Amazfit Bip Maxは、Zepp Health Corporationが2026年5月21日にシルバーを発売、ダークブルーとカーボングレーを6月25日に追加投入したスクエア型のエントリースマートウォッチです。2.07インチAMOLEDディスプレイ、最大輝度3,000nit、通常使用で最大20日のバッテリー、約4GBのストレージ、GPT-4o統合のAI音声操作「Zepp Flow」を1台にまとめた「5つのMAX」が売りのモデル。今回はZepp Health Corporationよりご提供いただき、日常使いで一通り確認しました。
本記事では、Amazfit Bip Maxのデザインや装着感から、Zepp Flow AI・コンターマップ機能・バッテリー持ちまで詳しくレポートします。スマートウォッチ初購入の方や、格安スマートウォッチからの買い替えを検討している方に向けて、率直に解説します。
Amazfit Bip Maxの総合評価
Ms.ガジェット正直、エントリーモデルってどこまで使えるんですか?普通のスマートウォッチと差はあるんでしょうか。
Mr.ガジェットBip Maxは「エントリー帯のスペック飛び抜け」型ですね。同価格帯では珍しい2.07インチ大画面・5衛星GPS・約4GBストレージを揃え、上位機ActiveMaxの機能の多くを取り込んでいます。初購入の方の「失敗したくない」気持ちにしっかり応える設計です。
Amazfit Bip Maxは、Amazfitが掲げる「5つのMAX」をエントリー帯で実現した1台です。具体的には、画面の大きさのMAX(2.07インチAMOLED + 3,000nit)、バッテリーのMAX(通常使用20日)、機能のMAX(約4GBストレージで地図・音楽)、使いやすさのMAX(GPT-4o統合のZepp Flow音声操作)、コスパのMAXという5軸で訴求されています。
スクエア型のフォルムは、ラウンド型(円形)のActiveMaxとは異なる存在感を持ちます。腕時計らしい円形デザインを好む方にはActiveMaxが向く一方、スマートフォンに近い大画面で通知や地図を読みたい方にはBip Maxの形状が合います。
本機の評価を一言でまとめるなら「日常使いと気軽な登山入門の両立を狙えるエントリーモデル」です。本格的なトレイルランや連泊登山にはT-RexシリーズやActiveMaxが適しますが、街歩き・ジム・気軽なハイキング・健康モニタリングを中心に使う方には、エントリー帯で非常にバランスの取れた選択肢です。

- 2.07型 AMOLED・3,000nit 高輝度で屋外視認良好(バッテリー30%以上時)
- 通常使用最大20日のロングバッテリー
- 5衛星GPS+コンターマップ+GPX読込(YAMAP/ヤマレコ連携)
- Zepp Flow(GPT-4o統合)AI音声操作 + Food Log AI画像認識
- 約4GBストレージで地図・音楽保存対応(同価格帯最大級)
- 本体34.3gと同シリーズ内でも軽量
- Suica・PASMO(フェリカ)非対応
Amazfit Bip Maxのスペック

Ms.ガジェット5つのMAXって、それぞれどんな意味なんですか?
Mr.ガジェット順に「画面のMAX(2.07型AMOLED+3,000nit)」「バッテリーのMAX(通常20日)」「機能のMAX(約4GBストレージで地図・音楽)」「使いやすさのMAX(Zepp Flow音声操作)」「コスパのMAX」です。エントリー帯で大画面・大容量バッテリー・AI音声を揃えるという、戦略的な訴求になっていますね。
以下は公式サイト(amazfit.jp)で確認した全スペックです。
Amazfit Bip Max 全スペック一覧(クリックで展開)
| 項目 | スペック |
|---|---|
| ディスプレイ | 2.07インチ HD AMOLED / 432×514 / PPI 324 / 最大輝度3,000nit |
| 保護ガラス | 強化ガラス |
| OS | Zepp OS |
| GPS | GPS / GLONASS / Galileo / BDS / QZSS(5衛星) / シングルバンド円偏波GPSアンテナ |
| センサー | BioTracker 6.0 PPG(5PD + 2LED)/ 3軸加速度 / 3軸ジャイロ / 地磁気 / 環境光 |
| バッテリー | 550mAh / 通常使用最大20日 / ヘビー使用最大10日 / GPS連続最大40時間 |
| 充電 | マグネット式 / 約2.5時間 |
| 防水 | 5ATM(ISO 22810:2010 / 最大50m) |
| 本体サイズ | 約49.5×42.63×10.93mm |
| 重量 | 約52.6g(バンド含む)/ 約34.3g(本体のみ) |
| ボディ素材 | アルミニウム合金 + プラスチック |
| バンド | シリコン 22mm / 140〜205mm / クラシックピンバックル |
| Bluetooth | 5.3 BLE |
| ストレージ | 約4GB(音楽) |
| スポーツモード | 150種以上 |
| ウォッチフェイス | 200種以上 |
| 対応OS | Android 7.0以上 / iOS 15.0以上 |
| AI | Zepp Flow(メーカー資料ではGPT-4o統合と記載)/ Food Log(食事記録AI画像認識) |
| 同梱品 | 時計本体(純正バンド含む)/ 専用充電ベース(ケーブルなし)/ 取扱説明書 |
| カラー | シルバー / ダークブルー(初回限定)/ カーボングレー |
シリーズ内での位置付け(Bip Max / ActiveMax)


