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アスメック、Parantek製グローバルシャッター搭載IPカメラモジュール「DCC-3D0」の国内販売を開始

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作業ロボット、倉庫を走行する無人搬送車、および基板上にセンサーや端子が配置されたカメラモジュールの合成写真

アスメック株式会社は、韓国のカメラモジュールメーカーであるParantek社製のIPカメラモジュール「DCC-3D0」の販売を11月2日より開始しました。本製品は動く対象を正確に捉える性能と小型設計の両立を図ったデジタルH.264 IPビデオモジュールであり、ロボットや搬送機器などフィジカルAI領域を含む産業機器への映像入力を想定しています。一般的なローリングシャッター方式で発生しやすいフォーカルプレーン歪みやブレといった課題を低減する設計が採用されました。

作業ロボット、倉庫を走行する無人搬送車、および基板上にセンサーや端子が配置されたカメラモジュールの合成写真
目次

「DCC-3D0」の主要スペックと撮像素子

「DCC-3D0」には、onsemi製の1/2.6型・2メガピクセルカラーCMOSセンサー「AR0234CS」が組み込まれています。全画素を同時に露光するグローバルシャッター方式により、高速で動く物体や機器の振動が伴うシチュエーションでも形状の歪みが少ないクリアな映像を捉えられます。映像出力は最大1080pのフルHDに対応しており、既存のネットワークシステムへ柔軟に統合可能です。

Mr.ガジェット

一般的なローリングシャッターと異なり、全画素を同時に露光するグローバルシャッターは高速移動する被写体の歪みを抑えやすい仕組みです。

Ms.ガジェット

AGVやロボットアームのように動く機器へ組み込む場合、ブレや歪みがどこまで軽減されるかは重要な着眼点になりそうですね。

IP出力とPoE対応による配線の効率化

映像処理にはH.264圧縮を採用し、各種ネットワークプロトコルに対応したIPビデオモジュールとして機能します。電源供給はDC12V入力のほか、LANケーブル経由で電力を供給できるPoE(Power over Ethernet)をサポートしているのが特徴です。LANケーブル1本で映像伝送と電源供給を同時にまかなえるため、装置内部やシステム設置時の配線工数を削減できます。

Ms.ガジェット

PoE給電に対応していればLANケーブル1本で配線をまとめられるため、狭い機器内部への組み込み設計で扱いやすそうです。

画質調整と同期制御を支える画像処理機能

設置環境の照度変化や撮影条件へ適応するため、多彩な画像補正・制御機能が標準で盛り込まれています。

  • WDR(ワイドダイナミックレンジ):明暗差の激しい環境下でも白飛びや黒つぶれを低減
  • DSS(Sense-up):低照度環境において感度を高めて被写体の視認性を確保
  • 3D-DNR(3次元ノイズリダクション):映像信号のノイズを低減しクリアな画面を生成
  • TDN ICR:昼夜の光量変化に応じて赤外カットフィルターを機械的に切り替え
  • ストロボ出力:外部照明機器と撮影のタイミングを同期制御
  • RTC(リアルタイムクロック):記録映像へ正確な時刻情報を付与
Mr.ガジェット

WDRやDSSといった画質補正に加え、外部照明と連動できるストロボ出力やRTCまで一通り揃っている点が産業用途向けの特徴です。

Ms.ガジェット

外部照明との同期や昼夜のフィルター切り替えなど、実際の製造・監視現場に即した補助機能がしっかり入っています。

想定される産業用途と導入相談

本モジュールは、ロボットビジョンや協働ロボットによるワークのピッキング・位置決め撮影のほか、無人搬送車(AGV)や自律移動ロボットでの障害物検知、産業用検査装置での製品外観検査など幅広い用途に対応します。ドローンや移動体といった振動を伴う機器、セキュリティ・監視用途での配信にも適しています。製品価格やデモ機の手配、導入に関する技術相談は、正規代理店であるアスメック株式会社の窓口にて受け付けられています。

Ms.ガジェット

価格は個別問い合わせとなっていますが、デモ機の相談にも応じてもらえる体制なら実機検証のハードルが下がりそうです。

  • 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。
作業ロボット、倉庫を走行する無人搬送車、および基板上にセンサーや端子が配置されたカメラモジュールの合成写真

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