株式会社オーディオテクニカは、完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「ATH-TWX9MK3」を2026年11月20日に発売します。カラーバリエーションはブラック(BK)とベージュ(BG)の2色展開で、価格はオープン価格です。
リモートワークや学習、移動中など多様化する利用シーンにおいて安定した静寂空間と高品位な再生能力を提供することを目指し、ノイズキャンセリング機構や音響ドライバー、伝送コーデックなどが刷新されました。

完全ワイヤレスイヤホン「ATH-TWX9MK3」の概要と主な仕様
「ATH-TWX9MK3」は、周囲の環境や個人の装着状態に応じてノイズキャンセリング性能を最適化する機能と、ハイレゾ伝送に対応した音響設計を兼ね備えたフラッグシップモデルです。長時間の移動や作業に対応するバッテリー性能を備え、クリアな音声通話性能も盛り込まれています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ATH-TWX9MK3 |
| 発売日 | 2026年11月20日 |
| 価格 | オープン価格 |
| カラー展開 | BK(ブラック)、BG(ベージュ) |
| ドライバー | Pure Motion Driver Gen2(ベリリウムコーティング振動板) |
| 対応コーデック | LHDC-V5(最大192kHz/24bit対応)ほか |
| 連続再生時間(イヤホン単体) | 最大11時間(ANC ON) / 最大15時間(ANC OFF) |
| 合計再生時間(ケース併用) | 最大33時間(ANC ON) / 最大45時間(ANC OFF) |
Mr.ガジェットオープン価格のフラッグシップモデルとして、基本スペックの刷新がどの程度盛り込まれているかが注目点です。
Ms.ガジェットブラックとベージュの2色展開で、どちらの色味も落ち着いた雰囲気があるのか気になります。
個人差や装着の深さに自動対応する「フィット・アダプティブ」ANC
「ATH-TWX9MK3」には、新開発の適応型アクティブノイズキャンセリングシステム「フィット・アダプティブ」が搭載されています。前世代モデル「ATH-TWX9MK2」と比較してS/N比が向上した最新のMEMSマイクを採用し、ハウジング側のフィードフォワード制御用マイクと導管部側のフィードバック制御用マイクによりノイズ検出精度を高めました。
耳の形状や装着の深さは人によって異なり、同一人物でも左右で差が生じます。「フィット・アダプティブ」は装着状態をリアルタイムに検知し、状況に応じた最適なフィルター特性へ自動調整することで、電車や航空機での移動中、オフィスやカフェなど環境が変化する場所でも安定した静寂空間を維持します。

Mr.ガジェット左右の耳の形状や装着の深さのズレをリアルタイムに検知して補正する仕組みは、マイクのS/N比向上と合わせて実用面で興味深い設計です。
Ms.ガジェット歩いたり体を動かしたりしたときに装着位置が少しずれても、ノイズキャンセリングが自動で合わせてくれるのか気になります。
「Pure Motion Driver Gen2」と192kHz/24bit対応「LHDC-V5」
音響面では、振動板にベリリウムコーティングを施した「Pure Motion Driver」を進化させた「Pure Motion Driver Gen2」を採用しています。過渡特性と収束速度の向上により信号の立ち上がりが速くなり、音のにじみを大幅に低減したとしています。打楽器やピアノの音の輪郭をクリアに再現し、高解像度音源の緻密な描写を引き出します。

ワイヤレス伝送規格としては、最大192kHz/24bitの音声情報を伝送可能な新コーデック「LHDC-V5」に対応しました。各種ハイレゾ配信サービスの音源を高品位なまま伝送できるほか、可変ビットレート時には低い帯域幅で接続を維持できるため、電波環境が厳しい場所でも音切れが起きにくいメリットがあります。なお、本機能の利用には接続先機器がLHDC-V5に対応している必要があり、サンプリング周波数の上限はソース機器側の仕様に準じます。

Mr.ガジェットベリリウムコーティング振動板の過渡特性向上に加えて、192kHz/24bit伝送対応のLHDC-V5コーデックに対応した点が音質面での大きなトピックです。
Ms.ガジェット最大192kHz/24bitの伝送を活かすには、手持ちのスマートフォンや再生機器側のコーデック対応状況をあらかじめ確認しておきたいですね。
最大45時間再生のバッテリー駆動と「ニューロミュージック」機能
省電力性能の面では、新世代Bluetooth SoCの導入により同一条件での消費電力を改善しました。イヤホン単体での音楽再生時間は、ノイズキャンセリングON時で連続最大11時間、OFF時で連続最大15時間です。充電ケースを併用した場合は、ノイズキャンセリングON時で最大33時間、OFF時で最大45時間の連続再生に対応します。前機種「ATH-TWX9MK2」との比較では、ノイズキャンセリングON時の再生時間が約1.8倍に延びています。

また、専用スマートフォンアプリ「Connect」のサウンドスケープ機能には、VIE社が提供する「ニューロミュージック」が新たに搭載されました。神経科学の知見をもとに制作されたサウンドコンテンツで、リラックス状態に関わるとされるアルファ波や、認知機能に関わるとされるガンマ波のリズムを増強するサウンドを再生し、集中時や休憩時のコンディション調整をサポートします。
Mr.ガジェットANC有効時でもイヤホン単体で最大11時間、ケース併用で最大33時間まで延びており、前モデル比で約1.8倍のロングバッテリー化が図られています。
Ms.ガジェットバッテリーが長持ちするだけでなく、アプリに脳波リズムに着目したニューロミュージックが入っているのもユニークです。
発売記念キャンペーンと先行試聴展示の案内
オーディオテクニカ公式オンラインストアでは、「ATH-TWX9MK3 発売記念キャンペーン」が実施されます。2026年11月5日10:00から11月27日23:59までの期間中に公式オンラインストアで「ATH-TWX9MK3」を予約または購入した人を対象に、カラビナ付きのAudio-Technicaオリジナル「ミニポーチ」が1製品につき1個、商品に同梱してプレゼントされます。景品はなくなり次第終了となります。

発売に先駆け、2026年11月7日にステーションコンファレンス東京(東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー5F・6F)で開催される「秋のヘッドフォン祭 2026」のオーディオテクニカブース(5F・部屋番号503・11番)にて、「ATH-TWX9MK3」の初公開および試聴展示が実施されます。イベントの入場料は無料で、開催時間は11:00から18:00までとなっています。試聴への参加方法など最新情報はイベント公式サイトで案内されます。
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11月20日の発売前に、秋のヘッドフォン祭で実際の音や装着感を試せる機会があるのはうれしいですね。