Shopify Plusパートナーである株式会社and.dは、2026年11月1日に公式コーポレートサイトの全面リニューアルを実施しました。あわせて、同社がShopifyストア向けに提供しているアプリ群「.amp(アンプ)」シリーズのブランドロゴおよび各アプリアイコンの刷新も行われています。
サイト刷新の背景と新コンセプト
and.dは2018年の設立以来、Shopifyストアの構築を起点として、日本の商習慣に合わせた公開アプリやカスタムアプリの開発を手がけてきました。配送日時指定や送料設定、複数配送先対応などの公開アプリは8本にのぼり、カスタムアプリを含めた開発実績は20件以上に達しています。2023年12月には、Shopify Japan主催の「Shopify Partner of the Year 2023 – Japan」において「Ecosystem App Developer of the Year 2023 Japan」を受賞しました。
事業の中心がアプリ開発・運用へシフトするなか、従来のウェブサイトではプロダクトの全体像や解決可能な課題が伝わりにくい状態になっていたと同社は説明しています。そこで今回の刷新では「ストアの可能性を拡げる」を新たなコンセプトに掲げ、提供機能の一覧性と相談導線を整えた構成へ改められました。
Mr.ガジェット日本の商習慣に合わせた機能群を公開アプリとして揃えつつ、サイト側でも実績の可視化を図った構成変更ですね。
Ms.ガジェット配送日時の指定や複数のお届け先対応など、国内のEC運営で直面しやすい要望がどのように整理されているのか確認したくなります。
「.amp」シリーズのロゴデザイン刷新
サイトリニューアルにあわせて、「.amp」シリーズのロゴと各アプリアイコンが一新されました。制作のテーマには「積み木のように簡単に使えるアプリ」というイメージが採用されています。従来のロゴの雰囲気を引き継ぎつつ、直感的な使いやすさが伝わる形状へと再設計されました。

新しいシンボルマークは、形と色の異なる3つのブロックを積み上げた造形です。配送や受注、予約、会員管理、販促などの役割を持つ各アプリを必要な分だけ組み合わせて価値を生み出す設計思想が表現されています。また、シリーズ名の由来である「ストアの可能性を拡げる(amplify)」という意味合いも、上方向へ広がるシルエットに反映されています。
Mr.ガジェット役割の異なるアプリを個別に組み合わせて使うという方針が、積み木のモチーフとして視覚化されています。
Ms.ガジェット単機能のアプリを積み上げて全体の機能を構築していく考え方が、アイコンのデザインにも統一して落とし込まれている点が興味深いです。
新コーポレートサイトの主な掲載内容
刷新されたコーポレートサイトでは、トップページからプロダクト情報や事例に素早くアクセスできるレイアウトが採られています。

提供中の公開アプリ8本の一覧
新サイトでは、提供されている8本の公開アプリが用途ごとに分類・整理されています。
- 配送日時指定.amp:配送希望日時の指定と、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便の出荷伝票作成に対応
- 配送カスタム.amp:配送地域や発送方法、代引きなどの条件に応じた配送料金の設定
- 複数配送先.amp:1回のチェックアウト処理で複数の届け先を登録可能
- テイクアウト&デリバリー.amp:国内向けのテイクアウトやデリバリー注文に対応し、複数店舗を管理
- チケット&予約管理.amp:電子チケットを用いたイベント、レッスン、施設等の受付管理
- ポイント&メンバーシップ.amp:購買や特定ミッション達成に応じたポイント付与
- レコメンド.amp:閲覧履歴データに基づく関連商品の自動表示
- Synergy!連携.amp:CRMツール「Synergy!」へ顧客データを自動連携
Mr.ガジェット物流伝票の出力からCRM連携まで、8本のアプリが担う領域が明確に分かれています。
Ms.ガジェット主要3社の配送伝票作成や店舗受け取りなど、実店舗や国内物流と密接に関わる機能が細かくカバーされている点が気になります。
カスタムアプリ開発の導入事例と情報発信
公開アプリの枠組みでは満たせない要件に対して専用構築した事例も紹介されています。プロサッカークラブのオンラインストアにおけるリーグ共通ID連携ログインをはじめ、水族館の電子チケット販売およびチェックイン、家具ブランド向けの顧客タイプ別配送設定、アウトドア用品店でのPOS在庫連携などの実績が掲載されました。
さらにサイト内では、送料無料設定やアップセル施策、客単価向上といったストア運営ノウハウを発信する「.amp ブログ」や、各アプリの更新情報を集約する「ニュース」コーナー、課題に応じた相談窓口への導線が設置されています。
Ms.ガジェット共通IDのログイン連携やPOS在庫連動など、公開アプリだけでは対応しきれない規模の独自要件に対する具体的な実装例が参考になりそうです。
- 本記事で使用している画像は、メディアユーザーとしてPR TIMESより提供されたプレスリリース素材を利用しています。


トップページから各アプリの機能や事例、相談窓口へスムーズに移れるよう設計されている点に使いやすさを感じます。