家庭用プロジェクターといえば「大画面で映画を楽しむ道具」というイメージが強いですが、最近は映画だけでなく、ゲーム、スポーツ観戦、アート表示、星空投影など、使い道がぐっと広がっています。
中でもXGIMI(エクスジミー)は、世界各国で高い評価を受けているプロジェクターブランドで、日本市場にも幅広いモデルを投入しています。
今回取り上げるのは、同ブランドの中でも方向性の異なる3モデルです。
- HORIZON S Max:4K対応・高輝度・IMAX Enhanced対応の、据え置き型ハイエンドモデル
- MoGo 3 Pro:Google TV搭載・明るさと可搬性を両立した高機能ポータブル
- Elfin Flip Pro:コンパクト&軽量、価格も手が届きやすいエントリークラス
本記事では、各モデルのスペックや特徴を客観的に整理したうえで、実際に使用して感じた使い勝手を細かくレビューします。
「設置スペース」「使う場所」「求める画質や明るさ」など、購入前に悩むポイントを一つずつクリアにしていきますので、これからプロジェクターを選ぶ方はぜひ参考にしてください。
3モデル比較早見表

- 映像美と迫力重視 → HORIZON S Max
4K解像度と3100 ISOルーメンの高輝度、IMAX Enhanced対応でシネマ体験を最大限に引き出します。映画・スポーツ・ゲームの迫力を重視するなら最有力候補。 - 持ち運び+多機能演出 → MoGo 3 Pro+マジカルレンズ+バッテリー付きスタンド
本体のポータブル性に加え、星空投影やアート演出、ケーブルレスでの屋外上映が可能。イベントやアウトドアにも幅広く対応。 - コンパクト&お手頃で外出もOK → Elfin Flip Pro
薄型軽量+バッテリー内蔵で持ち運びや設置が容易。初めてのプロジェクターや、家でも外でも使いたい人に最適。

用途と環境がポイントです。大画面メインならHORIZON、自由度ならMoGo 3 Pro、コスパ重視ならElfin Flip Proです
まずは今回レビューする3モデルの主要スペックを一覧で整理します。
ここを見れば、解像度や明るさ、サイズ感などの違いがひと目でわかります。
比較表はこちらから

明るさの数値が結構違いますね
製品 | 用途/特徴 | 解像度 | 輝度(ISO) | 色域 | HDR等 | 入力遅延(ゲーム) | 光源/寿命 | 投影サイズ | 自動調整 | スピーカー | OS/ストリーミング | ミラーリング | 端子 | 無線 | バッテリー | サイズ/重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HORIZON S Max | 4K・高輝度据え置き/IMAX Enhanced | 3840×2160 | 3100 lm | BT.2020 110% | HDR10 / HLG / Dolby Vision / IMAX Enhanced | ≤20ms(自動台形補正オフ) | Dual Light 2.0(レーザー+LED)/ – | 40–200″ | ISA 5.0(AF/台形/障害物回避/スクリーン調整/壁色補正) | Harman Kardon 12W×2(DTS:X/HD、Dolby Audio/DD/DD+) | Android TV 11 | DLNA / Chromecast | HDMI(eARC)×1、USB×2、DC×1 | Wi-Fi 5 / BT 5.1 | – | 234×273×174mm / 約4.81kg |
MoGo 3 Pro | ポータブルFHD/Google TV/アクセサリー対応 | 1920×1080 | 450 lm | DCI-P3 90% | HDR10 | ≤27ms(オフ)/ ≤60ms(オン) | LED / 25,000h | 40–200″ | ISA 2.0(AF/台形/障害物回避/スクリーン調整) | Harman Kardon 5W×2 | Google TV | DLNA / Google Cast | USB-C(PD)×1、USB×1、Micro HDMI(ARC)×1 | Wi-Fi 5 / BT 5.1 | –(※別売バッテリー付きスタンドで約2.5h駆動) | φ95×204.9mm / 約1.1kg |
Elfin Flip Pro | 薄型軽量・入門向け/内蔵バッテリー | 1920×1080 | 400 lm | Rec.709 113% | HDR10 | ≤26.3ms(オフ) | LED / 25,000h | 80–150″ | 自動AF/台形/障害物回避/スクリーン調整 | 3W×2(Dolby Audio/DD/DD+) | XGIMI OS(Netflix公式ライセンス) | DLNA / Miracast | HDMI×1、USB×1、DC×1 | Wi-Fi 5 / BT 5.1 | 15,000mAh(54Wh)/動画約2h | 235×218×64mm / 約1.42kg |