Amazfitのエントリー〜ミドル帯で近接した位置付けにあるActiveMaxと主要スペックを比較すると、Bip Maxは「画面の大きさと軽さに振ったスクエア型」、ActiveMaxは「バッテリーとスポーツ性能に振ったラウンド型」という棲み分けが見えてきます。
| 項目 | Bip Max(本機) | ActiveMax |
|---|---|---|
| 形状 | スクエア型 | ラウンド型 |
| ディスプレイ | 2.07型 AMOLED | 1.5型 AMOLED |
| 解像度 | 432×514 / 324PPI | 480×480 / 323PPI |
| 最大輝度 | 3,000nit | 3,000nit |
| バッテリー容量 | 550mAh | 658mAh |
| 通常使用 | 20日 | 25日 |
| GPS連続 | 40時間 | 64時間 |
| ストレージ | 約4GB | 約4GB |
| 重量(本体) | 34.3g | 39.5g |
Amazfit Bip Maxのレビュー・使用感
ここからはAmazfit Bip Maxの主要機能を、外観・ディスプレイ・操作性・健康機能・GPS・バッテリーなどの観点から順番に見ていきます。実機の使用感と、公式仕様・メーカー資料の情報を組み合わせ、購入検討時に確認したいポイントを整理します。
デザイン・ビルドクオリティ






Amazfit Bip Maxは、49.5×42.63×10.93mmのスクエア型ボディに、約34.3g(本体のみ)・約52.6g(バンド込み)という軽量設計を採用しています。ボディ素材はアルミニウム合金+プラスチック、ディスプレイ前面は強化ガラスで保護されています。
カラー展開はシルバー・ダークブルー(初回限定)・カーボングレーの3色で、シーンや好みに合わせて選べます。シルバーは2026年5月21日発売、ダークブルーとカーボングレーは2026年6月25日販売開始(2026年5月21日より予約受付)です。
Ms.ガジェットスクエア型って、iPhoneのApple Watchみたいな印象ですね。腕時計らしい円形と違って、画面いっぱいに情報が出る感じですか?
Mr.ガジェットほぼその通りですね。スクエア型は通知文字や地図の情報量を稼ぎやすく、スマートフォンの延長として使う方に向いています。一方で、腕時計らしい質感や見た目を重視する方にはラウンド型のActiveMaxがしっくりくるかもしれません。
バンドはシリコン製の22mm幅で、長さは140〜205mm。クラシックピンバックル方式を採用しており、22mm規格の市販バンドにも交換可能です。
なお実機を試した所感として、純正バンドの本体側ピンを取り付ける際にやや力が必要で、最初の数回は装着に慣れが必要に感じました。一度装着してしまえば日常使用で外れることはありませんが、頻繁にバンド交換を考えている方は、最初の操作にコツが要る点を念頭に置いてください。
ディスプレイ(2.07型AMOLED・3,000nit)

ディスプレイは2.07インチのHD AMOLEDで、解像度は432×514ピクセル、画素密度は324PPIです。最大輝度3,000nit、保護ガラスは強化ガラスで、屋外日中の使用も想定した明るさを備えています。
ただし公式仕様では、バッテリー残量30%未満時には最大輝度3,000nitに対応しないとされています。日常的に「常に3,000nitで光る」わけではなく、バッテリーに余裕がある状態で発揮されるピーク輝度として理解しておくと安心です。
Ms.ガジェット3,000nitって、どれくらい明るいんですか?普段使うスマートフォンと比べてどうでしょう。
Mr.ガジェット一般的なスマートフォンの最大輝度は1,000〜2,000nit前後で、ハイエンド機ではこれを上回るモデルもあります。3,000nitは数値上はその約1.5〜2倍の明るさで、晴天の屋外でも画面が読めるレベルですね。常用は自動輝度任せで十分で、ピーク輝度は屋外活動中に役立つ仕様です。
スクエア型のメリットとして、通知文字や地図情報の表示面積を確保しやすい点があります。スマートフォンに近い感覚で通知やメッセージを読みたい方にはマッチするフォーマットです。
操作性・Zepp OS・AI音声操作「Zepp Flow」

