株式会社バッファローは、株式会社ECC(以下、ECC)の校舎ネットワーク環境において、法人向けレイヤー2 Giga スマートスイッチ「BS-GS2108」とVPNルーター Giga 無線モデル「VR-U300W」が採用されたと発表しました。あわせて、バッファローのWebページにて本件に関する導入事例を公開しています。
ECCにおける回線運用の課題と集約の背景
対面レッスンを実施するECCの教室では、セキュリティ確保の観点から一般通信回線を個別に敷設し、基幹業務用の社内業務回線と物理的に分離して運用していました。しかし、対象となる拠点は約145校に及んでおり、拠点ごとに一般通信回線を契約することによるコストの増大と、各校に設置された通信機器の管理負担が課題となっていました。

Mr.ガジェット145校もの拠点で別々に通信回線を契約・管理していたとなると、コストだけでなく運用の手間も相当な規模になっていたことがうかがえます。
Ms.ガジェットセキュリティを保つために物理回線を分けていた運用から、どうやって安全性を落とさずに見直すのかは気になるポイントですね。
VLANによるネットワーク仮想分離とWi-Fi環境の追加
ECCからの相談を受けたバッファローは、物理的に分かれていた回線を1本へ集約する構成を提案しました。VLAN(仮想LAN)技術を用いてネットワークを仮想的に分離することにより、業務データと一般通信のセキュリティを担保しています。さらに、従来は有線接続のみだった社内業務回線に対してWi-Fi接続できる環境を追加しました。この構成は、新規オープンした心斎橋校で先行導入され、今後は随時全国の拠点へ整備が進められる予定です。

採用機器の仕様と価格
今回ECCのネットワーク基盤として採用された機器は以下の2製品です。いずれも希望小売価格が設定されています。
| 型番 | 製品種別 | ポート数 / 仕様 | 希望小売価格(税込) | 希望小売価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| BS-GS2108 | 法人向け レイヤー2 Giga スマートスイッチ | 8ポート | 35,200円 | 32,000円 |
| VR-U300W | VPNルーター Giga 無線モデル(VR-Uシリーズ) | 無線モデル | 56,100円 | 51,000円 |
Mr.ガジェットどちらも法人向けモデルですが、スマートスイッチとVPNルーターの価格が定価として明確に示されていますね。
Ms.ガジェット多拠点に展開していく規模のネットワーク機器として、機能と価格のバランスがどう組み合わされているのかに注目したいです。
スマートスイッチ「BS-GS2108」
「BS-GS2108」は、8ポートを備えた法人向けのレイヤー2 Giga スマートスイッチです。希望小売価格は税込35,200円(税抜32,000円)となっています。校内ネットワークの通信集約およびVLANによるセグメント管理を担います。

Ms.ガジェット8ポートのコンパクトなスマートスイッチなので、教室ごとの配線スペースや設置場所にもすっきりと収まりやすそうですね。
VPNルーター「VR-U300W」
「VR-U300W」は、ギガビット対応のVR-Uシリーズに属する法人向け無線モデルVPNルーターです。希望小売価格は税込56,100円(税抜51,000円)です。拠点間の安全な接続や、社内業務回線におけるWi-Fi接続環境の構築に対応します。

Ms.ガジェットVPN機能だけでなく無線ルーターの役割も1台で兼ねられる仕様は、拠点側の設置機材を増やしたくない構成に適していそうです。
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回線を1本にまとめつつ、VLANで社内用と一般用をしっかり分けてWi-Fiまで使えるようにしたのは、日々の業務の使い勝手も大きく変わりそうです。