そうですね。特にHORIZON S Maxは日中リビングでも見やすい高輝度、他2機種は暗めの環境で真価を発揮します
映像美と迫力重視ならHORIZON S Max


リビングや専用シアタールームなど、落ち着いた場所で腰を据えて映像を楽しみたいならこの一台。
3100 ISOルーメンの明るさは日中でも映像をしっかり映し出し、4K+IMAX Enhanced+Dolby Visionの組み合わせが映画館さながらの没入感を生み出します。
大画面で観る最新映画やゲームの表現力にこだわりたい人には、他では味わえないレベルの「自宅シネマ」を実現します。

映像の奥行きと音の広がりが段違いです

HORIZON S Maxのスペック
HORIZON S Maxは、XGIMIの現行モデルの中でも最も高いスペックを持つ据え置き型プロジェクターです。
3100 ISOルーメンの高輝度と4K解像度に加え、IMAX EnhancedとDolby Visionに対応。映画館レベルのHDR映像体験を家庭で再現できます。
光源には「Dual Light 2.0」技術を採用し、トリプルレーザーとLEDを組み合わせることで高輝度・広色域・低ブルーライトを両立しています。BT.2020カバー率は110%と、業界でも上位クラスの色再現性能です。

高輝度×高解像度×広色域がそろったとき、家庭用プロジェクターの映像はここまで変わるのか、と実感できる一台です!
スペックなどはこちらから






項目 | 内容 |
---|---|
製品の分類 | ホームプロジェクター |
光源 | デュアルライト2.0テクノロジー |
ランプ寿命 | 20000時間(注16) |
ディスプレイ技術 | DLP |
ディスプレイチップ | 0.47” DMD |
3D | 対応(フレームパッキング & サイドバイサイド) |
対応形式 | HDR10、HLG、Dolby Vision、IMAX ENHANCED |
低遅延 | ゲームモード ≤ 20ミリ秒(自動台形補正オフ) |
MEMC(モーション補正技術) | 対応 |
明るさ | 3100 ISOルーメン |
標準解像度 | 3840 x 2160 ピクセル |
色域 | BT.2020 110% |
コントラスト比 | ダイナミック 1,000,000:1 |
レンズ | 高透光性コーティングレンズ |
目の保護 | 対応 |
自動台形補正 | ISA 5.0 中断なしの自動台形補正 |
フォーカス | ISA 5.0 オートフォーカス |
スクリーンへの自動アジャスト | 対応 |
障害物自動回避 | 対応 |
デジタルズーム | 対応 |
スローレシオ | 1.2:1 |
アスペクト比 | 16:9 / 4:3 |
投影方法 | 置き設置・正面投影 / 天吊り・正面投影 / 置き設置・背面投影 / 天吊り・背景投影 |
投影サイズ | 40~200インチ(注17) |
CPU | Cortex-A55 |
GPU | Mali-G52 |
RAM | 2GB |
ストレージ | 64GB(注18) |
システム | Android TV™ 11.0 |
高速起動 | 対応(STR) |
ミラーリングディスプレイ | DLNA / Google Cast |
スピーカー | 2 × 12W ハーマンカードン |
DTS-Virtual:X | 対応 |
DTS-HD | 対応 |
ドルビーオーディオ | 対応 |
ドルビーデジタル(DD) | 対応 |
ドルビーデジタルプラス(DD+) | 対応 |
Wi-Fi | WiFi 5 Dual-band 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 |
入力端子 | DC × 1 / HDMI(eARC対応)× 1 / USB × 2 |
ノイズレベル | <28dB@1m(注19) |
消費電力 | <300W |
電源 | AC100-240V, 50/60Hz |
製品サイズ(高さ × 幅 × 奥行き) | 234 x 273 x 174 mm(注20) |
製品重量 | 約 4.81 kg(注21) |
梱包サイズ(高さ × 幅 × 奥行き) | 245 x 393 x 310 mm(注20) |
梱包重量 | 約 7.4 kg(注21) |
同梱品 | 電源アダプター x1 / 取扱説明書 x1 / 保証書 x1 / Bluetooth リモコン x1 / 単4電池 ×2 |
注記
- ランプ寿命は理論値。使用環境・設定・使用時間により短くなる場合があります。
- 投影サイズは推奨範囲。最適画質は設置距離・環境光により異なります。
- 記載のストレージ容量は総容量。OS/プリインストールアプリにより実使用可能容量は減少します。
- ノイズは距離1mでの測定参考値。設置環境によって変動します。
- 外形寸法は公称値。個体差や測定条件により誤差が生じる場合があります。
- 重量は公称値。付属品の有無や個体差により前後します。

