TenstorrentとRazerが共同開発したAIアクセラレーターを発表
Tenstorrentは、2026年1月6日、ゲーミングブランドRazerと共同で開発した第1世代コンパクトAIアクセラレーターを発表しました。発表はCES 2026の会場で行われました。

このアクセラレーターは、エッジAI(デバイス上でAI処理を行うこと)の開発に特化しており、コンパクトでモジュラーな設計が特徴です。Thunderbolt 5に対応することで、高速なデータ転送と低遅延を実現しています。
エッジAI開発の可能性を広げる技術
TenstorrentのWormhole n150を活用し、マルチチップ開発におけるスケーラビリティを確保しています。これにより、開発者はデスクトップ環境で手軽にポータブルなエッジAI計算を行うことが可能になります。

また、Tenstorrentのオープンソースソフトウェアスタックを利用することで、大規模言語モデル(LLM)や画像生成モデルなど、幅広いAI/ML(機械学習)ワークロードを実行できます。ソフトウェアはGitHubにて公開されています(https://github.com/tenstorrent)。
モジュール性と拡張性が特徴
本デバイスは、小型フォームファクターで最新のThunderbolt技術に対応しており、ノートパソコンとの接続も容易です。開発者は手軽にTenstorrentのエコシステムに参加できます。
さらに、最大4台までのデイジーチェーン接続に対応しており、より大規模なモデルに対する処理能力を拡張できます。これにより、デスクトップサイズのクラスターを構築し、エッジAIの実験や導入を促進することが期待されます。
主な特徴
- コンパクトでモジュラー設計
- Thunderbolt 5による高速接続
- 最大4台までのデイジーチェーン接続による拡張性
- Tenstorrentのオープンソースソフトウェアスタックとの互換性
RazerとTenstorrentのコメント
Razerのノートブック&アクセサリー部門責任者であるトラビス・ファースト氏は、「エッジAI開発者は、パワー、柔軟性、そしてモビリティを求めている。この協業により、そのすべてを実現した」と述べています。
Tenstorrentは、「最先端AIアクセラレーション技術と、Razerの高性能エンジニアリングおよび外付け筐体設計の専門知識を組み合わせることで、エッジAI開発をさらに前進させる」とコメントしています。RazerのAIに関するビジョンの一環として、ポータブルで高性能な演算環境を開発者に提供していく方針です。
CES 2026での展示
CES 2026では、TenstorrentのコンパクトAIアクセラレーターが実際に展示されています。会場はVenetian 4階 Zeno 4702です。詳細はTenstorrentのウェブサイト(https://tenstorrent.com/vision)で確認できます。
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