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オートデスク、ポートランド国際空港の再開発プロジェクトにおけるデジタルワークフローの活用事例を発表

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米国 Autodesk 社は、米国オレゴン州のポートランド国際空港(PDX)で進められているターミナル・コア再開発プロジェクト(Terminal Core Redevelopment Project:TCORE)において、同社のソリューションを活用したデジタルでつながるワークフローの導入事例を発表しました。複雑な設計・施工の連携や大規模なマスティンバー(大断面集成材)屋根の建設、エンボディドカーボンの削減などに貢献したとしています。 ポートランド港湾局が進める「PDX Next」プログラムの一環であるTCOREは、空港を稼働させたまま大規模な変革を行うプロジェクトです。SkanskaとHoffman Constructionのジョイントベンチャーが施工を主導し、ZGF Architectsが設計を担当しています。プロジェクトでは旅客収容能力を2倍に拡大しつつ、これからの空港体験のあり方を再定義しています。
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Autodeskのソリューションによるデジタル基盤の構築

オートデスク、ポートランド国際空港の再開発プロジェクトにおけるデジタルワークフローの活用事例を発表|Autodeskのソリューションによるデジタル基盤の構築
オートデスク、ポートランド国際空港の再開発プロジェクトにおけるデジタルワークフローの活用事例を発表 – 画像2
プロジェクトチームは Autodesk Revit を活用して既存ターミナルと将来設計の双方を詳細にモデル化し、意思決定のためのデジタル基盤を構築しました。さらに Autodesk ReCap Pro を使用してリアリティキャプチャデータをモデルに取り込むことで、現実の状況を可視化し、新設部分を既存施設に組み込む方法を正確に把握できるようにしています。 施工段階へ移行してからは、空港を利用者に開放した状態を維持しながら数百社が作業を進める必要がありました。そこで Autodesk Forma が各チームにクラウドベースの共通環境を提供し、建築家、エンジニア、施工会社、発注者が単一の情報源を共有しながら協働する仕組みを実現しています。
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大規模なマスティンバー屋根の施工と事前シミュレーション

共通のデジタル基盤が重要な役割を果たした要素のひとつが、約 9 エーカー(約 3 万 6,000 平方メートル)に及ぶ大規模なマスティンバー屋根の建設です。この屋根を支える柱はわずか 34 本であり、その施工には製造業に近いレベルの精密さが求められました。 プロジェクトチームは詳細なモデルを使用し、屋根モジュールのプレファブリケーションから輸送、所定の位置への吊り上げまで、施工プロセスのあらゆる工程を事前に計画しました。こうしたシミュレーションによって、作業手順や物流についてのチーム間での認識共有が進められています。

サステナビリティに関する成果と環境負荷の低減

同じモデルはサステナビリティに関する成果の把握にも活用されました。Arupのチームは Revit モデルを分析し、ファサード、屋根、構造に使用される材料を定量化しています。これにより、曲線状の木製梁や枝分かれする鉄骨柱といった複雑な部材の材料計測が正確に行われました。 モデルの整理により、新設する 2階部分ではエンボディドカーボンを 22%削減し、既存の 1階部分を再利用する効果を含めると 66%削減できることが実証されたとのことです。同社は、テクノロジーによる設計と施工の緊密な連携がプロジェクトの確実な遂行につながるとしています。
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