株式会社ナレッジセンスは、法人向けChatGPTサービス「ChatSense」において、PC上の作業をAIに実行させる機能の定期実行開始時にPCのロック状態を確認し、ロック中は作業を開始せずにその理由を記録する新機能を提供予定であると発表しました。
新機能の概要と開発の背景
ナレッジセンスが提供するChatSenseでは、PC上の作業をAIに実行させて繰り返し行う業務を自動化する機能の開発が進められています。業務を定刻に自動で実行する仕組みは繰り返し業務の効率化に寄与する一方で、実行時刻にPCがロックされている場合は画面操作を伴う作業を正常に進められない課題がありました。

従来は作業が始まらなかった場合に原因の特定に手間がかかっていたことから、自動化に取り組む企業より実行されなかった理由を後から確認したいという要望が寄せられていました。これを受けて、定期実行の開始時にPCのロック状態を自動で判断する機能の提供が決定されました。
Mr.ガジェット画面操作を自動化するツールでは、PCがロック状態だと画面認識や入力が正常に動作しないため、事前に検知して停止する仕組みが導入されます。
Ms.ガジェット定期実行が動いていなかったときに、画面ロックが原因だったのか別の不具合なのかが切り分けられるのは分かりやすそうです。
PCロック判断機能の主な特徴
今回発表された機能には、画面操作ができない環境でのトラブルを防ぎ、定期実行の状況を把握しやすくするための以下の特徴が備わっています。
- 定期実行の開始時にPCのロック状態を確認: 定期実行を始める前にAIがPCのロック有無を確認し、画面を操作できない状態での進行を防止します。
- ロック中は作業を開始せず理由を記録: PCがロックされている場合は処理を開始せず理由を記録することで、中途半端な状態で処理が停止することを防ぎます。
- 作業が始まらなかった理由を後から確認可能: 記録された理由を確認できるため、PCの状態を把握しながら定期実行の管理を行えます。
Mr.ガジェット途中で止まってデータが不整合になるのを避けるため、実行開始前の段階でロック状態を判定して処理自体をスキップする設計になっています。
Ms.ガジェット中途半端に処理が進んでしまうより、開始せずに理由だけを残してくれる動作のほうが状況を確認しやすくて安心感があります。
法人向けChatGPTサービス「ChatSense」の提供体制
ChatSenseは、セキュリティを強化した環境でChatGPTを活用できる法人および自治体向けの業務効率化サービスです。東証プライム上場企業を含む大手企業など500社以上に導入されている実績があります。
同サービスでは、入力内容をAIの学習から保護する機能がエンタープライズプラン、スタンダードプラン、無料のスタータープランの全プラン共通で提供されています。さらに社内でのプロンプト共有やメンバーの一括管理、フォルダ&ドラッグ機能など法人利用向けの独自機能が備わっており、その大半が無料プランから利用可能です。また、初期費用は無料で最低利用期間の制限も設けられていません。
ローカルLLMに関する参考情報
ナレッジセンスでは法人向け生成AIの導入支援や機能拡張に加えて、社内環境に応じた活用技術としてローカルLLMに関する解説記事などの情報提供も行っています。
Ms.ガジェットクラウド型のChatGPTサービスだけでなく、ローカルLLMの情報発信も行われている点に注目したいです。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。


無料プランでも学習防止機能や法人向けの管理機能が共通して使える設計になっている点は、検討段階の企業にとって分かりやすいポイントに感じます。