株式会社ナレッジセンスは、法人向けAIエージェント「ChatSense」のスライド生成AI機能において、Microsoft PowerPointを開いたままスライドの修正や続きの生成をAIに依頼できる専用アドインをリリース予定であると発表しました。
PowerPoint連携アドインの提供背景
ChatSenseのスライド生成AIは、参考資料をもとにスライドを作成してPowerPoint形式で出力する機能を提供してきました。しかし、出力した資料をPowerPoint上で仕上げる段階において、AIに手直しを依頼するにはChatSenseの画面に戻る必要があり、2つのアプリケーションを行き来する手間が生じていました。
提案資料や社内資料の作成にスライド生成AIを利用している企業から「PowerPointを開いたまま、AIに修正や追加を頼みたい」という要望が寄せられたことを受け、アプリ内で完結できるAIアドインの提供を決定したとしています。
Mr.ガジェットスライド生成後にPowerPointへ書き出して仕上げる運用では、手直しのたびにWeb画面へ戻る手順が課題として挙げられていました。
Ms.ガジェット編集作業中に画面を行き来する回数が減るなら、資料をまとめる際の作業負荷がどこまで変わるか気になります。
AIアドインの主な機能と操作の流れ
提供予定のアドインでは、PowerPointの作業画面から離れることなく以下の操作が行えます。

- 選択したスライドの修正依頼:PowerPointを開いたまま、手直ししたいスライドを指定してその場で修正をAIに依頼できます。
- 続きのスライド生成:作成中の資料に続くページを、全体の流れを保ったままPowerPoint上でAIに書き足させることができます。
- 変更案の確認と反映:AIが提示した変更案を確認したうえで資料へ反映できるため、修正内容を把握しながら仕上げ作業を進められます。
Mr.ガジェット指示を出してすぐ上書きされるのではなく、提示された変更案を自分で確かめてからスライドへ適用できる構成になっています。
Ms.ガジェット既存のデザイン崩れや意図しない変更を事前にチェックしてから反映できる仕様は安心感がありそうです。
法人向けChatGPTサービス「ChatSense」の概要
ChatSenseは、セキュリティを強化した環境でChatGPTを利用できる法人・自治体向けの業務効率化サービスです。東証プライム上場企業を含む大手企業など、500社以上に導入されています。
無料のスタータープラン、スタンダードプラン、エンタープライズプランのすべてでチャット内容がAIの学習に利用されない保護機能を備えています。プロンプトの社内共有やメンバー一括管理、フォルダ&ドラッグ機能など法人向けの管理機能を備えており、初期費用は無料、最低利用期間の制限なしで提供されています。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。


無料プランを含めて入力内容が学習に使われない仕様が明示されている点は、業務資料を扱う立場として確認しやすいポイントですね。