護・治療との両立支援や職場環境の改善、キャリア形成支援、帰属意識・コミュニケーション強化、社内外との交流などをテーマに社員主体で活動しています。
同社が公表している働きやすい環境づくりに向けた主な制度・施策は以下の通りです。
- 勤務間インターバル制度の導入:前日の退勤時間から次の始業時間まで10時間以上の休息時間を確保
- 育児時短勤務制度の拡充:育児のための時短勤務や時間外労働の免除期間を小学校3年生修了時まで拡大
- 柔軟な働き方の推進:フレックスタイム制やテレワークに加え、フリーアドレスや副業制度などを整備
- 有給休暇取得の促進と労働時間管理:時間単位有給休暇の活用や業務改善を進め、取得率や平均残業時間などの指標を継続管理
Mr.ガジェット勤務間インターバルの10時間確保や、小学3年生修了時までの育児時短勤務拡大など、制度面でも具体的な数値基準を設けて運用されています。
Ms.ガジェットセミナーのような意識共有だけでなく、制度としての時短期間やインターバルが明文化されている点は安心感につながりますね。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。

役割分担や時間の壁といった具体的な課題に実体験ベースで向き合える内容は、復帰直後の方にとって実践的なヒントになりそうです。