BT.2020 110%って何が良いんですか?

色の表現範囲が広がるので、現実に近い色彩や鮮やかな発色を再現できます
HORIZON S Maxのレビュー・使用感


映像の迫力と色再現性

4K解像度にIMAX Enhanced対応という組み合わせは、映画や高画質コンテンツでその力を存分に発揮します。
細部のシャープさはもちろん、Dolby Vision対応によるHDR映像は暗部の階調が豊かで、光の表現も滑らかです。
BT.2020 110%の広色域は、色鮮やかなアニメや風景映像で特に効果的。発色が濃いだけでなく、階調の中に自然な色のグラデーションが出るため、現実感のある映像に仕上がります。

HDRって本当に違いがわかります?

特に暗い場面や逆光の場面で違いが歴然。陰影や光の立体感が増します
明るさと環境適応
家庭用としてはトップクラスの3100 ISOルーメン。日中の明るいリビングでもカーテンを閉める程度で十分視聴可能です。

さらにISA 5.0が設置環境に合わせて自動で台形補正やフォーカス、障害物回避、壁色補正を行い、電源を入れてから数十秒で視聴可能な状態に。設置の手間がほとんどかかりません。

使い始めるまでの手間が少ないのは大きな魅力ですね!
音質と臨場感
Harman Kardonの12W×2スピーカーは、中音域のクリアさと低音の厚みを両立しています。
セリフは明瞭で、映画の効果音やゲームのBGMも迫力を持って再生可能。外部スピーカーを接続すればさらにスケールアップできますが、小〜中規模の部屋であれば内蔵スピーカーでも十分に満足できます。
設置性
約4.8kgの重量は持ち運びには向きませんが、その分設置時の安定感は抜群です。
デザインはスクエアに近いフォルムと落ち着いたウール調の仕上げで、リビングやシアタールームのインテリアにもなじみます。天井設置にも対応しており、本格的なホームシアター用途に向いています。

持ち運びよりも、常設して“家庭の映画館”を作るイメージが合います!

設置環境が決まっているなら、映像と音を最高クラスで楽しめますよ

コンパクト&お手頃で外出もしたいならElfin Flip Pro

初めてのプロジェクターや、予算を抑えつつも外でも楽しみたい人におすすめ。
薄型軽量で収納や持ち運びが簡単、しかもバッテリー内蔵なのでカフェや公園などコンセントがない場所でも再生可能。
Netflix公式ライセンス対応で、アプリから直接映画やドラマを再生できるのも嬉しいポイント。
一台で「ちょっと贅沢な日常」を気軽に始められるモデルです。

設置も持ち運びも圧倒的に手軽。
『とりあえずプロジェクターを試してみたい』という人にもおすすめできる気軽さです!

