日本TOYOとIntelligence Designは、令和8年台風第25号に伴う災害支援として、2026年9月25日に佐倉市立寺崎小学校および佐倉市立佐倉中学校の避難所へ通信機器「CLOUD AIR-HOME(以下、Air Wi-Fi)」を設置したと発表しました。
災害の状況と設置の背景
千葉県の発表によると、2026年9月22日に台風25号による豪雨で北印旛沼などの堤防が決壊し、周辺で大規模な浸水被害が発生しています。佐倉市でも高崎川の氾濫をはじめ、住宅や道路などに被害が確認されているとのことです。

災害時のインターネット通信は、行政からの情報確認や安否連絡、避難所運営者間の情報共有を支える基盤となります。両社は佐倉市危機管理部の主導のもと、開設中の避難所へ通信機器を搬入し、通信環境の確保を支援しています。
Air Wi-Fiによる通信支援の特徴
今回の支援では、固定回線の新規開通工事を待たずにWi-Fi接続環境を追加した点が特徴となっています。避難者が災害情報を確認したり、家族と安否連絡を行ったりするための通信手段を増やしました。
- 電源に接続して使用するクラウドSIM対応の通信機器
- 複数の携帯電話事業者の回線に対応し、機器側でSIMカードの差し替えが不要
- 既設の校内ネットワークに変更を加えず、固定回線とは別の通信経路を追加可能
なお、利用には電源と利用可能な携帯電話網が必要となります。また、通信品質は基地局の稼働状況や現地の電波環境、回線の混雑状況などによって変動するとのことです。
今後の取り組みと今後の展望
両社は今回の設置経験を踏まえ、災害時の通信確保と避難所運営を支える取り組みを検討しています。日本TOYOでは平時の備えとして予備通信手段の配備場所や電源、運用手順の確認を進める方針です。一方、Intelligence Designでは避難所の来所者数や混雑状況の把握を支える用途で、AIカメラおよび映像解析技術の導入可能性を検討しています。
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