ペーパーロジック株式会社は、日本通信株式会社の連結子会社であるmy FinTech株式会社と、電子証明書・電子署名・デジタルIDサービスにおける包括的業務提携契約を締結したと発表しました。本提携により、日本通信グループの第4世代認証技術「FPoS(Fintech Platform over Security module)」を活用した新たな商用サービスの提供を開始します。
FPoS技術を活用した次世代電子契約基盤の提供
市場で広く普及している従来の電子契約は、メールアドレス等で簡易的に本人確認を行う立会人型(事業者署名型)が中心であり、デジタル認印に相当するものとなっています。しかし、脱ハンコやペーパーレス化の加速に伴い、本来は実印による厳格な合意が必要である高額取引や重要契約においても利用されるケースが増加しており、なりすましや署名の否認といった法的リスクが懸念されていました。
一方、厳格な当事者型(デジタルの実印)は導入の手間やコスト、外部サーバーへの秘密鍵の預託といった構造的な課題を抱えていました。今回の提携では、FPoS技術を自社の契約基盤へ統合することで、手軽さと絶対的な安全性を両立した次世代の電子契約を実現しています。
Ms.ガジェット本提携によるソリューションの主な特長
新サービスでは、スマートフォンの活用により高度な本人確認と安全な署名を実現しています。主な特長は以下の通りです。
- マイナンバーカードをかざすだけで公的個人認証(JPKI)による本人確認(eKYC)が完了し、スマホ内のセキュア領域に電子証明書が自動生成されます。
- デジタル実印となる秘密鍵がユーザー自身のスマホ内に保管されるため、外部サーバーからの不正アクセスリスクを遮断します。
- 2回目以降の契約締結はスマホに届く通知から顔認証等を経て1タップで完了し、毎回の手続きが不要となります。
- 不動産取引や金融機関の厳格な本人確認など、高い安全性とスピードが求められるビジネスシーンに最適化されています。
Ms.ガジェットサービス提供のスケジュール
ペーパーロジックは、my電子証明書を用いた国際標準のPAdES規格準拠のPDF電子署名を実現する新たな商用サービスの製品版を、2026年9月1日より提供開始する予定です。
両社は今回の提携を通じて、金融や行政をはじめとするあらゆるビジネスシーンにおいて、スマートフォン1台で誰もが安全かつ便利に取引できる社会基盤の構築を目指すとしています。
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