Elfin Flip Proのスペック
XGIMIの中で最もコンパクト&手頃な価格のスタンド一体型モデル。屋内外問わず気軽に使える入門機です。
Elfin Flip Proは、収納や持ち運びを重視したコンパクト設計が特徴です。本体にスタンドが一体化しており、投影角度を簡単に変えられます。
日本市場向けの特別仕様として内蔵バッテリーを搭載しており、コンセントがない場所でも長時間利用可能。さらにNetflix公式ライセンスを取得しているため、アプリを直接インストールして快適に視聴できます。

ハイエンドほどではありませんが、十分に楽しめる性能です
スペックなどはこちらから






項目 | 内容 |
---|---|
製品の分類 | ポータブルプロジェクター |
光源 | LED |
ランプ寿命 | 25000時間 |
ディスプレイ技術 | DLP |
ディスプレイチップ | 0.23″ DMD |
対応形式 | HDR 10 |
低遅延 | ゲームモード ≤ 26.3ミリ秒 (自動台形補正機能オフ) |
輝度 | 400 ISOルーメン |
標準解像度 | 1920 × 1080ピクセル |
色域 | Rec.709 113% |
レンズ | 高透光性コーティングレンズ |
自動台形補正 | 対応 |
フォーカス | オートフォーカス |
スクリーンへの自動アジャスト | 対応 |
障害物自動回避 | 対応 |
デジタルズーム | 対応 |
スローレシオ | 1.2:1 |
アスペクト比 | 16:9 |
投影方法 | 置き設置・正面投影 / 天吊り・正面投影 / 置き設置・背面投影 / 天吊り・背景投影 |
投影サイズ | 80~150 インチ |
CPU | MT9660 |
GPU | MT9660 |
RAM | 2GB |
ストレージ | 16GB |
システム | XGIMI OS |
高速起動 | 対応(STR) |
ミラーリングディスプレイ | DLNA/MiraCast |
スピーカー | 2 x 3W |
ドルビーオーディオ | 対応 |
ドルビーデジタル(DD) | 対応 |
ドルビーデジタルプラス(DD+) | 対応 |
Wi-Fi | Wifi 5 Dual-band 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 |
入力端子 | HDMI x 1 / USB x 1 / DC x 1 |
ノイズレベル | ≤28dB@1m |
消費電力 | <65W |
電源 | AC100-240V, 50/60Hz |
バッテリー容量 | 15000mAh(54Wh) |
再生時間 | ビデオ再生時間 2 時間 |
製品サイズ(高さ × 幅 × 奥行き) | 235 x 218 x 64 mm |
製品重量 | 1.42 kg |
Elfin Flip Proのレビュー・使用感

携帯性と設置の簡単さ
厚さわずか約6cmの薄型デザインは、バッグや棚にすっきり収まります。スタンド一体型のため、三脚や外付けスタンドが不要で、机や床に置くだけで設置完了。角度変更もスムーズです。

天井投影はできますか?

角度次第で可能です。軽いので安全性も高めです
映像品質


フルHD解像度と400 ISOルーメンの明るさは、暗めの室内や日没後の屋外利用に適しています。HDR10対応で、価格帯を考えると色の階調表現も優秀。自動台形補正とオートフォーカスを搭載しているため、置き場所を変えてもすぐに調整が完了します。

このクラスでも映像きれいですか?

サイズと価格を考えると十分です。シネマ用途なら暗めの環境がベストです
音質
スピーカーは、小型ながらも中音域が明瞭でセリフの聞き取りやすさがあります。大音量や迫力重視の場合は外部スピーカーと組み合わせるのがおすすめです。
バッテリー駆動と屋外利用
内蔵バッテリーで最大約2時間再生可能。キャンプや庭での映画鑑賞など、電源がない場所でも気軽に使えます。

バッテリー内蔵はアウトドア派には大きな利点ですね!

