株式会社ケーブルメディアワイワイは、加入者管理システムをNECネッツエスアイ株式会社の「CS-DCBEE」へ移行し、BBIX株式会社のクラウド型ネットワークサービス「OCX」による閉域網接続を採用すると発表しました。2026年10月の運用開始を予定しており、運用負荷の軽減と事業継続性の向上を図ります。
移行の背景とシステム基盤刷新の概要
ケーブルテレビ業界では、サーバ機器の供給不足や調達期間の長期化に加え、自然災害への対応や情報セキュリティ対策など、情報システム基盤に求められる要件が高度化しています。宮崎県延岡市を拠点にメディアサービスを展開するケーブルメディアワイワイは、既存システム基盤の更改時期を迎えたことを契機に、加入者管理システム基盤のクラウド化を決定しました。
今回の取り組みでは、従来の「DIGITAL CableBase EE(DCBEE)」から国内データセンター上のクラウド環境で利用できる「CS-DCBEE」へ移行します。あわせて、拠点間をインターネット経由ではなく閉域網で接続するため、BBIXが提供する「OCX」を活用したネットワーク環境を構築します。

Ms.ガジェットハードウェア調達の長期化や災害対策への対応といった課題に対し、オンプレミス環境の更改に合わせてクラウド基盤と閉域網接続への切り替えが進められます。
採用ソリューションと各社の役割
本取り組みにおいて導入される技術および各社の役割は以下の通りです。
- CS-DCBEE(NECネッツエスアイ提供): オンプレミス向け「DCBEE」を国内データセンター上のクラウド環境で提供する加入者管理システム。局内サーバの維持管理やハードウェア更改の負担を軽減し、利用状況に応じたリソース変更やバックアップ機能によるデータ保護を支援します。
- OCX(BBIX提供): 全国の接続拠点を介してクラウドサービスやデータセンター、拠点間を閉域網で接続するクラウド型ネットワークサービス。OCXポータルからオンデマンドにネットワークを構築・変更できる環境を提供します。
NECネッツエスアイはCS-DCBEEの提供を通じて設備更改や保守運用に伴う負担軽減を支援し、BBIXはOCXによりインターネットを経由しない接続環境を提供します。両サービスを組み合わせることで、拡張性の高いシステム基盤とオンデマンドなネットワークを構築し、将来のサービス拡充や構成変更に柔軟に対応できる体制を整えます。
Ms.ガジェット業務パッケージ「CS-DCBEE」のクラウド化と、ポータルから構成変更が可能な「OCX」の組み合わせにより、局内サーバ管理の削減とインターネットを経由しないセキュアな通信環境の両立が図られています。
今後の運用スケジュール
ケーブルメディアワイワイ、NECネッツエスアイ、BBIXの3社は、2026年10月の運用開始を予定しています。稼働開始後は基盤の安定稼働に取り組むとともに、本取り組みで得られた知見を生かしてサービスの高度化を図り、安定したケーブルテレビサービスの提供を継続していくとしています。
Ms.ガジェット新基盤の運用開始時期は2026年10月に設定されており、安定稼働とともに将来の機能拡充に向けた知見蓄積が目指されています。
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