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パナソニック、飛沫感染対策における気体状次亜塩素酸の効果を検証
パナソニック株式会社は、気体状次亜塩素酸が飛沫に含まれるインフルエンザウイルスに対して高い不活化効果を示すことを検証したと発表しました。この検証は、実使用を模擬した環境で行われた点が特徴です。

近年の感染症流行を受け、飛沫感染対策の重要性が再認識されています。パナソニックは、約40年にわたる次亜塩素酸技術の研究で、数多くの除菌・ウイルス抑制効果を確認してきたとのことです。
産学連携による効果検証の進展
パナソニックは2025年から、ヒトの感染リスク抑制に向けた効果検証を、産学連携のもとで進めています。今回の検証は、これまで実施してきた「疾病等の原因物質抑制」から「疾病等の抑制」に向けた取り組みの一環として行われたものです。

これまでの検証は、空気感染や接触感染を想定したものでしたが、今回新たに飛沫感染を想定した試験を実施しました。その結果、気体状次亜塩素酸が飛沫中のインフルエンザウイルスを98.5%以上不活化することが確認されたとしています。
検証方法と結果の詳細
今回の検証では、気体状次亜塩素酸が水に包まれたインフルエンザウイルスを秒単位で不活化すること、そして模擬咳による飛沫を捕集する技術が不可欠でした。これらの技術を確立した上で、模擬咳発生装置から噴霧された飛沫を気体状次亜塩素酸に接触させ、2mの位置で捕集して検証を行いました。
検証結果から、空間内を一定の次亜塩素酸濃度に維持することで、気体状次亜塩素酸が飛沫中の水分に急速に溶け込み、濃縮された次亜塩素酸がウイルスに作用すると推察されています。北海道大学の迫田義博教授は、今回の検証結果について、他のインフルエンザウイルスや細菌への効果も期待できると述べています。
Ms.ガジェット今回の検証は、飛沫感染対策の可能性を示すものとして注目されます。今後の研究開発に期待したいですね!
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