持ち運び+多機能演出ならMoGo 3 Pro


MoGo 3 Proのスペック
MoGo 3 Proは、ポータブルサイズながらフルHD解像度と高輝度、そして使い勝手を高める機能を多く備えたモデルです。
重量は1kg強と軽く、持ち運びが容易。内蔵バッテリーは非搭載ですが、外部電源やアクセサリーとの組み合わせで長時間利用できます。
ストラップ付きで持ち歩きやすく、内蔵のスタンドは角度調整が可能。壁だけでなく天井にも投影できるため、寝室での使用にも向いています。
スペックなどはこちらから






項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | XGIMI MoGo 3 Pro |
製品の分類 | ポータブルプロジェクター |
光源 | LED |
ランプ寿命 | 25000時間 |
ディスプレイ技術 | DLP |
ディスプレイチップ | 0.23″ DMD |
対応形式 | HDR 10 |
低遅延 | 1080P/60 Hz, ゲームモード ≤ 27ms (自動台形補正オフ) / ≤ 60ms (自動台形補正オン) |
輝度 | 450 ISO Lumens |
標準解像度 | 1920 × 1080ピクセル |
色域 | DCI-P3 90% |
レンズ | 高透光性コーティングレンズ |
目の保護 | インテリジェントな目の保護 |
自動台形補正 | ISA 2.0 中断なしの自動台形補正 |
フォーカス | ISA 2.0 中断なしのオートフォーカス |
スクリーンへの自動アジャスト | 対応 |
障害物自動回避 | 対応 |
デジタルズーム | 対応 |
スローレシオ | 1.2:1 |
アスペクト比 | 16:9 / 4:3 |
投影方法 | 置き設置・正面投影 / 天吊り・正面投影 / 置き設置・背面投影 / 天吊り・背景投影 |
投影サイズ | 40~200インチ |
CPU | CA53x4 1.35GHz |
GPU | G52 MC1 |
RAM | 2GB |
ストレージ | 16GB |
システム | Google TV |
高速起動 | 対応(STR) |
ミラーリングディスプレイ | DLNA / Google Cast |
スピーカー | 2 x 5W Harman/Kardon |
ドルビーオーディオ | 対応 |
ドルビーデジタル(DD) | 対応 |
ドルビーデジタルプラス(DD+) | 対応 |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 Dual-band 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 |
入力端子 | USB type-C ×1(PD3.0対応) / USB ×1 / Micro HDMI (ARC対応) ×1 |
ノイズレベル | ≤32dB@1m |
消費電力 | 65W |
電力仕様 | AC100-240V, 50/60Hz |
製品サイズ(直径 x 高さ) | φ95 x 204.9 mm |
製品重量 | 1.1 kg |
梱包サイズ(高さ × 幅 × 奥行き) | 299 x 159 x 145 mm |
梱包重量 | 1.75 kg |
同梱品 | 電源プラグ x1 / 取扱説明書 x1 / 保証書 x1 / Bluetooth リモコン x1 / 単4電池 ×2 |
MoGo 3 Proのレビュー・使用感




携帯性と設置の自由度
約1.1kgの軽量設計で、片手で持ち運べるサイズ感です。

手軽に持ち運べるのに、映像と音のクオリティは妥協しない。普段使いからアウトドアまで幅広く対応できるバランス型です!
映像品質
フルHDの解像度はポータブル機として十分な精細感。HDR10対応により、色のコントラストや暗部表現も良好です。
明るさは屋内使用で特に安心感があります。壁色補正や自動台形補正、オートフォーカスも搭載しており、設置場所を選びません。
音質と使い方の幅
スピーカーは中音域が明瞭で、音楽やセリフを聞き取りやすいチューニング。屋外ではBluetoothスピーカーとして単独利用も可能です。
Google TV搭載でNetflix、YouTube、Amazon Prime Videoなどの主要アプリを直接再生可能。Wi-Fiさえあれば、キャンプ場や旅行先でも動画視聴環境をすぐ整えられます。

バッテリー非搭載って不便じゃないですか?