操作系はZepp OSベースで、タッチ操作と物理ボタンの組み合わせで行います。ホーム画面からのスワイプでウィジェット・通知・クイック設定にアクセスでき、150種類以上のスポーツモードや200種類以上のウォッチフェイスにも比較的少ない手順で到達できます。
注目機能のひとつが「Zepp Flow」と呼ばれるAI音声操作です。メーカー資料ではGPT-4oを統合した自然言語アシスタントと説明されており、ハンズフリーで「今日の天気は」「タイマー3分セット」といった指示が可能とされています。
Ms.ガジェットGPT-4oが腕時計に入っているって、すごいですね。普段どんな場面で役に立つんですか?
Mr.ガジェット料理中・運転中・ジム中など、スマートフォンを手で持ちにくい場面で本領を発揮します。複雑な対話というより、短い指示や情報取得を音声で済ませる用途が中心ですね。スマートフォンを取り出す手数を減らせるのが利点です。
Zepp Flowの日本語認識精度や反応速度は実利用のシーンで印象が変わるため、実際に手元で「タイマー3分」「明日の天気」などを試したうえで、快適さと限界の両面を判断すると納得しやすい機能です。
健康・フィットネス機能(BioTracker 6.0)
健康センサーの中核は、BioTracker 6.0 PPG生体センサー(5PD + 2LED)です。24時間の心拍数・血中酸素レベル(SpO2)・ストレスレベルのモニタリング、就寝時の睡眠スコア・深睡眠・レム睡眠の計測に対応します。
スポーツモードは150種以上で、ランニング・サイクリング・水泳・ヨガなど主要な種目を一通りカバーしています。
Ms.ガジェットSpO2の数値って、どれくらい正確なんですか?健康管理にどこまで頼っていいんでしょう。
Mr.ガジェットAmazfit Bip Maxは公式に「医療機器ではなく、医療診断目的では使用しないこと」と明記されています。正確な絶対値より「日々の傾向の把握」が目的の機能と捉えてください。毎日同じ条件で計測すると、自分のベースライン値の変化を追えます。
なお公式仕様には、入れ墨や濃い色調の皮膚にセンサーが接触する場合、データ精度が低下する可能性があるとの記載があります。気になる方は購入前にご確認ください。
GPS・5衛星対応とオフラインマップ
GPSはGPS・GLONASS・Galileo・BDS・QZSS(みちびき)の5衛星測位システムに対応し、シングルバンド円偏波GPSアンテナを搭載しています。GPS連続使用時間は最大40時間とされており、エントリー帯としては余裕のある仕様です。
特筆すべきは、約4GBのストレージを活用したコンターマップ(等高線地形図)機能と、YAMAP・ヤマレコのGPXデータ読込に対応している点です。気軽なハイキング・登山入門の用途で、スマートフォンを取り出さずにオフライン地図でナビゲーションが行えます。
Ms.ガジェットコンターマップって聞き慣れないんですが、何ですか?
Mr.ガジェット等高線地形図のことで、地形の起伏が線で表現された地図ですね。登山やトレッキングで地形を読みたい場面で有効です。Bip Maxは約4GBストレージのおかげで、事前に地図データを保存しておけば電波が届かない山中でも参照できます。
ただし、本格的な登山(長時間GPS稼働・気圧高度計・デュアルバンドGPS・MIL規格耐久性)が要求される用途では、同社のT-Rexシリーズがより適しています。Bip Maxは「気軽な登山・ハイキング入門」のポジションとしてご検討ください。
バッテリー持ち(通常20日・GPS連続40時間)

