ベストネット合同会社は、ゲームサーバーホスティング「BESTNET-GSERVER」において、PC(Steam)版『Arma 3』向け専用サーバーをリニューアルし、2026年11月3日より提供を開始しました。サーバーの構築や更新にSteamアカウントは不要で、ポート設定も通常は必要ありません。新たに32GBプラン「Enterprise」を追加した4プラン展開となっており、月額1,078円(税込)から利用できます。
リニューアルの概要と変更点
Bohemia Interactiveが開発・販売する『Arma 3』は、広大なフィールドで現代兵器や車両を用いた戦闘を体験できるミリタリーサンドボックスゲームです。今回のリニューアルでは、サーバー設定や料金プランが再構築されたほか、解説記事も刷新されました。ゲーム本体の取得と更新、ポートの割り当て、接続先の案内がゲームパネルのみで完結するように設計されています。

サーバーの構築および更新に利用者のSteamアカウントは不要となっており、ゲームパネルの起動タブにSteamのIDやパスワードを入力する欄は設けられていません。また、ゲームプレイ用、サーバー一覧問い合わせ用、Steam用、BattlEye用の計4本のポートが自動で割り当てられるため、手動によるポート設定は通常不要です。IPアドレスとポート番号からなる接続先情報は、起動のたびにコンソール上に表示されます。
なお、本サービスはPC版『Arma 3』専用サーバーホスティングであり、参加するプレイヤーは各自でPC版『Arma 3』本体を所持している必要があります。
Mr.ガジェット専用サーバーを立てる際につまずきやすいSteamログイン情報の入力やポート開放が最初から省かれている構成です。
Ms.ガジェット4本のポートが自動で割り当てられて起動画面に接続先がすぐ出る仕様なら、参加者への案内も迷わずに済みそうですね。
運用管理を省力化するゲームパネルの機能
ゲームパネル上での停止や再起動を実行した際は、進行データを保存してから約3秒でサーバーが停止する仕組みを備えています。また、管理者パスワードの欄が空欄の場合、サーバーごとにパスワードが自動発行されてコンソールに表示されます。ゲーム内チャットで「#login パスワード」を入力することで管理者としてログインでき、任意の固定値に変更することも可能です。
起動タブからは、サーバー名、最大接続人数(初期値32人)、参加パスワード、MOD設定、ヘッドレスクライアント、自動更新などを含む19項目のパラメーターを変更できます。ヘッドレスクライアントは0〜5台の範囲で台数を指定でき、サーバー起動から45秒後に自動起動し、サーバー停止時に連動して停止します。
Mr.ガジェット停止ボタンを押した際に進行状況を保存してから安全にシャットダウンする設計は、予期せぬ巻き戻りを防ぐ配慮がなされています。
Ms.ガジェットヘッドレスクライアントの台数を指定しておけば、45秒後にサーバーと自動連動して起動・停止してくれるのも手間が省けて助かります。
MOD管理とファイル保護の仕組み
MODの導入は、「@」から始まるMODフォルダをゲームパネルのファイル管理画面またはSFTP経由でアップロードし、起動タブに名称を記述して再起動する手順に対応しています。Arma 3 Launcherから出力されたプリセットファイル(.html)の読み込みにも対応しています。フォルダ名の大文字・小文字は区別されず、MODの鍵ファイル(.bikey)は起動時に自動で「keys」フォルダへ配置されます。一部のMODが見つからない場合でも警告を表示したうえで起動処理を継続します。なお、サーバー専用MODや鍵のみを登録するMOD向けの入力欄も個別に用意されています。
Steamワークショップからの自動ダウンロード機能は備わっておらず、個々のMODの動作保証は行われません。バージョン更新時には、server.cfg、basic.cfg、ミッションファイル、鍵、プロフィール、BattlEye設定、アップロード済みMODおよびプリセットの上書きや削除は行われない仕様となっています。
Mr.ガジェットワークショップからの自動取得はありませんが、HTMLプリセットの流用や鍵ファイルの自動配置に対応しており、フォルダの大文字・小文字も気にする必要がありません。
Ms.ガジェットサーバーの更新時や再インストール時にも設定ファイルやMODが上書き・削除されない仕様なので、再構築の不安が少なそうです。
自動復旧・バックアップ・監視体制
支払い完了後は、約5GBのゲーム本体が自動でセットアップされます。同社のテスト環境における初回構築時間は約7分で、インストール完了後は自動で起動します。ファイルの整合性チェックが行われ、不備があれば自動で再試行され、揃わない場合は失敗として処理されるため、不完全な状態で引き渡されることはありません。また、異常終了時には自動再起動が作動します。不調時にゲームパネルから再インストールを実行した場合でも、設定やミッション、MODなどのファイルは保持されます。
バックアップ機能は、容量を抑えるためゲーム本体とMODを除外し、ミッション、設定、鍵、プロフィールを対象としてプランに応じた世代数を保存可能です。復元を行った際はMODの再アップロードが必要となります。
ハードウェア面では、契約プランに適合した基準でホスト設備の混雑度を常時計測する独自技術(特許出願中:特願2026-119790)を採用しています。ラバーバンド(カクつき)の兆候を検知してリソース設計に反映するほか、より余裕のある設備へワールドデータと設定を保持したまま移動できる「ワンクリック・サーバー最適化」がゲームパネルから利用可能です。最適化の移動中は一時停止となり、完了後は接続先情報が変更されます。
インフラは国内データセンターに配置され、上位ネットワーク機器によるDDoS対策や、監視システムによる攻撃元通信の自動遮断機能を備えています。さらに、SFTP接続、二段階認証、サブユーザー設定、定期再起動・バックアップのスケジュール機能、多言語表示(日本語、英語、韓国語、簡体字、繁体字)にも対応しています。
Mr.ガジェット混雑度の監視方法について特許を出願しており、カクつきの兆候を検知して別設備へデータを引き継いだまま移れる仕組みが用意されています。
Ms.ガジェットバックアップが軽量化されてMOD除外になっている分、復元時にはMODの再アップロードが必要になる点はあらかじめ把握しておきたいですね。
料金プランとスペック一覧
料金プランは月額払いのみで提供され、一括前払いや最低利用期間の定めはなく、更新後も同額で継続利用できます。プラン間の変更はデータを保持したまま可能で、差額精算に対応しています。最大接続人数はプランによる制限はなく、初期値の32人からゲームパネルで変更できますが、同時プレイ可能な実人数はミッションやMODの負荷状況により変動します。
| プラン名 | メモリ | ディスク容量 | バックアップ世代数 | 月額(税込) | 月額(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| Small | 4GB | 100GB | 3世代 | 1,078円 | 980円 |
| Medium | 8GB | 150GB | 5世代 | 2,178円 | 1,980円 |
| Large | 16GB | 200GB | 10世代 | 3,828円 | 3,480円 |
| Enterprise(新設) | 32GB | 300GB | 10世代 | 6,578円 | 5,980円 |
Mr.ガジェット一括前払いや最低利用期間がなく月額払いで固定されているため、短期のイベント運用から継続的なクラン活動まで柔軟に利用できます。
Ms.ガジェットデータを保持したまま差額精算でプラン変更できるなら、参加人数やミッションの規模拡大に合わせて上位プランを試しやすいですね。
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