屋外利用が多いなら、後述のバッテリー付きスタンドと組み合わせるのがおすすめです
デザインと質感
コンパクトながらシックな色合いと高級感のある素材で、リビングにもアウトドアにも違和感なくなじみます。角のないフォルムは持ちやすく、安全性も高めています。

ポータブル機の中では“見た目も機能も妥協なし”という仕上がりです

MoGo 3 Pro用アクセサリー
XGIMI マジカルレンズのスペック

マジカルレンズは、MoGo 3 Proのレンズ部分に取り付けることで、星空やアート映像を壁や天井に投影できる純正オプションです。
専用アプリ「XGIMI Wall」と連動し、映像のテーマや演出を切り替え可能。VRゴーグルを使わずに没入感のある映像空間を作れます。
項目 | 内容 |
---|---|
対応機種 | MoGo 3 Pro |
重量 | 約40g |
機能 | 星空・アートなど特殊映像の投影 |

普通の映画もこのレンズで見られます?

通常映像用ではありません。演出系の映像専用です
XGIMI マジカルレンズのレビュー・使用感


映像演出の魅力

専用コンテンツの星空は、まるでプラネタリウムのような立体感と奥行きがあり、天井いっぱいに広がる星雲や星座を楽しめます。
アートモードでは、壁面を抽象的な模様や幻想的な映像で彩り、ホームパーティーの演出にも活躍します。
設置と操作
レンズの着脱はワンタッチ。アプリ連動も簡単で、スマホからテーマを選ぶだけで切り替え可能。
映像と音楽を同時に流せるため、リラックスタイムの演出にもぴったりです。

XGIMI バッテリー付きスタンドのスペック
バッテリー付きスタンドは、最大2.5時間の映像再生が可能なモバイルバッテリーを内蔵したフロアスタンドです。MoGo 3 Proを取り付けて高さを変えられるため、室内の設置自由度が大幅に向上します。
スペック表はこちらから
項目 | 内容 |
---|---|
製品番号 | XGIMI バッテリー付きスタンド |
対応製品 | MoGo 3 Pro |
製品の高さ | 665 mm |
製品の直径 | 32 mm |
製品サイズ(高さ × 幅 × 奥行き) | 410 x 32 x 32 mm(支柱1本) |
バッテリー容量 | 72Wh 20000mAh (3.6V 5000mAh × 4) |
定格出力 | 20V/3.25A |
ポート仕様 | USB-C出力 ×1、USB-C入力 ×1 |
材質 | PU、PVC、EVA、アルミニウム合金 |
最大サポート重量 | ≤1.5 kg |
製品重量 | 760 g |
梱包重量 | 900 g |
梱包サイズ(高さ × 幅 × 奥行き) | 446 x 98 x 57 mm |
保証書 | x1 |
Bluetoothリモコン | Bluetooth リモコン ×1 |
単4電池 | ×2 |
同梱品 | XGIMI バッテリー付きスタンド、USB-C充電ケーブル、取扱説明書 |
XGIMI バッテリー付きスタンドのレビュー・使用感


ケーブルレスの快適さ
屋外や電源の取りづらい場所でも、スタンド1台で映像再生が可能。見た目にもケーブルがないためスッキリとし、移動も容易です。

置き場所の自由度が一気に上がりますね!
設置自由度
高さ調整が可能で、視聴環境や座る位置に合わせて最適化できます。
室内ではソファ前やベッド横など、従来設置が難しかった場所にも設置できます。

まとめ

3モデルとも、それぞれの強みが明確です。
自宅メインなら HORIZON S Max、自由な場所で多用途に使うなら MoGo 3 Pro(+アクセサリー)、コスパと携帯性なら Elfin Flip Pro が有力候補。
設置環境・使いたいシーン・予算に応じて選べば、どのモデルでもXGIMIならではの高品質な映像体験を楽しめますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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