バッテリー容量は550mAhで、公称の動作時間は通常使用で最大20日、常時心拍モニタリングや通知が多めのヘビー使用時で最大10日、GPSモード連続で最大40時間です。充電はマグネット式で、満充電までの所要時間は公式仕様欄で約2.5時間とされています。
Ms.ガジェット毎日Apple Watchを充電するのが面倒で、長持ちのスマートウォッチに乗り換えたいんですが、20日って本当ですか?
Mr.ガジェット公称値は標準的な使い方を想定したものなので、常時心拍ON・睡眠トラッキングON・通知多めの環境では短くなります。それでも数日から1週間に1回の充電ペースで運用できる設計です。バッテリー一点においては、Apple Watch比で圧倒的に長く運用できます。
スピーカー・マイク・ハンズフリー通話
Bip Maxは内蔵スピーカーとマイクを搭載し、Bluetooth接続中のスマートフォン経由でハンズフリー通話が可能です。着信時に腕時計だけで応答でき、料理中や運転中など手がふさがる場面で便利な機能です。
また、約4GBストレージを活かして音楽ファイルをデバイス内に保存することもでき、Bluetoothイヤホンと組み合わせればスマートフォンなしでの音楽再生にも対応します。
Suica非対応・決済機能について

Amazfitの製品は共通して、日本のフェリカ(NFC Type-F)決済規格に対応していません。そのため、Suica・PASMOなどの交通系ICカードはBip Maxでは利用できません。
欧州ではZepp Pay(Mastercardのタッチ決済)が利用可能ですが、日本での提供時期は2026年6月時点で未定とされています。
Ms.ガジェットSuicaやPASMOが使えないのは、日常的に電車を使う身としては不便かも…
Mr.ガジェット日常の改札タッチをスマートウォッチで完結させたい方には、Bip Maxを含むAmazfit製品全般が現時点では選びにくいですね。一方で、スポーツ・アウトドア・健康モニタリングを中心に使う方なら、決済非対応はほぼ影響しません。利用シーンに応じて判断していただくのがおすすめです。
アプリ連携(Zepp App)


スマートフォンとの連携には、Amazfit共通の「Zepp App」を使います。動作要件はAndroid 7.0以上・iOS 15.0以上で、UIは日本語にも対応しています。
| 項目 | Bip Max |
|---|---|
| 対応Android | 7.0以上 |
| 対応iOS | 15.0以上 |
| アプリ | Zepp App |
Zepp App内では、健康データの確認・スポーツ記録の振り返り・ウォッチフェイス(200種以上)のカスタマイズ・追加アプリの管理が可能です。
まとめ
ここまでAmazfit Bip Maxの主要機能を見てきました。最後に、本機の立ち位置・メリットとデメリット・おすすめできる方を整理します。
Amazfit Bip Maxは「日常使いと気軽な登山入門の両立を狙えるエントリーモデル」

Amazfit Bip Maxは、エントリー帯のスマートウォッチでありながら「5つのMAX」(画面・バッテリー・機能・使いやすさ・コスパ)を掲げ、上位モデルの機能の多くをエントリー帯で楽しめるよう設計されたモデルです。
最大の強みは「2.07インチ大型AMOLED + 通常20日バッテリー + 5衛星GPS + 約4GBストレージ + Zepp Flow音声操作」を1台に集約している点です。スマートウォッチ初購入の方が「失敗したくない」気持ちで選びやすく、格安製品からの買い替えで「ちゃんとしたスマートウォッチ」を求める方にも応えるラインナップになっています。
一方で、Suica・PASMO非対応、本格登山用途は同社T-Rexシリーズに譲るなど、用途によっては別モデルが向くケースもあります。本機の得意領域は「日常使い + 気軽な登山入門 + AIを試したい層」と整理できます。
Amazfit Bip Maxのメリット・デメリット
各機能を確認した上で、改めてメリットとデメリットを整理します。

- 2.07型 AMOLED・3,000nit 高輝度で屋外視認良好(バッテリー30%以上時)
- 通常使用最大20日のロングバッテリー
- 5衛星GPS+コンターマップ+GPX読込(YAMAP/ヤマレコ連携)
- Zepp Flow(GPT-4o統合)AI音声操作 + Food Log AI画像認識
- 約4GBストレージで地図・音楽保存対応(同価格帯最大級)
- 本体34.3gと同シリーズ内でも軽量
- Suica・PASMO(フェリカ)非対応
こんな人におすすめ
- スマートウォッチを初めて持つ方(失敗したくないエントリー層)
- 格安スマートウォッチからの買い替えを考えている方
- Apple Watch のバッテリー持ちに不満を感じている方
- 気軽なハイキング・登山入門にコンターマップとGPXナビを使いたい方
- Zepp Flow音声操作などのAI機能を試したい方
- 22mmバンドで腕時計のようにカスタムしたい方
Ms.ガジェット私みたいに「初めてスマートウォッチを買う」って人にはぴったりですね。
Mr.ガジェットそうですね。エントリー帯で2.07インチ大画面・5衛星GPS・約4GBストレージ・AI音声操作を揃えた製品はそう多くありません。最初の1台として安心しておすすめできる構成です。
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